
神戸元町・光庭のある2世帯住宅付き複合ビル
設計者情報
敷地は神戸の中心的な商業地、乙仲通に面する角地にあり、周辺は素敵な近代建築やおしゃれなお店が並ぶ、神戸の文化発信拠点のひとつ。神戸の若者ならだれしもが一度は前を通るであろう、ポテンシャルの高い場所といえるでしょう。そこへ鉄骨造5階建て、建築面積29.6坪、延べ床面積111.7坪の店舗付き2世帯住宅ビルを計画しました。 プランニングの過程でまず意識したのは、この乙仲通の良く目立つ角地に建つ建物であるということです。その素敵なまちなみに寄与するものでなくてはなりません。そのため、 角地特有の隅切り部分のデザインを十分に行うこと 近代建築的な窓割を踏襲しつつ、現代的な要素を入れアイキャッチとなるデザインとすること 乙仲通の街区割、敷地割に逆らう事なく素直に計画すること といったことに気をつけて外観のデザインを行いました。 一方、プライバシーを守りづらいことが商業地に建つ住宅の辛いところです。街路から光を取り入れようとしても、窓のカーテンは締め切ったまま、ということになりかねません。そこで、3階と4階には〈光の庭〉となる外部の吹き抜けをつくり、そこから光と風を家全体に取り込むことにしました。広い空間ではありませんが、プライバシーの守られた外部空間があるだけで生活に潤いが得られるものです。カーテンを開けて光庭の緑を眺め、街の喧騒から逃れる一時を過ごしていただけたらと思います。
基本データ
- 作品名
- 神戸元町・光庭のある2世帯住宅付き複合ビル
- 所在地
- 兵庫県神戸市
- 家族構成
- 夫婦+子供1人+両親
- 敷地面積
- 107.15㎡
- 延床面積
- 376.86㎡
- 予算
- 5000万円〜
撮影:Akiyoshi Fukuzawa









