後悔しない家づくりのために 注文住宅と建売住宅の違いを知ろう メリット・デメリットを分かりやすく解説

2026.02.13

マイホームの購入は、多くの人にとって人生の中でも大きな決断のひとつです。

限られた予算や希望条件の中で、「どんな家を選ぶか」はとても重要なポイントになります。

新築一戸建てを検討する際に、特に多くの方が悩むのが「注文住宅」と「建売住宅」、どちらを選ぶべきかという点ではないでしょうか。

この記事では、注文住宅と建売住宅それぞれの特徴やメリット・デメリットを比較しながら解説します。

注文住宅 建売住宅
それぞれの特徴やメリット・デメリット

新築一戸建てを検討する際、多くの方がまず悩むのが「注文住宅にするか、それとも建売住宅にするか」という点です。

注文住宅は自由度が高い反面、時間やコストがかかるイメージがあり、一方で建売住宅は手軽さや価格面に魅力を感じる方も少なくありません。

家づくりで後悔しないためには、それぞれの特徴やメリット・デメリットを正しく理解したうえで選ぶことが大切です。

まずは比較対象となる建売住宅について見ていきましょう。


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建売住宅とは?

建売住宅とは、不動産会社やハウスメーカーが土地と建物をセットで企画・開発し、完成済みまたは完成間近の状態で販売している住宅を指します。

あらかじめ間取りや仕様が決まっているため、内覧を行い、実際の広さや雰囲気を確認したうえで購入を検討できる点が特徴です。

購入後に大きな間取り変更をすることは難しいものの、完成後のイメージとのギャップが起こりにくい点は安心材料といえるでしょう。


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◆建売住宅のメリット

1. 価格が比較的抑えられている

同じ仕様の住宅を複数棟まとめて建築するケースが多く、スケールメリットによって建設コストを抑えやすくなります。 その結果、注文住宅と比べて価格が抑えられている場合が多いです。

2. 完成した建物を見て判断できる

実際の家の広さや日当たり、周辺環境を確認してから判断できるため、「思っていたイメージと違った」という失敗を防ぎやすくなります。

3. 入居までの期間が短い

すでに完成している、または完成時期が決まっているため、契約から入居までが比較的スムーズです。早く新生活を始めたい方にとっては大きなメリットです。

4. 周辺環境が分かりやすい

分譲地の場合、街並みや隣家との距離感などを現地で確認でき、住んだあとの生活をイメージしやすくなります。


◆建売住宅のデメリット

1. 間取りや仕様の自由度が低い

すでに設計が決まっているため、細かなカスタマイズや大きな変更は難しいのが一般的です。 リフォームを前提に考えていても、間取り変更などには追加コストが発生します。 

2. 品質やアフターサービスに差が出やすい

建売住宅は価格勝負になるケースが多いため、コストダウンを最優先している不動産会社やハウスメーカーの場合、使用されている建材や工法の品質に差が出ることもあります。

購入前に信頼できる不動産会社やハウスメーカーかどうかや、アフターサービスの内容をしっかり確認しておくことが重要です。

3. 外観・仕様が似通いやすい

同じ分譲地内では、外観や内装のテイストが似ることが多く、個性を重視したい方には物足りなく感じる場合があります。



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続いて、注文住宅について解説します

注文住宅は、自分たちの理想の暮らしを軸に家づくりを進めたい方に選ばれている住まいの形です。

注文住宅とは?

注文住宅とは、土地を用意したうえで、間取りやデザイン、設備などを一から考えて建てる住宅のことです。
ハウスメーカーや工務店、設計事務所、建築家などと打ち合わせを重ねながら、ライフスタイルや価値観に合った住まいを形にしていきます。

自由度が高い分、決めることが多く、時間やコストがかかる点も理解しておく必要があります。


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◆注文住宅のメリット

1. 自由度が高い

間取りや素材、設備に至るまで細かく選べるため、家族の理想やこだわりを反映した家づくりが可能です。


2. デザイン性・機能性にこだわれる

建築家や設計者と相談しながら、断熱性・耐震性・バリアフリーなど、性能面にも配慮した住まいを実現できます。

3. 将来を見据えた設計ができる

子育て期、2世帯住宅、老後の暮らしなどを想定した設計ができ、長く快適に住み続けるための工夫を取り入れられます。

4. 愛着がわきやすい

打ち合わせを重ねて完成した住まいは、「自分たちの家」という実感が強く、住み始めてからの満足度も高まりやすいです。

◆注文住宅のデメリット

1. コストが高くなりやすい

建売住宅に比べると、設計の自由度が高い分、こだわりを重ねるほど、予算が膨らみやすい傾向があります。

2. 完成までに時間がかかる

理想の家を建てるために、多くの打ち合わせや決定事項があります。

建物のデザインから設備の選択まで、時間と労力を必要とします。 また、施工期間も半年から1年以上かかる場合もあり、急いで入居したい人にはハードルが高いです。

3. 完成後のイメージがつかみにくい

設計図やCGパースなどでイメージを把握していても、実際に完成してみると「イメージと違う」と感じることがあります。

建築家や設計者とのコミュニケーションが不足すると、ミスマッチの原因になりやすいので注意が必要です。

4. トラブルやリスク管理の難しさ

設計や施工のプロセスが多段階にわたるため、施工不良や資材トラブルなど、不測の事態が起きる可能性があります。

信頼できる施工業者を選ばないと、完成後に修繕費用がかさむ恐れもあります。 


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今回ご紹介したように、注文住宅と建売住宅は、同じ新築一戸建てでも考え方や進め方が大きく異なります。

次回は、「どんな人が注文住宅・建売住宅に向いているのか」を解説していきます。