
家族に寄り添う動線と空間設計 頑丈で機能的、そして美しい二世帯住宅
実家を二世帯住宅へ建て替えることを決めたお施主さま。その思いや細かな要望を丁寧に汲み取り、想像を超える住み心地を実現したのが建築家の塩澤ちひろさんだ。災害対策をはじめ安全性や機能性を高めつつ、住まい全体を美しいデザインでまとめ上げた。家族それぞれが快適に暮らせる二世帯住宅が完成した。
建築家が手がけた二世帯住宅の建築事例を紹介する特集ページです。 親世代・子世代が、お互い「いい距離」で生活できる、ご家庭ごとの事情に合わせた二世帯住宅を紹介しています。
63件の実例記事

実家を二世帯住宅へ建て替えることを決めたお施主さま。その思いや細かな要望を丁寧に汲み取り、想像を超える住み心地を実現したのが建築家の塩澤ちひろさんだ。災害対策をはじめ安全性や機能性を高めつつ、住まい全体を美しいデザインでまとめ上げた。家族それぞれが快適に暮らせる二世帯住宅が完成した。

東京都目黒区に、アイデアと工夫にあふれる邸宅が完成した。100㎡に満たない敷地に建つのは、2世帯住宅。ここに合計7名の居住空間と、各世帯の駐車場を確保する必要があった。限られた敷地で数多くの要望をすべて実現したこの作品は、建築家の介在価値を証明する好例だと言える。その提案力の一部をご紹介しよう。

お兄さま一家が戻ることをきっかけに、兄世帯、母・弟世帯の完全独立二世帯住宅に建て替えたいとお考えだったお施主さま。しかし建築家の牧野さんはヒアリングでの家族皆さんの仲のよさから交流できる場所を設けたいと考え、2階テラスを提案。あえて外部に設けたからこそ、独立と共有が両立する家になったという。

愛知県稲沢市に、広大な庭と広いLDKを持つ邸宅が完成した。むくり屋根(曲線の屋根)や檜などの自然素材を多用した、こだわりが詰まった作品だ。敷地も床面積も広く大きな作品だが、その細部には考え抜かれた工夫が詰まっている。人があたたかな関係を育てることができる場を目指した、この作品をご紹介しよう。

京都市上京区の美観地区に、風情ある現代的な町家が誕生した。この作品が持つ最大の特徴は、借地に建つ注文住宅である点だ。土地の所有者である寺院は、昔ながらの京都らしい町家を望んでいた。契約者は一軒家を、低コストで建てたいと思っていた。両者の希望を同時に実現した、この作品をご紹介しよう。

東京・根津に自邸を建てた建築家の谷山武志さん・裕子さん夫妻は、約20坪の土地で中庭、屋上庭園、駐車場、事務所を備えた完全分離の二世帯を実現。盛りだくさんの要素を20坪でかなえたプランには、都市部の家づくりで参考にしたいヒントが満載だ。

「こんなプラン、ハウスメーカーからは絶対に出てこない」。施主Tさんをそう言わしめたのは、建築家・木村さんが提示した20を超えるプランだった。手間暇惜しまず、施主に寄り添い、納得するまで可能性を探り続けるのが木村さんの流儀。その結果生まれたT邸は、4台分のガレージと高断熱・蓄熱性能で青森の冬も快適に。

「Shinpoの家」は建築家・塩澤さんが自邸として設計した二世帯住宅。塩澤さん一家と義父、それぞれの暮らしに寄り添い、使い勝手を第一に考えて設計された。それだけではない。将来、暮らし方にどんな変化があっても柔軟に対応できるよう、多彩な工夫を随所に取り入れた住まいである。

お母さまと娘さま夫妻、3人ともに忙しく働くご家族のための二世帯住宅。建築家の木村さんが「共に暮らせる家」という要望を受け提案したのはL字型の家だ。室内だけでなく、外部からも中庭からも気軽な行き来を可能にする一方で、プライバシーも確保する。メリハリがあるからこそ共生しやすい家ができた。

洗練された商業建築を思わせるこちらの建物は、大阪市内にあるお寺の住職さんの二世帯住宅。高度なスキルを駆使した斬新な設計で、「二世帯の適度な距離感」「間取りの可変性」など多くのメリットを生み出した。その驚きのプランニングとは?

