
時を重ねるほどに味わいを増す素材が 日常を包み込む住まい
札幌市に、自然素材に彩られた空間が特徴的な平屋住宅が誕生した。外壁に道南杉、光と風を取り込む窓にニヤトー、床や家具にナラ、天井にシナやヨシ、壁には札幌軟石が採用されている。すべての素材が光を受け、やさしい陰影をつくる──時を重ねるほどに味わいを増す素材が日常を包み込む住まいをご紹介しよう。
建築家が建てた注文住宅の事例を紹介する特集ページです。 ぜひ「理想の家づくり」の参考にしてください。
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札幌市に、自然素材に彩られた空間が特徴的な平屋住宅が誕生した。外壁に道南杉、光と風を取り込む窓にニヤトー、床や家具にナラ、天井にシナやヨシ、壁には札幌軟石が採用されている。すべての素材が光を受け、やさしい陰影をつくる──時を重ねるほどに味わいを増す素材が日常を包み込む住まいをご紹介しよう。

リビング階段のガス管手すりや露出配管など「一般的には表に出ない金物をあえて見せる」ことで、お施主様が理想とする空間をデザイン。この形にたどり着くまで紆余曲折ありつつも、会話のキャッチボールが弾み「終始、楽しい現場だった」という家づくりについて、設計を担当した山口千乃さんに話を伺った。

離れの増築は母屋との関係性がテーマの1つ。今回、最初から一緒に計画したのかと思うほど母屋との調和が取れた離れを設計したのは、東京と和歌山を拠点に設計活動を行う「icai architects」の猪飼洋平さん。ストーリー性のあるデザインや楽しい居心地の魅力に迫る。

自然豊かな屋久島で、お施主さまが深く自然を楽しむ場をつくりたいと購入したのは、既存の建物が点在する広大な敷地。建築家の石さんは、新築かリノベーションかの判断も含め、敷地が持つ2つの異なる魅力をそれぞれ生かしながら、住居、ヨガなどのアクティビティスペース、ゲスト棟を実現した。

八ヶ岳の森に心地よく浮かぶ船のような別荘。富士山を望む大開口やアートが溶け合う洗練された空間は目を奪う美しさだが、本質はそれだけではない。厳しい自然環境の中で驚くほど快適に過ごせるよう、徹底的にノイズを削ぎ落とした意匠など、細部にまで建築家・佐野さんの技とこだわりが凝縮されている。ただ美しいだけでな

新しく自宅を持つにあたり、お施主さまが選ばれたのはマンションのフルリノベーション。建築家の川井さんは、ご主人の祖国アフリカと日本、二つのルーツを持つお子さまのため両文化を融合させた家にしたいと考えたという。二つを比べてみると接点も多く見えてきた。川井さんはプランにどう落とし込んだのだろう。

神奈川県の北鎌倉に、独創的な平屋の住宅が誕生した。この作品が持つ特徴は主に3点。最大1mの敷地高低差を、室内の段差で解消した点。建物を15度回転させるだけで、プライバシーを確保した点。夏でもエアコン1台で過ごせる費用対効果が高い断熱性を確保した点だ。工夫が詰まったこの作品をご紹介しよう。

モダンな外観が目を引くこの家には、生活感のない洗練された見た目とは裏腹に、暮らしのリアルに寄り添う工夫が盛りだくさん。飾らない日常を真摯に見つめる中村喬さんの設計思想、完成した住まいにちりばめられた温かな心遣いを紐解く。

ビルのワンフロアをお好みの住まいにフルリノベーションするプロジェクト。内部の家具はすべて上質な素材を使用した造作による一点物で揃え、類を見ない高級感ある室内に仕上げた。広々したLDKにふさわしい大きなキッチンが印象的なこの住まいには、お施主さまのこだわりが詰まっている。

宮城県仙台市に、株式会社杜設計というユニークな設計事務所がある。最大の特徴は、グループ法人の連携で土地探しから設計、施工、庭づくり、家具製作、さらにはマンションリノベーション事業まで新たに手掛ける点だ。設計会社がトータルに関わるメリットはとても大きい。この作品を例に、そのメリットをご紹介しよう。

札幌市の手稲区に、独創的な邸宅が誕生した。母国の気候に近い北海道へ、東京からの移住を決意した2人の英国人女性のための家だ。この地を選んだ決め手は、金山の雄大な眺望だった。一方で住宅街にあるため、隣家からの視線カットも必要となる。眺望とプライバシー確保の両立に成功した、この作品をご紹介しよう。

