東京都江東区に、とても印象的な邸宅が誕生した。外観はスレートと木のシンプルでモダンな佇まいだが、扉を開けると内観はまるでリゾートにある建物のよう。それもそのはず。この作品は、お施主様からリゾートのような雰囲気や、非日常感のある空間を希望されて誕生したものなのだ。その詳細をご紹介しよう。
この建築家に雰囲気を壊さないように、業務用冷蔵庫がカウンター下に設置されている。お客様に料理を振る舞うのはお施主様だ。正面奥の壁には葦を使用。ここに120インチのスクリーンをおろし、プロジェクターで映画などを楽しむことも。天井の木目とあわせてリゾート感を演出した
1階の多目的ルーム。簡単な打ち合わせはこの場所を使用することが多いという。天井に葦を使用。シンプルなタイル、白い壁とカラフルなテーブルカバーと組み合わせることで、軽やかなタヒチのリゾート感を演出
吹き抜けの木材で仕上げられた天井、明るい螺旋階段エリア、大きな三角窓などにより、リゾート感溢れる光景
2階のフリールーム。寝ることもできるように、ソファーベットを設置した。壁がなく、開放感を強く感じる場所だ