
都市の中に適切な余白をつくり出し 居場所をデザインした「廻廂の家」
「そこにしかない、居たい建築」を目指して、邸宅街の20.6坪の土地を「平面/立体」の両軸から捉え、暮らしに余白と豊かさをもたらす居場所をデザイン。「an Archi-Lab.一級建築士事務所」のお二人が手がける「その地に建てるべきその人のための建築」を象徴する、アイコニックな一邸を紹介しよう。

「そこにしかない、居たい建築」を目指して、邸宅街の20.6坪の土地を「平面/立体」の両軸から捉え、暮らしに余白と豊かさをもたらす居場所をデザイン。「an Archi-Lab.一級建築士事務所」のお二人が手がける「その地に建てるべきその人のための建築」を象徴する、アイコニックな一邸を紹介しよう。

「中にこんなにも豊かな空間があったなんて」。この家を訪れた人は、誰しもこんなギャップに驚くはずだ。「南向きの大窓」と「プライバシー確保」という相反する難題。建築家・大場浩一郎氏が導き出したのは、光を独占する「中庭」という答えだった。窓のない外壁と高い塀で、視線を遮りつつ圧倒的な開放感を得るその設計力。カーテン不要とも思えるほどの自由な暮らしを実現した、本質を…

愛知県西尾市に、独創的な邸宅が誕生した。敷地は遠方に茶臼山を望み、河川の堤防に面する、自然豊かな環境に恵まれた立地だ。古い集落の入口に位置し、近隣住民の多くがこの景色や環境に慣れ親しんできた。周辺環境を壊さず、近隣に溶け込みながらも、モダンで熱効率に優れた作品のヒミツをご紹介しよう。

機会があり北海道、洞爺湖の国立公園内の恵まれた敷地に家を新築することにしたお施主さま。依頼を受けた建築家の日野さんは、さまざまな制限がある中、四季折々の景色をそのまま室内に取り込める家を計画。曲線の美しい螺旋階段を移動していると、まるで自然の中を散歩しているような感覚が得られるほどだ。

東京・根津に自邸を建てた建築家の谷山武志さん・裕子さん夫妻は、約20坪の土地で中庭、屋上庭園、駐車場、事務所を備えた完全分離の二世帯を実現。盛りだくさんの要素を20坪でかなえたプランには、都市部の家づくりで参考にしたいヒントが満載だ。

家づくりに難航していた施主のSさんが助けを求めたのは、ハル・アーキテクツの竹内さん。その出会いは、神田川沿いの桜の景色を満喫するプランへと昇華された。リビングの特注大窓をはじめ、どこからでも桜の美しさを堪能できる設計の妙。細部にわたる心配りが光る、デザインと実用性を両立した空間。施主のこだわりと建築家の洞察力が響き合い、阿吽の呼吸で家づくりを愉しんだ両者。建…

ひとりで暮らす自宅を新築するため、ほぼ三角形の敷地を購入されたお施主さま。建築家の戸川さんは、三角形の敷地に小さな正方形を配置し、余白も活用しながらゆとりある家をつくりあげた。ご友人たちとパーティーをしたり、ひとり時間を楽しんだり。どんなシーンにもフィットする家はどのように完成したのだろうか。

冬場はホワイトアウトも起こるという北海道石狩市。環境に負けない家にすべく計画したのは、家のアウトラインを深い庇で囲うプランだ。設計を担当した建築家の一原さんは、お施主さま好みのデザインと、機能性を両立。室内はパッシブ効果を最大に引き出す計画のおかげで、一年通して快適に過ごせるという