「変わった感じが良い、でも変なのは嫌」施主のその言葉を受け止めた建築家・長尾英樹さんが導き出したのは、白い軸の上にグレーの傘が乗る「キノコ型」の住まいだった。奇抜に見えるフォルムの根っこには、対話で掴んだ家族の本音と、構造・性能・使い勝手を一体で考え抜く設計哲学がある。施主良し、建築家良し、世間良し

田園の丘の上に現れる平屋邸宅は、まるで隠れ家レストランのような格調を漂わせる。一歩踏み込めば、眼前には緑と空が広がる圧倒的な絶景。しかしこの開放感と上質感を生み出しているのは、目には見えない細部への気配りだ。アプローチの動線、暖炉の背面、キッチンの収納。ひとつひとつの工夫が積み重なり、この空間の豊か

40代後半の息子さまとご両親がともに暮らす家を新築したいと依頼を受けた、建築家の保坂さん。家族皆が過ごしやすくするためには、適切な距離感を保つことが重要と考えた。提案したのは室内なのにまるで外にいるような雰囲気が得られる「3本の道」。同じ空間にいながらも感覚的に離れた場所で寛げる家が完成した。

半導体の研究者であるお施主さまのご希望は、部屋の隅が透けたすっきり美しい部屋と、研究を継続するための防音・防振設備の整ったラボ。建築家の木島さんは、鋭角に惹かれるお施主さまに、多角形で面積以上の広がりを感じられる空間を提案した。直角の少ない室内からの眺望の豊かさには、誰もが驚くことだろう。 (メイ

実家を二世帯住宅へ建て替えることを決めたお施主さま。その思いや細かな要望を丁寧に汲み取り、想像を超える住み心地を実現したのが建築家の塩澤ちひろさんだ。災害対策をはじめ安全性や機能性を高めつつ、住まい全体を美しいデザインでまとめ上げた。家族それぞれが快適に暮らせる二世帯住宅が完成した。

家とはパーソナルな空間であると同時に、街を構成する一つの要素、社会的な存在でもある。街と互いを受け入れ合い、心地いい関係性を築きながら、歳月とともに風景に少しずつなじんでいく住宅。完成後も変化を続ける自邸について、辻林政憲建築設計事務所の辻林さんに語ってもらった。

一本のインスタDMから始まった家づくり。建築家・服部創史さんは徹底した対話から理想を捉え、土地購入のタイトな期限に間に合うよう、わずか2日で希望を収めたプランを提示した。世田谷の高低差を活かした3層住宅は、半地下がありながら、どこにいても光と風が心地よく行き渡る。一見無駄に見える「ごろんスペース」が

かつては里山だった原風景に想いを馳せ、有機的な素材をふんだんに用いながら、自然の延長線上の空間としてデザインした「蛇篭の家」。「この場所に家を構えたい」と施主Wさんがあえて選んだ傾斜地を前に、建築家の六鹿さんの頭の中にはどんなストーリーが描かれていたのだろうか?

東京都目黒区に、アイデアと工夫にあふれる邸宅が完成した。100㎡に満たない敷地に建つのは、2世帯住宅。ここに合計7名の居住空間と、各世帯の駐車場を確保する必要があった。限られた敷地で数多くの要望をすべて実現したこの作品は、建築家の介在価値を証明する好例だと言える。その提案力の一部をご紹介しよう。

関東から岡山県へ移住、家を新築することにしたお施主さま。建築家の尾山さんはキャンプを通じてこの土地を気に入ったというお施主さまのために、まるで大きな樹の下にテントを張った風景のような空間を家の中につくり出した。雑多なものがしっくりと収まり、暮らしを楽しめる家はどのように叶えられたのだろうか。

家族が一緒に過ごす空間も、個々過ごす居場所も愉しみたい。そんな想いを託されたのが、実績豊富な建築家・松本直子さん。薪ストーブ、造作キッチン、そしてセカンドリビング。施主夫婦のアイデアが随所に息づく住まいは、濃密な対話から生まれた。 だが、このプロジェクトの真髄はそこだけではない。 実は今回取材し

お兄さま一家が戻ることをきっかけに、兄世帯、母・弟世帯の完全独立二世帯住宅に建て替えたいとお考えだったお施主さま。しかし建築家の牧野さんはヒアリングでの家族皆さんの仲のよさから交流できる場所を設けたいと考え、2階テラスを提案。あえて外部に設けたからこそ、独立と共有が両立する家になったという。

「そこにしかない、居たい建築」を目指して、邸宅街の20.6坪の土地を「平面/立体」の両軸から捉え、暮らしに余白と豊かさをもたらす居場所をデザイン。「an Archi-Lab.一級建築士事務所」のお二人が手がける「その地に建てるべきその人のための建築」を象徴する、アイコニックな一邸を紹介しよう。