かつては里山だった原風景に想いを馳せ、有機的な素材をふんだんに用いながら、自然の延長線上の空間としてデザインした「蛇篭の家」。「この場所に家を構えたい」と施主Wさんがあえて選んだ傾斜地を前に、建築家の六鹿さんの頭の中にはどんなストーリーが描かれていたのだろうか?
この建築家に
杉板打ち放しのコンクリート壁と片持ち階段を組み合わせた、モダンで洗練された空間。LDKにつながる階段を途中で90度に折り返し、その先に広がる空間への期待を高める造りとした
L字型で緩やかにゾーニングされた37畳の大空間LDK。フロアの中心に設けたダイニングスペースに薪ストーブを据え、揺らめく炎を眺めながら家族の団らんを愉しむひと時を創出している
ダイニングスペースから2段下がったリビングは、中庭との連続性を重視。正面の掃き出し窓を左側に引き込むとフルオープンとなり、ほぼ屋外のようなアウトドアリビングに変貌する
リビングとダイニングの間仕切りとして格子戸を造作。空間の意匠性を高めるとともに、「リビングで鳥を放し飼いできるように」というご要望を叶える役割も果たしている








