女性ならではの「感性」と「きめ細やかさ」で今、注目を集める「女性建築家」特集 VOL.3

利便性はもちろんのこと心地よい良い導線づくりや、建材・設備の選定の際に、 フェミニンな視点や感性に頼れる「女性建築家」。 前回の特集が大変好評だったため、この度、第2弾を配信いたします。 ぜひみなさまの住まいづくりの参考にしてください。
庭の木々に遠くの山並み、籠れる離れまで いくつもの景色や居場所がある家

訪れた建物のフォルムや内装、居心地の良さに「素敵だな」と感じることは誰しもあるに違いない。そして「自邸をこの建築家にお願いしたいな」と漠然とした思いをもったことがある人もいるかもしれない。しかし実際にその建築家に連絡をとり依頼をするという行動を起こした人はほんの一握りだろう。施主のUさんご夫妻にそう思わせた店舗を手掛けたのは、京都を中心に活動する建築家田中郁恵さん。運命的な出会いから、どんな家をつくりあげたかに迫る。
モットーは、シンプルで正直な家づくり 既成概念にとらわれない、心地よい住まいとは?

兵庫県の旧街道沿いに広がる古い町並みの中に、ひときわ目を引く住宅が誕生した。特徴的なその外観は南側の1階に窓がなく、庭やリビングの窓は北側に配置されている。そして家の中に入ると、どの場所でも外とのつながりを感じることができる。施主様が大満足しているというこの作品が誕生した背景を、ご紹介しよう。
水郷の暮らしに思いを馳せたプランニング 大きな開口が外部と繋がる、シンプルな平屋

ご両親の家を建て替えることにしたAさま。依頼を受けた建築家の三輪さんは、お住まいになるご両親とAさまのご要望を伺ったうえで、シンプルな平屋を計画。以前の家での生活を尊重し、生活の仕方を変えることなく暮らしやすさのみを向上させた。デザインの要になったのは、川と家が密接に繋がっていた時代だ。
キーワードは調和。建物は風景に溶け込み 近隣の人々との交流が生まれる2世帯住宅

尾道市の向島に、特徴あふれる2世帯住宅が誕生した。外観は周辺の景色に溶け込み、近隣の人々との交流が生まれ、2世帯が適度な距離感を感じられ、家族全員が毎日の生活を楽しめ、コストを抑えた家。それらすべてを実現し、“ひろしま住まいづくりコンクール 2023 新築部門最優秀賞”も受賞したこの作品をご紹介しよう。
築15年の鉄骨造の家を大胆リフォーム。 森のような庭を楽しむための贅沢な住まい

洋風な外観、建売住宅を彷彿とさせるインテリアの築15年の家を、リフォームすることに決めたお施主さま。素材感が楽しめる、格調ある家にしたいと考え建築家を探し始めた。依頼を受けた傳寶さんは、お望み通りの品格ある佇まいの家と、豊かな庭を実現。居心地も含め全てが上質な家ができた。
住戸に挟まれたマンションの一室でも 光が届き、風が抜ける環境をリノベで実現

建築家の四方さんが眺望や周辺環境を重視して購入を決めたのは、リフォーム済みのマンション。すぐにでも住める状態だったが、ライフスタイルに合った空間にすべくリノベすることに決めた。そのまま使えるところは使い予算を抑えつつ、マンションの一室とは思えないほど明るく、心地よく過ごせる住まいができた。
自邸に選んだのは築40年のマンション。 長く快適に住むためのスケルトンリフォーム

建築家の田中晴代さんの自邸は、結婚後に購入しリノベーションしたマンションの一室だ。この家で暮らして8年、家族構成や働き方が変化していく中でこうしておけばよかったと感じる点がひとつもないという。このおおらかさはどのように生まれたのだろうか。