物を置かずに、シンプルな暮らしがしたいとお望みだったお施主さま。依頼を受けた建築家の武本さんは、いくらでもシンプルに整えることはできるが、そこにあえて足し算することで個性が感じられる家にしたいと考えた。手仕事ならではの質感や素材感を絶妙なバランスで引き立たせたこの家には、唯一無二の魅力がある。
designに正解はありません。 それでも、one designは、 日々変わる時代や環境、取り巻く状況に応じて、 ひとりひとりに最適な答えを探していきます。 ひとつひとつ、妥協なく、誠実に、丁寧に。 広がる未来を想像しながら、空間を組み立てます。 新たな暮らしの鍵を開けるまで、ともに楽しむこと。 それを何より大切にしています。
建築家の詳細
1階LDK。配色を白とグレーに抑えシャープな印象を生み出した。玄関からLDKに入るとまず見えるのがこの風景。ニッチを効果的に使ってほしいと武本さん。視線の高さより上に物を置かなければ空間はシンプルに整えられるため、ニッチの高さも160cm程度にした
造作した階段手すり。職人が意図をきちんと理解しているからこそ、図面上の指示を超えたデザインが生まれる
2階寝室。右が夕日を眺めるための大きな窓。画像左、ニッチがある壁面がベッドの枕元になる。お子さまと一緒にベッドに入ったのち、いちいちベッドから出て電気を消しに行く必要がないように、ニッチにスイッチを設けた
階段は、無骨なイメージを表現するため、また印象がシンプルになりすぎないよう、デザインの足し算を施した。ビスは強度的には必要ないが、鉄の質感をより強く押し出すためにつけた。踏板のシナ合板は表面を白く塗装し、側面の共芯の表情は楽しめるようにした
designに正解はありません。 それでも、one designは、 日々変わる時代や環境、取り巻く状況に応じて、 ひとりひとりに最適な答えを探していきます。 ひとつひとつ、妥協なく、誠実に、丁寧に。 広がる未来を想像しながら、空間を組み立てます。 新たな暮らしの鍵を開けるまで、ともに楽しむこと。 それを何より大切にしています。
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