古びた中古物件が、 真新しい理想の住まいに。  「中古リノベーション」特集_VOL.2

前回、好評だった「中古リノベーション」特集_第2弾。
新築物件より安価で、かつ立地条件に恵まれた物件が多いことで一躍人気に。
中古物件リノベーションは、間取りを大幅に変えたり、全ての設備を自分好み変更したりと、費用を抑えつつ、さらに「自分らしさ」の追求ができる点も大きな魅力の一つ。
ここでは、古びた中古物件を理想の住まいに生まれ変わらせた魅力的な「リノベーション」の事例を紹介します。
ぜひみなさまの自分らしい住まいづくりの参考にしてください。

建物のポテンシャルと魅力を最大に活かした 歴史ある町家の大規模なリノベーション

石川県 / KTH

石川県にある町家のリノベーションが完了した。この建物は中庭を囲んで町屋部分、収納蔵、そして撚糸工場を改修した住居+事務所の3つで構成されている。延床面積が500㎡にも及ぶ、大規模な建物だ。長い歴史を持つ町家部分を残しながら、快適な生活の実現を目指した、この作品をご紹介しよう。

曲面壁で、居心地も明るさも 家族が集う光あふれるナチュラル空間

長野県上伊那郡 / 飯島の家

事業用だったスペースを住居にリノベーションした施主さま一家。設計を担当した酒井宏文さんは既存建物の構造を生かし、LDKに曲面壁を取り入れた。曲面壁は一般の住宅では珍しいが、空間の使い勝手や居心地にどんなメリットをもたらしたのだろうか?

築50年のマンションをリノベーション 自然と新しい関係をつくる開放的な住まい

東京都江東区 / 深川住宅/自然の移ろいと共に暮らす

これまでと同じエリアに居を構えることを決めたお施主さま。選んだのはビンテージマンションのリノベーションだった。都心にありながらも身近な自然を家の中に取り込み、日射や風、雨音などを感じながら暮らせる住まい。建築家の鎌松さんは、室内を開放的なつくりにすることでそれを叶えた。

雑貨に囲まれた毎日を過ごすために行われた 古民家の独創的な低予算リノベーション

京都府亀岡市 / n house / MISENOMA

空き家問題、放課後の子どもの居場所、地域コミュニティーの衰退など、日本には様々な社会課題がある。これらの解決に、とある古いクリーニング店が一役買っているという。その建物のリノベーションを手掛けたのは、YN studioの一級建築士並木さんだった。

1階に生活を集約、安全に暮らせる家に。 築100年の古民家をリノベーション

静岡県静岡市 / 層の格子

古民家に一部増築した家で暮らしていたお施主さまは、2階建てでの暮らしに不安を覚えるように。それまでほぼ使用していなかった古民家をリノベーションし、生活の範囲を広げ1階のみで暮らしたいと考えた。建築家の戸川さんは直面した不安だけでなく将来も見据え、安心して暮らせる家に生まれ変わらせたという。

古い空き店舗が建築の力でみんなの居場所に 社会課題の解決に繋がるリノベーション

東京都新宿区

空き家問題、放課後の子どもの居場所、地域コミュニティーの衰退など、日本には様々な社会課題がある。これらの解決に、とある古いクリーニング店が一役買っているという。その建物のリノベーションを手掛けたのは、YN studioの一級建築士並木さんだった。