
3つのテントを備えた、行き止まりない空間 キャンプを楽しむように住まう家
関東から岡山県へ移住、家を新築することにしたお施主さま。建築家の尾山さんはキャンプを通じてこの土地を気に入ったというお施主さまのために、まるで大きな樹の下にテントを張った風景のような空間を家の中につくり出した。雑多なものがしっくりと収まり、暮らしを楽しめる家はどのように叶えられたのだろうか。
111件の実例記事

関東から岡山県へ移住、家を新築することにしたお施主さま。建築家の尾山さんはキャンプを通じてこの土地を気に入ったというお施主さまのために、まるで大きな樹の下にテントを張った風景のような空間を家の中につくり出した。雑多なものがしっくりと収まり、暮らしを楽しめる家はどのように叶えられたのだろうか。

重機すら入れない19坪の変形密集地において、2階建てで延床面積30坪ほしいという難題。この難問に対し、建築家・若林秀典さんが導き出した最適解は、家全体を大きな立体的ワンルームとしてとらえ、螺旋状にフロアを繋ぐ独自のスキップフロア構造だった。

「美住のすまい」は、いのはな建築事務所の鈴木さん夫妻の自邸。普段お施主さまへの提案する事柄をさらに突き詰め、表現した家だ。コスト感にこだわり、メリットとデメリットを見極め適正な土地を選ぶことから、素材選びや間取りなどひとつひとつを吟味して、ライフスタイルに合った家をつくり上げた。

息子さま一家が暮らしている家に、ご自身の終の住処を増築する計画を立てていたお施主さま。建ぺい率などは問題なかったが他にクリアすべき点が多く、請負業者が見つからず困っていたときに知り合ったのが建築家の村上さんだ。高台の住宅地の奥、整形ではない敷地という条件をものともせず明るく暖かな家が完成した。

家族3人で暮らす家の新築を決意されたお施主さま。将来、古着店を開きたいという夢ももっていた。ただし具体的な時期は未定。そこで小菅さんは「住まい」としての機能を大切にしつつ、将来用途が変わっても対応できる構成を提案した。高性能な住宅は、安心や快適さだけでなく、将来の可変性や経済性にも寄与するという。

予算の制約の中で、いかに「広さ」を実現するか。建築家・福田俊さんが選んだのは、面積を増やすのではなく、体感を設計するという発想だった。施主との高速ラリーで磨き上げたプランは、籠りと開放、4つの領域をOVERLAPさせ、実面積以上の広がりを生んだ。ミニマルな外観の内側に、豊かな暮らしが宿っている。

建て替えする家の設計を依頼された建築家の樋口さん。「庭と繋がる家にしたい」と要望を受け当初はデッキを計画したが、ヒアリングを重ねるうちに外に出るための動線よりも庭の景色の切り取り方が重要だと考えた。自然素材を多用した心地よさ、快適な動線を持つ家の魅力を高めたのは、大きな「庭を眺める窓」だった。

愛知を中心に活動する建築家夛田優一さんは、「四季を感じ、居場所がたくさんある家を」という施主のYさんの想いに応え、対話を重ね、イメージを丁寧に汲み取った。何度もプランを描き、施主に寄り添う。暮らしのイメージから逆算して生まれたヌックやセカンドリビング、インナーバルコニー。それぞれの居場所が、家族の豊

金沢から大阪への移住を決めたSさんが求めたのは「自然に開かれた住まい」。自作の図面を持参するほど家づくりへの強い想いを託したのは、デザインと施工を両立する建築家、中土居宏紀さん。施主の真の想いを丁寧に掘り下げ、想像を超える仕事ぶりで信頼を得た中土居さんは、隣人も驚くほどの広がりと光あふれる豊かな空間

底冷えする寒さや、プライバシー保護のために光が差し込まない住環境に悩まされていたMさん夫妻。築40年の自宅を建て替え、理想の平屋暮らしを叶えるためにハウスメーカーや工務店を始めた。しかし、高い住宅性能とデザイン性を両立できる依頼先がなかなか見つからない。そんな中で出会ったのが、建築家、中土居宏紀さん

建築家の自邸は、単なる生活の場ではない。建築家自身の力量や設計哲学を体現するモデルルームでもある。戸建て住宅の設計やリノベーションを手掛ける建築家、松田文男さんが自邸を構えたのは、住宅が密集する旗竿地でありながら、多摩川の河川敷に広がるパノラマが一望できる土地だった。制約の多い土地でどのようにして抜

