誰もが一度は憧れる「海が見える家」特集_VOL.3

同じ一日の中でも朝、昼、晩、それぞれ全く異なる表情を見せてくれる「海」を望む生活。
景色はもちろんのこと、潮風やさざ波の音に癒される生活に、誰もが一度は憧れを持つのではないでしょうか。
ここでは、海をテーマにした家を紹介します。
ぜひみなさまの住まいづくりの参考にしてください。

湘南の海を愛する施主が求めたのは15mの塔 施主と地域の人々の安心のランドマーク

神奈川県 / KUGENUMA-Y

湘南の海に育まれ、海を愛する施主が求めたのは、高さが15メートルもある塔のような家。工務店もお手上げだったこの依頼を、見事に成し遂げたのは、夫婦の建築家ユニット可児さんと植さん。2人の頭脳の化学反応で、日本中どこを探してもここにしかない、唯一無二の住宅が生まれた。

敷地に対し斜めの動線で眺望を確保 大胆な発想で実現した美しく暮らしやすい家

兵庫県 神戸市 / 縒り合う家

新築する自宅では、夜景を楽しみたいと考えられていたお施主さま。候補となる土地が見つかったものの、当時残っていた家ではとても景色がいいとは思えなかった。同行した建築家の石さんにとっては、この場所こそベストだったという。敷地の形にとらわれず、斜めに向かって大開口したことで思い通りの暮らしを叶えた。

海と緑を眺め、毎日リゾート気分。 居心地抜群のアウトドアリビングがある家

福岡県福岡市 / Outdoor living House

アトリエスクエア一級建築士事務所が設計した『Outdoor living House』は、公園の緑と海を望む気持ちのよい住まい。リビング感覚でくつろげるテラスや木造3階建ての課題をクリアした開放空間など、必見ポイント満載の住宅となっている。

里海の暮らしがすぐそこに。 自然の恵みを体感できる店舗併用住宅

千葉県館山市

「海が見える場所に店舗併用住宅を建てたい」と、レストランオーナーのお施主様より依頼を受けたあわデザインスタジオの岸田一輝さん。お施主様にとっての「普通の暮らし」を叶えるため、また、この場所だからこその海の風景を楽しむように岸田さんが作り出したのは、「くの字」に曲がった建物だった。

日本海を一望する、高台のモダン邸宅。 天空のリビングで楽しむ「絶景との暮らし」

島根県浜田市 / 浜田の家

海を望む絶好のロケーションとホテルライクなモダンデザインが魅力のI邸。設計したのは、建築家の山上聖司さん。恵まれた立地条件をどう活かすかは設計者の腕の見せどころだが、I邸はこれ以上ないほどに「絶景との暮らし」を楽しめる住宅となっている。

難しい敷地条件を生かし居心地のよさを向上 美しい海を眺めながら暮らす、週末住宅

和歌山県西牟婁郡白浜町 / 白浜町の家

小さな建物が点在する状態から、夫婦で住まう1棟の週末住宅への建て替えを決意されたお施主さま。敷地は高低差があるなど、難しい条件だったという。岸本姫野建築設計事務所の岸本さんと姫野さんはその敷地にできるだけ手を加えず、むしろ生かし切って居心地のいい家をつくりあげた。

家族4人で一日中、真鶴の絶景を満喫。 仕事も余暇も同時に楽しむための住まい

神奈川県足柄下郡真鶴町 / 真鶴のすまい

真鶴の雄大な海を眺めながら、ゆっくりお風呂に入りたいという希望からスタートした別荘づくり。建築家の德家さん夫妻は、くつろぎを得ることはもちろん、日常的に質の高い暮らしができる環境の家を計画。既存建物の解体から別荘の新築まで、トータルに担当したからこそ実現した贅沢さがあるという。

七里ガ浜と大島を望むパノラマビュー。 海好き憧れの暮らしがここに

神奈川県鎌倉市 / 津西の家

敷地は南に七里ガ浜の海を望む恵まれたロケーション。鎌倉に事務所を構える建築家の工藤宏仁さんはその贅沢な眺望の魅力を、設計の力で最大限に引き出した。耐震性能や土地の課題も見事にクリアし、施主の理想の暮らしをかなえた家づくりとは?

築34年の民家を再生するプロジェクト 本来の家屋の価値を保ちながら、付加価値も

広島県廿日市市阿品 / 阿品の家

広島県廿日市市に、独創的な手法で改修された邸宅が誕生した。瀬戸内海や宮島を眺めることができる丘の上に建つ、築34年の民家。最大の特徴は、“リフォームとリノベーションの融合”とも言える手法を採用した点だ。既存家屋の長所を活かす改修を実現した、この作品をご紹介しよう。