土地の形状を活かした豊かな住まいづくり「狭小住宅特集」_VOL.4

土地の難点をデメリットと捉えず、豊かな住まいをつくる。
コンパクトな敷地に加え、旗竿や三角形といったいびつな形状、更には高さ制限などの厳しい条件のなかで、理想の住まいを実現したという設計事例_第4弾をここではご紹介いたします。
施主の想いと希望をカタチにした、建築家ならではの設計事例を、ぜひみなさまの自分らしい住まいづくりの参考にしてください。

市街化調整区域にある高低差1.4mの変形敷地 土地の制約を特徴として捉え、活かした邸宅

三重県 員弁郡 / Rural House

三重県員弁郡のとても制約が多い土地に、個性的な邸宅が誕生した。この土地は市街化調整区域にあり、土地の中に四日市市と員弁郡の行政境界がある。さらに高低差が1.4mもある傾斜地で、変形敷地となっていた。多くの制約を克服して生み出された、この作品をご紹介しよう。土地に制約がある方の参考になれば幸いだ。

旗竿地でもこの明るさと開放感 人目を気にせず家族時間を楽しむ家

東京都世田谷区 / 世田谷 谷の家

こちらは、山並みを思わせるユニークな外観が目を引く東京・世田谷の一軒家。魅力はなんといっても、旗竿地とは思えないのびやかな住空間。プライバシーを守りつつ明るさや開放感をかなえ、さらには愛着の湧く個性もプラスしたプランニングの魅力を探る。

日常の光や緑を楽しむ豊かさ 最後まで自分たちらしく暮らす家

東京都 / 光帯の家

「夫婦の終の住処をつくってほしい」との依頼があったのは、交通量の多い道路に面した三角形の土地。プライバシーを守りながら、どう光を採り込むのかといった課題を解決し、「自分たちらしい暮らし」を実現したのは、Sデザインファームの鹿内さんでした。 

スキップフロアで叶えた可変空間 多摩川のパノラマといくつもの心地良い場所

神奈川県 川崎市 / 矢野口の家

建築家の自邸は、単なる生活の場ではない。建築家自身の力量や設計哲学を体現するモデルルームでもある。戸建て住宅の設計やリノベーションを手掛ける建築家、松田文男さんが自邸を構えたのは、住宅が密集する旗竿地でありながら、多摩川の河川敷に広がるパノラマが一望できる土地だった。制約の多い土地でどのようにして抜群の眺望と家族それぞれの居心地良い空間両立させたのか。模型やシミュレーションを駆使した松田さんの設計手法に迫る。

三角形の変形敷地は、余白を活用。 ひとり時間も、大勢での集いも楽しめる家

静岡県静岡市 / 3角形の中の3間角

ひとりで暮らす自宅を新築するため、ほぼ三角形の敷地を購入されたお施主さま。建築家の戸川さんは、三角形の敷地に小さな正方形を配置し、余白も活用しながらゆとりある家をつくりあげた。ご友人たちとパーティーをしたり、ひとり時間を楽しんだり。どんなシーンにもフィットする家はどのように完成したのだろうか。