子育てを終えて、夫婦二人の生活を楽しく快適に過ごしたいという方も多いのではないでしょうか。
息子・娘・孫たちの来訪はあるが、基本は夫婦二人の暮らし、リタイア後は家の中で過ごす時間が長くなるのは避けられません。
ここでは、そんなセカンドライフを楽しく快適に暮らすために、建てられた住宅をご紹介いたします。
ぜひみなさまの自分らしい住まいづくりの参考にしてください。
福岡県筑紫野市 / I邸
福岡県筑紫野市、博多の奥座敷ともよばれるこの地域にIさん邸がある。眼前には水田が広がり、背後には宮地岳の山並みを望む、のどかな風景の中に溶け込む和風建築。大きな窓と縁側が広がり、まるで高級料亭や旅館の離れに来たかのようだ。門扉からエントランスまでのアプローチには、白い玉砂利と大谷石の飛び石。左に庭の木々や築山を眺めながら、飛び石を1歩1歩進んでいくことも、特別な場所に来たような感覚にさせているのかもしれない。/ Y邸
名門校が立ち並ぶ、都内でも有数の文教エリアを抜けた閑静な住宅地に建つ、イエローの外壁が印象的な家。屋根部分や手すりには黒の塗装が施され、温かさの中にもメリハリの効いた趣きが家主のこだわりを感じさせる。兵庫県淡路市 / 船上デッキからの景色が望める家
Y邸が建つのは、大阪湾を望む山の山頂付近。Yさんはその眺望の良さに惹かれ、この土地を購入。セカンドハウスを建てることを決めたのだという。もし住み心地が良い家ができれば、ゆくゆくは移住することも視野に入れていたというYさん。「どうせ建てるなら建築家に設計を依頼したい」。そう考えて、知人に相談。そこで紹介を受けたのが、木下さんだった。福島県郡山市 / 逢瀬町の平屋
福島県郡山市にある『逢瀬町の平屋』は、仙台市に住む施主さま夫妻がご主人のご実家を建て替えたものだ。施主さま夫妻には2人のお子さまがいるが遠方で暮らしており、築80年を経た郡山のご実家は、数年前から空き家になっていたという。埼玉県羽生市 / コミュニケーションカフェのある家
定年を迎え、生まれ育った地元で第二の人生を送ろうとしていたUさんご夫妻がチャレンジしようとしたのはカフェの経営。その店舗併用住宅の設計を依頼したのは、土地のもつ自然環境を巧みに利用し上質で快適な空間を創り上げることに定評のあるベテラン建築家、ア・シード建築設計の並木秀浩さんでした。