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典型的な2DKに動線を与えた、間取りに浮かぶ「T」の字とは

築20年程の鉄骨3階建て賃貸アパートメント1室のリノベーション。1階の端の空室にこのアパートのオーナー自身が移り住むということで、改装することとなった。特定の入居者が想定されているいうもののこれは賃貸物件であり、他の部屋も近い将来空室対策のために改装が必要な状態にある。ヤマサキアトリエの山崎さんは、そのモデルケースとなることも考えて間取りを検討した。

少しの工夫でこんなに違う!墨田区のアパート改装!!

築20年程の鉄骨3階建て賃貸アパートメント1室のリノベーションです。現況は典型的な2DKの間取りでした。

 各部屋は引違い戸によって出入りが可能で一見フレキシブルな空間構成に見えましたが、ソファや棚など家具の配置を考えた時に背にしたい壁面が少なく、使いにくいものでした。

 ここでの提案は、T字型の間仕切りを中央付近に配置し、それによって生じる大きさの異なるスペースを順に回遊できるというシンプルなものです。

 T字型であるということは、2つの入隅スペースを持つということです。家具の配置はこの入隅を手がかりに決められていますが、そこには入隅部に空間的な落着きを感じるという心理も働いています。

 結果として、この部屋では、T字部分にモノが集まり、外周部は動線となるという、今までのアパートとは違うスタイルを持つものとなりました。奥行き感のある空間の連続と入隅スペースの落着き感の対照が、それを包むシンプルな素材と相まってこのアパートメントの一室に新鮮な空気をもたらしました。 
  • 山崎 裕史

    リビングスペース: L字型の入隅部にソファを配置。 リビングスペース上部の天井を織り上げ、空間に変化をつけている。

  • 山崎 裕史

    T字型間仕切りはロシアンバーチ合板貼り、ホワイトオイル染色。

撮影:繁田諭

お家のデータ

家族構成
一人暮らし
延床面積
38.07㎡

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