
道後御湯
設計者情報
撮影者:RS STUDIO
基本データ
- 作品名
- 道後御湯
- 所在地
- 愛媛県 松山市
- 延床面積
- 4072.24㎡
設計者情報
この建築家が建てた家
この実例を見た人はこちらも読んでいます

多賀大社 参拝者用トイレ
年間約170万人の参拝者が訪れる滋賀県の多賀大社における参拝者用トイレの計画です。既存の参拝者用トイレは器具数が少ないことによる慢性的な混雑、建物と設備の老朽化といった問題を抱えていたため、神社のイメージアップにつながるトイレへの改築を目指して計画は始まりました。 計画にあたり、神社の新たな顔として現代的なシンボル性のあるデザインとすること、同時に歴史ある建物との親和性も併せ持つことが求められました。加えて県内でも特に雪の多い気候と日々の清掃を考慮し、耐久性のある寿命の長い建築とすることも課題となりました。 このようにトイレとしての快適性やランドマークとしてのシンボル性を備えつつ、時代の変化や地域の気候にも長期間耐えうる、不変的価値のあるデザインを模索しました。 計画地周辺は、かつて既存トイレを隠すために植えられた多くの木々に囲まれていました。この木々に囲まれた既存環境を利用し、緑の風景とその間から差し込む木漏れ日を顕在化させることを考えました。 トイレ空間を 2.6m高のコンクリート壁で囲み、その上に本殿・拝殿を踏襲した反り屋根を架けています。トイレ空間のプライベート性を保ちつつ、室内はコンクリート壁と反り屋根の隙間から境内の木々の緑が望め、木漏れ日で満たされた明るい空間を実現しました。 1mの積雪荷重に耐える反り屋根は鉄骨梁と木梁を合板で挟んで必要最小限の厚みとしました。堅牢なコンクリート躯体で長期的な耐久性を担保しつつ、軽やかさを両立させています。夜間には照射された反り屋根の天井がやわらかく浮かび上がり、大きな提灯のような役割を果たしています。 ソリッドなコンクリートとその上に浮かぶ抽象的な反り屋根の構成は数百年に渡る境内の風景に馴染みつつ、現代的なシンボル性も併せ持つ新たなランドマークとなっています。

旗の台の家
築41年が経過したマンションの部分リノベーションです。北欧家具が好きなご家族からのご依頼で、予算や工事完了までの期間が限られている中、何かできることはないか、という大まかなご相談から計画は始まりました。 プランニングでは、不整形な平面形状を利用してコンパクトながら、デイベッドのある居間、シングルソファのあるライブラリー、円卓のある食堂の3つの居場所を計画しました。ワンルームの中に単にスペースを用意するのではなく、空間のスケールや家具の配置を調整し、各々の居場所に応じて、気持ちの切り替えができるような、異なる設えとしました。3つの居場所は異なる設えによって緩やかに分節しつつも、全体として繋がりのある空間とすることで、ご家族が同時に思い思いの場所で過ごせる計画としました。 コストや工期など計画のバランスから既存部を多く残し、それらを活かしながらの計画となりましたが、空間は全体として生まれ変わった印象となりました。わずかな計画であっても生活に与える影響は大きいと実感し、部分リノベーションの可能性を改めて認識する計画となりました。

自由が丘コーポラティブハウス
東京都世⽥⾕区にある計18世帯からなるコーポラティブハウス。 分譲マンションのようにできたものを「買う」のではなく、計画段階から住まい⼿を募集し住まい⼿ が能動的に「作る」住まい⽅となります。 各住⼾内の計画は、住まい⼿の趣向・ライフスタイルに合わせ⾃由な設計が可能となり、弊社ではイ ンフィル設計者として参画。 ⽩を基調とつつグレージュと⽊⽬をアクセントとしたミニマルな住まい、格⼦⼾や左官仕上げなど和 の要素をベースにしながらモダンなデザインとなる住まい。それぞれの家族構成・プランニングが異 なるデザインとなっています。 <注釈> 階数 地下1階地上3階 コーディネーター NPO都市住宅とまちづくり研究会 統括設計 ケイ・吉嶋プロジェクト・パーティ

BOTANICAL
撮影者:STUDIO DIO

Am’s(ライフスタイルショップ)
地域で永く親しまれている物販店舗の建替え計画です。 既存建物は敷地いっぱいに建築されていましたが、本計画では敷地に対して建物をセットバックし、また既存建物に隠れていた公園に対して積極的に開くようにすることで、新しい風景の発見と視線のヌケを作るような建物配置としました。 敷地内に植栽された木々に招かれるように建物にアプローチすると、建物の奥へと視線が自然と誘われ、そのまま公園に導かれて行く。 町の人々と周りの環境が、建物のヌケによって無意識につながることを意図しています。 建築によって、ずっと薄暗い印象だった公園が、自然と親子が集う明るい場所に変わったのは、嬉しい町の変化でした。 建築デザインは白を基調とし、県産杉材をかけ合わせることでナチュラルでさわやかな雰囲気を目指しました。 異業種のデザイナー、地元をよく知る造園家、伝統技法の職人。 クライアントのこだわりに応えるために集まったチームの仕事が、建築の中でコラボレーションしたことで実現したプロジェクトです。 撮影 藤田和俊


