東京都目黒区に、アイデアと工夫にあふれる邸宅が完成した。100㎡に満たない敷地に建つのは、2世帯住宅。ここに合計7名の居住空間と、各世帯の駐車場を確保する必要があった。限られた敷地で数多くの要望をすべて実現したこの作品は、建築家の介在価値を証明する好例だと言える。その提案力の一部をご紹介しよう。
この建築家に
LDK。エアコンを黒の天井埋め込みにしたいという要望があったが、家庭用の市販品はなかった。一度は諦めかけたが、業務用があることがわかり採用。お施主様の好みやこだわりには、とことん向き合う
大画面で映画鑑賞をするのが、こちらの夫婦の趣味。そこでテレビの前に大型スクリーンを上から下ろし、プロジェクターで映画を投影できるように工夫した。設置された5.1chのサラウンド音響で楽しむ映画に、夫婦は大満足だという
こちらの世帯は犬を飼っているため、ワークスペースの下に犬のケージ置き場を設置。すぐ横には匂い対策の換気扇を用意する徹底ぶりだ。階段の踊り場上部(写真右奥)の扉は、使用頻度が少ない物の収納スペース。少しの空間も無駄にしない工夫だ
北側斜線規制対応の勾配天井で、高さが確保できないので採用した螺旋階段。難易度の高さが想像できる
こちらのキッチンはアイランド型。キッチンは暗めを希望されたため、落ち着いた色合いに。家電も目立たないようにブラックで統一した。ロフトには子どもが遊べるようにフック用の下地も用意。秘密基地のような空間だ