札幌市内にあるこちらの建物は、アートディレクターの施主さまのアトリエ兼住居。自分でアレンジするのが楽しい「倉庫のような空間」を実現した仕事場や、ホッとくつろげる居心地抜群の住居について、設計を担当した高木由美子さんに話を聞いた。

「夫婦の終の住処をつくってほしい」との依頼があったのは、交通量の多い道路に面した三角形の土地。プライバシーを守りながら、どう光を採り込むのかといった課題を解決し、「自分たちらしい暮らし」を実現したのは、Sデザインファームの鹿内さんでした。

高知県南国市の田園地帯に、独創的な邸宅が誕生した。周囲を畑に囲まれた敷地に建つその外観は、洗練されてはいるが特異なものではない。この作品の最大の特徴は、“家族のコミュニケーションが増える”ことを目的としている点だ。その考えに至った背景や子供の教育への好影響について、作品を通じてご紹介しよう。

弟夫妻より家を新築したいと依頼を受けたいのはな建築事務所の2人。時期はちょうど工事費が高騰し始めた頃だった。コスト管理をしながら、望み通りの家をつくる。もちろんインテリアも妥協なく、と取り入れたのは既製品の建具など。意外かもしれないが、完成したのは洒脱なデザインの開放的な家だ。

昭和初期に建てられた農家建築を取り壊し、夫婦2人の住まいを建てることを計画したMさん。依頼を受けたアトリエウィの宇佐美さんが提案したのは、以前の家の面影が感じられるフォルムを持ち、昔の暮らしぶりを、現代にマッチした形で再現できるような、土間縁側をもつ家だった。

広々とした敷地に家族4人で暮らす家を建てることにしたお施主さま。建物は敷地に対して少し小さめの2階建てを選んだ。建築家の戸川さんは、ゆとりある敷地と緑豊かな環境を存分に楽しめるようにと考えたという。連続する窓や吹き抜けで開放感を高めつつ、大きく張り出した屋根が庭や外部へ意識を誘う環境を整えた。

神奈川県横浜市に、ある邸宅が完成した。明るく自然素材が多用された室内は、どこにいても心が安らぐ。この作品は、共働きの両親が心にゆとりを持って子育てをすることができ、子どもが好奇心を持って伸び伸びと育つことを願って建てられた。とても抽象的な希望をカタチにする、その過程をご紹介しよう。

家づくりはときに、厳しい現実に直面することがある。土地条件や予算により、ハウスメーカーから「その条件では無理」と言われ、思い描いていた家を諦めたり妥協したという人も多いことだろう。Oさんもそうなりかけた1人。そんなOさんの救世主となったのは、キトキノアーキテクチャの小林玲子さんだった。

建築家自身がプランニングした「自邸」には、建築家の思想が詰まっている。「持続可能な暮らし」をテーマに、太陽光発電&高断熱・高気密な住宅での「自然と共にある生活」を実現した「石橋邸」の家づくりを紐解いていこう。

愛知県西尾市に、個性的な邸宅が誕生した。“7部屋のコートハウス”と名付けられたこの作品は、その名の通り中庭を中心に独立した各部屋が配置されている。こう聞くと特異なプランに思えるが、なぜか周囲に溶け込み、違和感がない。将来、お施主様のライフスタイルが変化しても対応できる、この作品をご紹介しよう。

理想の家を新築したい。条件に合う環境の土地を購入したが、ただ整形ではなく変形敷地だった。建築家の渡辺さんは、広くて明るい家にしたいとの要望を叶えるために、敷地いっぱいに建物を計画。斜めのラインをデザインでカバーし、広さを確保しながら変形が気にならない、光に満ちたLDKを実現した。

京都市左京区の東山山麓にある風致地区に、風情のある焼き杉を壁に使った方形屋根の邸宅が誕生した。外観はいかにも京都らしい佇まいだが、この作品の特徴は外観ではなく、そのプランにある。施主様ご夫妻の希望は、相反するものだった。その要望を実現し、さらに魅力的なプランも盛り込んだ作品をご紹介しよう。

奥様の実家の土地に親世帯・子世帯それぞれの家を同時に建てるという「究極の近居」を選んだYさんご家族。外観に統一感を持たせながらも、親世帯とは違った「自分達好みのテイスト」「自分達らしい生活」を実現した黒い家をつくったのは、空間づくりの匠空-KEN design officeの竹中さんでした。