「沖縄」エリア特集_VOL.3

沖縄に、事務所を構えている建築家に特化した特集です。
該当エリアでお住まいを建てられるご予定がある方々は、ぜひご活用ください。

家族がつながる、集落とつながる 新旧の住宅の良さを再編集した奄美の家

鹿児島県大島郡龍郷町 / 奄美大島の家型

独自の住宅文化をもつ奄美大島。奄美独自の住宅の良さと、現代建築の快適さを兼ね備えた住宅をつくったのは、建築家の小野良輔さん。島外出身者だからこそ気づくことができる、伝統住宅の要素を取り入れた家づくりに迫る。

昔ながらの沖縄の暮らしを現代に取り入れた 3枚の屋根と魅力的なテラスがある家

沖縄県中頭郡 / Three roofs house

自邸の新築にあたり、海外からの留学生を受け入れるゲストハウスを併設したいと考えていたお施主さま。依頼を受けた建築家の仲本さんは、南側に開けている立地を生かし、沖縄の古民家のような構成を提案した。完成したのは沖縄らしさが堪能でき、なおかつ現代のライフスタイルに合った家だ。

コンパクト、不整形、高低差ある敷地でも スキップフロアで広々明るい空間を実現

沖縄県那覇市 / 光射家

家を新築するにあたり、オープンな暮らしがしたいと考えていたお施主さま。ただ、敷地は住宅が密集するエリアのコンパクトな敷地で、さらにかなりの高低差もあった。難しい条件でも、空間の区切り方や視線の抜け、また構成の妙で広々した空間と快適な暮らしを実現したのがこの「光射家」だ。

沖縄の気候風土、文化を熟知した匠がつくる 混構造と赤瓦屋根の二世帯住宅

沖縄県与那原町 / 与那原の家

本土と気候風土や文化が大きく違う沖縄の家づくりには、沖縄ならではの知識や工夫が必要。沖縄で生まれ育ち今も沖縄を中心に活動を続ける建築家、山城さんは建築士歴50年を超えるベテラン建築家。沖縄を熟知した匠の家づくりに迫る。

RCと木造を合わせた『混構造』を採用 沖縄の気候・自然と共存する「亜熱帯のいえ」

沖縄県豊見城市 / 亜熱帯のいえ

「いつか沖縄の海が見える土地に自分の家を建てたい」。と考えていた、ADeRの仲本昌司さん。その夢がとうとう実現し、誕生したのが豊見城市に建つ「亜熱帯のいえ」だ。外壁に頑丈なRCを用いつつ、木材で開放的な空間をつくりだすことに成功した仲本さん。「沖縄らしい家」へのこだわりが詰まった家づくりの全貌をご紹介しよう。

幼いころからの夢が叶った 音も広がり家族の和も広がる大黒柱のある家

沖縄県中頭郡西原町 / 大黒柱のある家

幼い頃に思い描いた「こんな家に住みたい」をどれだけの人が叶えているのだろう。Mさんは、幼少期に近所あった設計事務所がつくる「赤瓦屋根とコンクリート壁の混構造の家」を「かっこいい!」と思い、30年以上の時を経て自邸の設計を依頼したという。その事務所こそ沖縄の風土に根差した家づくりを続ける東設計工房でした。

住宅密集エリアでも開放的に暮らす。 快適さ、自由さを同時に叶えた半内テラス

沖縄県那覇市 / 半内テラスのある家

住宅がひしめく土地で、明るくオープンな暮らしがしたいと望まれていたお施主さま。建築家の久志さんと國定さんは、生活の中心を2階に上げ、さらにバルコニーを壁や天井で覆った「半内テラス」でそれを叶えた。快適さを追求しながら、将来を見据えた家づくりにより実現したのは、日々が愛おしくなる暮らしやすさだ。

家族を守る大きな片流れ屋根 自然を感じ、日々の変化を楽しむ暮らしを

沖縄県うるま市 / 片流れ屋根の家

自然豊かな環境が将来的にも続くと思われる場所に、家族で住む家を新築。緑を家の中に取り込み、かつ、沖縄の強い日差しや暴風雨にも対応できる家にしようと考えた。建築家の比嘉さんが提案したのは「片流れ屋根の家」。機能性に加えてデザイン性も高い、家族が安心して暮らせる家ができた。