海・山・湖・森・川...「大自然を愉しむ家」特集_VOL.1

慌ただしい日常から少し距離を置き、自然とともに暮らす。 海を望む家、湖畔に佇む住まい、川辺や森の中に溶け込む住宅には、都市では得難い心地よさがあります。 ここでは、豊かな景観と建築が響き合う「自然になじむ家」を紹介します。 ぜひみなさまの住まいづくりの参考にしてください。
海を楽しむ和のリゾート。貸別荘の運用を 見据えた設計で居心地も利便性も極上に

海沿いに別荘を建てたいと望まれたお施主さま。設計を依頼したのは、地元の南房総エリアで活躍する建築家の島﨑さんと石井さんだ。土地の特徴に心得があり別荘建築の経験が豊富だからこそ、海を満喫でき過ごしやすい別荘ができた。不在時は貸別荘としても運用。当初からプランに組み込むことで高い利便性が実現した。
全室海見え、サウナも薪ストーブも完備 要望をすべて叶え、趣味を楽しめる邸宅

愛媛県松山市に、まるでリゾート地にある別荘のような邸宅が誕生した。堀江湾が目前にあり、全室から海を望むことができる。冬は薪ストーブ、年間を通じてサウナ・水風呂・外気浴を楽しむことが可能だ。お施主様夫婦それぞれが、趣味を楽しめる部屋も用意された。毎日の生活を満喫できる、この作品をご紹介しよう。
水と森のリゾートに立つハイグレード空間 友人と憩い、趣味を楽しむ山中湖の別邸

建築家の奥野公章さんが手がけた『山中湖の家』は、多趣味な施主さまのための高級感あふれるセカンドハウス。清涼な自然を満喫できる邸内はホテルライクな心地よさが魅力。豊かな居心地を生み出すメリハリの効いた空間設計にも注目だ。
庭の木々に遠くの山並み、籠れる離れまで いくつもの景色や居場所がある家

訪れた建物のフォルムや内装、居心地の良さに「素敵だな」と感じることは誰しもあるに違いない。そして「自邸をこの建築家にお願いしたいな」と漠然とした思いをもったことがある人もいるかもしれない。しかし実際にその建築家に連絡をとり依頼をするという行動を起こした人はほんの一握りだろう。施主のUさんご夫妻にそう思わせた店舗を手掛けたのは、京都を中心に活動する建築家田中郁恵さん。運命的な出会いから、どんな家をつくりあげたかに迫る。
洞爺湖の四季折々の景色を楽しむ 自然を取り込み、自然と溶け込む大窓の家

機会があり北海道、洞爺湖の国立公園内の恵まれた敷地に家を新築することにしたお施主さま。依頼を受けた建築家の日野さんは、さまざまな制限がある中、四季折々の景色をそのまま室内に取り込める家を計画。曲線の美しい螺旋階段を移動していると、まるで自然の中を散歩しているような感覚が得られるほどだ。
コンパクトでも、居心地はこんなにのびやか 快適動線もうれしい森林の別荘

齋藤文子さんが設計した『北杜の別荘』は、延床面積約53㎡のコンパクトな住宅だ。けれど実際に住んでみると、想像以上にのびやかな居心地や機能的な動線に驚くこと間違いなし。数字では表せない、心地よい開放感はどのようにしてつくられたのだろうか?
円形シアターを思わせる、緑の庭と住空間。 経年で魅力を増す森林の別荘

伊藤寛さんが設計した『追分の山荘』は、ある経営者一家の軽井沢の別荘だ。魅力は何といっても、庭とLDKが円形シアターのように一体化する独創的で豊かな空間。理屈では語れない、伊藤さんのイマジネーションの奥行きをしみじみ感じる建築だ。
湘南の緑に包まれた上質リゾート空間 地形を生かし、開放的な景色と奥行きを

湘南の緑豊かなエリアに誕生した「RIDGE」は、ギャラリー、貸スタジオを主とした用途多彩な建物。制約を逆手に取ったdesus(デサス)建築設計事務所の高度な設計、非日常へ誘う空間デザインは、住宅やオフィスでも参考にしたい魅力にあふれている。
スキップフロアで叶えた可変空間 多摩川のパノラマといくつもの心地良い場所

建築家の自邸は、単なる生活の場ではない。建築家自身の力量や設計哲学を体現するモデルルームでもある。戸建て住宅の設計やリノベーションを手掛ける建築家、松田文男さんが自邸を構えたのは、住宅が密集する旗竿地でありながら、多摩川の河川敷に広がるパノラマが一望できる土地だった。制約の多い土地でどのようにして抜群の眺望と家族それぞれの居心地良い空間両立させたのか。模型やシミュレーションを駆使した松田さんの設計手法に迫る。