住まいを新たにお考えの方には、「お互いの気配を感じていたい」「自然光をふんだんに取り入れて明るい住まいにしたい」「開放感のある洗練された空間にしたい」といったご希望をお持ちの方は数多くいます。
限られたスペースの中で、これらの希望を叶える一つの方法として「吹き抜け」が注目されています。
ここでは、そんな「吹抜け」を最大限に活かした、住まいを紹介します。
ぜひみなさまの自分らしい住まいづくりの参考にしてください。
白・黒・シルバー3色統一に 吹き抜けを用いた大らかな空間を提案
東京都江戸川区 / three colors
おおらかな空間に関しては、箱型のフォルムの内部を単純な3層で分割するのではなく、吹き抜けを用い、空間を繋げることで、立体感や開放感、光の差し込み、風の通り道を作ること。
「Sさんとの議論の中からインスピレーションを受けた」と保坂さんが語る、白・黒・シルバーでの色の統一は、スタイリッシュさや、どこか男っぽくて武骨なイメージを持たせ、生活感を消すためのものだ。
この提案にSさんも、驚きや楽しさを感じるとともに「想定していなかった白・黒・シルバーに抵抗感があった」と語るが、「設計途中や完成時にはこの色の統一感が一番のお気に入りポイント」なのだという。
家族の会話を増やすために考えられた 吹き抜けとリビング中心のプラン
高知県南国市 / 和みの家
“家族のコミュニケーションが増える”ための工夫は、他にもまだまだある。
たとえば2階の子供部屋。将来は2つの子供部屋に改装できるよう、コンセントや梁などの準備をしている。が、現時点では壁もない1つの広い空間だ。これは、小さい時にはリビングやダイニングで家族と過ごしてほしいという考えからだ。
そのため、キッチンの後ろにはスタディースペースを配置。お絵かきをした作品を飾れるコルクボードや棚も用意されており、何気ない会話が日常で生まれるように工夫されている。
2階の寝室と子供部屋は、吹き抜けの空間側に窓がある。この窓を通じ、プライバシーは守りながら、お互いの気配を感じることができる。
このような工夫で、お施主様の要望を実現しながら、“家族のコミュニケーションが増える”プランが誕生した。