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神奈川県鎌倉市の谷戸に建つ、KATIS建築設計事務所・石川さんの自邸。約100㎡の土地、建蔽率40%という制約に対し、石川氏が導きだした解は「中庭を抱く凹型の建物」だった。この選択により、室内の三面に抜けが生まれ、光と風を招き入れ、各ゾーンが有機的に繋がる。中庭を介して家族の存在を感じられる大きなワンルーム。制約を豊かさに転換した、建築家の思考と技術が凝縮された住まいだ。
建築家の詳細
谷戸の坂道を上ると見えてくる石川邸。茶色いジョリパットで仕上げられた落ち着きある佇まい。様々な植栽が四季折々の表情をみせてくれる。
玄関の上の大きな窓から、遠くの山や空が見える。小3の女の子に「この窓が好き」と言わしめるほどの景色のおすそ分けだ。
横に伸びる玄関土間は自転車置き場にも。靴箱を配し、靴は上り框の中へ収納。図らずも子どもやご近所さんが腰掛けて休憩する現代の縁側になったという。
ビル用サッシを用いて実現した中庭の大開口。上部やルーバーからの光や風を導く。 中央に植えられたもみじも、季節感を与えてくれる存在。夏にはこのデッキでお子さんがプール遊びを楽しんだという。
洗面所は、造作カウンターの中に洗濯乾燥機をビルトイン。カウンター上部の開口から、洗濯物やゴミを投入できるようにし、すっきりした空間と使い勝手を実現した。
浴室も中庭に面している。実際の入浴時にはロールスクリーンを下しているというが、 中庭のもみじを見ながらのプチ露天風呂気分も楽しめるだろう。
階段を上ると現れる開放的な空間。光がふんだんに入り、冬でも家の中が暖かいという。
お気に入りのソファに合わせ、出窓の高さ、壁やエアコンの色を統一。垂木の現しで天井の美しさも演出した。
ダイニングキッチンは造作中心。奥様のご希望の大型食洗器もビルトイン。上部の棚やエアコンの目隠しなどは梁の幅に合わせるなど、造作だからこそ叶う、利便性とデザイン性の融合。
石川邸は、家全体が大きなワンルームに。いくつもの居場所がありながらも、中庭を介して視線が行き届くつくり。家族の絆も生まれる空間だ。
本棚も窓の高さにピッタリ合わせて造作。ルイスポールセンのランプが、上質な空間に一層の雰囲気をもたらしている。
夜は、昼とはまた違った幻想的な雰囲気に。星空も見える窓には、灯に導かれ昆虫たちも集まるのだとか。