住宅密集地での二世帯住宅づくりは、プライバシーの確保、さらには採光・通風など解決すべき課題は多い。その難問を様々な手法で見事に両立させてみせたのは、顧客との「対話」を通じて価値観や家づくりのプロセスを「共有」することを大切にしている建築家、河野有悟さんだった。

神奈川県藤沢市に、独創的な2世帯住宅が誕生した。湘南の気候を感じられ、大きな邸宅が残る街並みに溶け込んでいる。しかしこの作品の最大の特徴は、将来自由に建物の使用方法を変更できる点だ。そのため、特殊な構造を採用している。2世帯住宅を考えている方にとって、とても参考になる事例をご紹介しよう。

都市部の住宅街にある土地を購入されたお施主さま。外部からの視線を気にすることなく、明るく開放的に暮らしたいと希望していた。建築家の田主さんは、2階に3階までの吹き抜けを持つ大空間のLDKを木造で実現。ホテルのようなラグジュアリーな雰囲気の中、毎日、気分を上げて暮らせる環境をつくり出した。

「家づくりに正解はない」という言葉がある。これは正しくは、施主の要望や土地環境、予算などの条件がまちまちで、そのベストな解決方法を1つに絞ることができないということだろう。唯一解がないとはいえ、このケースではこう解決するという常道、いわゆるセオリーは存在する。細長敷地では、中庭をつくるというのもその

尾道市の向島に、特徴あふれる2世帯住宅が誕生した。外観は周辺の景色に溶け込み、近隣の人々との交流が生まれ、2世帯が適度な距離感を感じられ、家族全員が毎日の生活を楽しめ、コストを抑えた家。それらすべてを実現し、“ひろしま住まいづくりコンクール 2023 新築部門最優秀賞”や“2024年度グッドデザイン

宮城県仙台市に、株式会社杜設計というユニークな設計事務所がある。その特徴は、土地探しから施工、庭づくり、家具製作まで手掛ける点にある。今回ご紹介する作品も、まさに土地探しから庭づくりまで関わったものだ。施主様から「不満や後悔が一切ない」と高い評価を受けたこの作品を例に、そのこだわりをご紹介しよう。

家づくりにおける難しさの1つに土地環境がある。裏を返せば、形状や陽当たりなどが厳しい条件下で、どれだけ快適な家に仕上げるかが、建築家の腕の見せ所。これまで数多くの物件を手掛け、施主の想いに応えてきたef設計の木下さんが挑んだのは、いわゆる「うなぎの寝床」を2世帯住宅へ建て替えるというものだった。

これまで一緒に暮らしてきた実家を二世帯住宅に建て替えることを決めた施主ご兄弟。その土地は、変形の旗竿地で高低差もあり、さらに自治体の境界をまたぐ複雑な土地事情だった。困難な状況を乗り越え、それぞれの世帯に新たな暮らしをもたらした家づくりに迫る。

以前の家のクラシカルな雰囲気を望む親世帯、テラス付きの開放空間を望む子世帯。建築家の角倉剛さんは異なる要望に応え、大満足の住まいを実現。二世帯、建て替え、都市部の家づくりなど、さまざまなヒントが詰まった『代々木の二世帯住宅』の魅力を追う。

これまで離れて暮らしてきた家族が、1つ屋根の下で暮らす2世帯同居。「お互いがどれだけストレスなく暮らせるか」は、もっとも大きな課題といえるでしょう。そんな課題を設計力で解決し、「程よい距離感」の2世帯住宅をつくったのは、建築家の洲崎洋輔さんでした。

長く暮らしていた家を2世帯住宅に建て替えることに決めたお施主さま。希望したのは、それぞれのエリアが完全に独立した、2階建ての家だった。建築家の傳寶さんは世帯ごとの希望を丁寧に叶えつつ、どちらも風や光に満ちた家を計画。家2つ分と大きな規模の建物でも街並みに馴染み、悠然と佇む家の秘密を探る。

本土と気候風土や文化が大きく違う沖縄の家づくりには、沖縄ならではの知識や工夫が必要。沖縄で生まれ育ち今も沖縄を中心に活動を続ける建築家、山城さんは建築士歴50年を超えるベテラン建築家。沖縄を熟知した匠の家づくりに迫る。

元は実家の裏庭という限られたスペースに、自宅兼アトリエを建てた建築家の狩野一貴さん。その家は、1つの空間の中に、光や風、見える景色がそれぞれ違ういくつもの居場所を設けた五感で楽しむ家。地方都市において、子育て世代の育児環境を充実させる、家づくりに迫る。

ご両親が2人住まいをしていた実家を、二世帯住宅に建て替えることにしたお施主さま。人数もライフスタイルも違う2つの家族がともに暮らす家の計画には、限られた敷地面積、日射の条件、住宅街の中にあるが故の様々な制限と課題が多くあった。木製ルーバーが美しいこの家の、暮らしやすさの秘密を探る。