建築家ポータルサイト「KLASIC」に掲載されている約500件の実例記事の中から、2023年上半期でユーザーの皆様に最も閲覧された建築事例TOP10をこの特集では紹介させていただきます。
デザイン性に富んでいる実例、独創性を感じられる実例、利便性を追求した実例など、たくさんの魅力が詰まった10邸をゆっくりご覧になって、ぜひみなさまの住まい造りの参考にしてください。
沖縄県豊見城市 / 亜熱帯のいえ
「いつか沖縄の海が見える土地に自分の家を建てたい」。と考えていた、ADeRの仲本昌司さん。その夢がとうとう実現し、誕生したのが豊見城市に建つ「亜熱帯のいえ」だ。外壁に頑丈なRCを用いつつ、木材で開放的な空間をつくりだすことに成功した仲本さん。「沖縄らしい家」へのこだわりが詰まった家づくりの全貌をご紹介しよう。東京都小金井市 / U邸
鉄筋コンクリート構造・地上3階建て・ホームエレベーター付き・建築家がデザインする世界に1つだけの家…。漠然と「高額なイメージで自分たちには手が届かない…」と諦めてしまいがち。しかし、これらの条件をすべて満たした住まいが、思いがけず身近な存在になるかもしれません。建築家が自らの、そしてご両親と暮らす住まいとして具現化した家づくりご紹介します。兵庫県芦屋市 / M邸
高級感のある仕上がりを求められ、家づくりの途中からプロジェクトに参加することとなった建築家の田主さん。ヒアリングを進めるうち、お施主さまのライフスタイルに密接した、より具体的な空間づくりをしたいと考えた。家の中心にあるのは、釣った魚をその場で調理できる、囲炉裏を備えたパティオだ。愛知県豊橋市 / F邸
個性的な形をした敷地、木々に囲まれた環境。この土地の魅力を最大限に生かした家を建てたい。そんな施主様の希望を最適解といえるプランニングで叶えた建築家の伊原洋光さん、みどりさん夫妻。ご要望を的確にクリアしつつ唯一無二の空間をつくる手腕は、おふたりの感性と緻密さによるものだった。愛知県稲沢市 / つなぐ家
「新築にはない魅力を引き出すこと」それが建築家・森さんのリフォームへのこだわり。今回紹介するN様邸はリフォームコンクールの受賞作品で、そんな森さんの設計思想を体現した実例。もともと使われていた構造材を活用し、N様の快適な暮らしに適した減築や改修を施して、和モダンな平屋に生まれ変わらせている。岡山県 / YUKISHIMO-K
築120年を超える古民家のリノベーションとなると、外観はできるだけそのまま活かし、内装を現代風の間取りや設備で利便性をもたせるというのが定石。そんな古民家リノベに一石を投じるような、大胆なフォルムのリノベを行ったのは、ご夫婦の建築家ユニット可児さんと植さん。埼玉県羽生市 / コミュニケーションカフェのある家
定年を迎え、生まれ育った地元で第二の人生を送ろうとしていたUさんご夫妻がチャレンジしようとしたのはカフェの経営。その店舗併用住宅の設計を依頼したのは、土地のもつ自然環境を巧みに利用し上質で快適な空間を創り上げることに定評のあるベテラン建築家、ア・シード建築設計の並木秀浩さんでした。佐賀県佐賀市 / 佐賀の家
和モダンな雰囲気を持つ家を新築したいと考えていたお施主さま。依頼を決めたのはこれまでも多くの和の家を手掛けた、建築家の湊さんだ。要望を芯から理解し、デザインが洗練されているだけでなく、心地よく風が抜ける光に満ちた家を実現。鍵となったのは通り土間と深い軒、そして吹き抜けだという。長野県北佐久郡軽井沢町 / アルペジオ南ヶ丘
建築家の奥野公章さんが軽井沢で設計したのは、国内屈指の高原リゾートにふさわしいモダンな別荘。しかも、冬でも快適に過ごせる高性能なパッシブデザインの住宅だ。季節を問わず軽井沢を楽しめる豊かな住まいは、どのようにつくられたのだろうか?千葉県流山市 / HOUSE F
暮らしも、仕事も、街の人々との交流も充実し、毎日が楽しい。福井啓介さん、森川啓介さんが設計した『HOUSE F』は、そんな新生活がかなう店舗・オフィス併用住宅。人生までぐっと豊かになりそうな、幸せな予感を与えてくれる建築だ。