
【注文住宅の事例集】
NY風 一戸建て 大田区 小嶋良一さん
リビング_白_NY風
二人が求めたのは、機能を満たす箱ではなく、趣のある空気感だった。
通常、お施主さんが入居後に買う家具小物類は、建築が固まった後に合わせて選ぶ、いわば脇役といったところだが、この家の家具達はむしろ主役と言っても過言ではない。
ソファ・イス・テーブル・照明器具・カーテン・壁のデコレーション・ラグマット・観葉植物等は世界観づくりの主役であり、高天井(2.75m)・縦長の窓・窓の額縁・幅木・ガラスブロック・鉄骨階段・H鋼柱・リブ状梁型・吹抜け・オーク床等の建築部材も、もちろん主役だ。本当の主役はお施主さんだけど・・・
結局、全ての家具や小物が揃うまでに思った以上の時間がかかり、竣工写真の撮影は引き渡しから1年後となった。しかし、ご夫婦にとってはまだ終わりではない。年月を重ねるにつれて役者が増え、無垢床は味わいを増していく・・・よりいっそう深まる趣 ( flavor )を、これからも楽しみ続けていくだろう。
基本データ
| 所在地 | 東京都大田区 |
|---|---|
| 敷地面積 | 64.58㎡ |
| 延床面積 | 90.38㎡ |
| 家族構成 | 夫婦 |
| 施主 | X邸 |
設計者情報
この建築家が建てた家
この実例を見た人はこちらも読んでいます

のびのびと暮らせる秘密は中庭にあった。 毎日「いいな」と感じる我が家
まんなみ一級建築設計室の堀井博さんが設計したK邸は、外観と内部空間のギャップに驚かされる。外に向かってはほぼ窓もなく閉じた印象なのに対し、家の中は明るく開放的な空間が広がっている。それを可能にしたのは、家の中心にある中庭。中庭を内包する家での暮らし方とは、一体どのような感じになるのだろう。

眺望も心地よさもかなえる新発想。 「斜めの空間」の魅力とは?
眺望を活かしたオリジナリティのある住まいを望んでいた施主さまに、イノウエヨシムラスタジオが提案したのは「空間を斜めに区切った家」。奇抜なのでは? という懸念を吹き飛ばす快適で豊かな住空間の魅力や、全てにおいて「斜めが正解」と確信できる完成までのストーリーを紹介する。

景観保護と個人の思い。工事段取りと深い観察で結びつけた和の家
ご高齢のOさん姉妹が新築を思い立ったちょうどその頃、桐生市では町並保存の計画を本格始動させていました。街並を統一したい市と思い描いていた家をつくりたいOさん姉妹、それぞれの考えをふまえて、ひとつの家のかたちに決めるには関係者の意見を整理してかみ合わせる必要がありました。

自然素材を駆使したカントリー調デザイン。 快適動線で心地よく暮らせる家づくり
白亜の外観が目を引くこの家は、「お寺の住職さん一家の住まい」。東京都世田谷区内の敷地はお寺の境内だが、住居スペースは自然素材を駆使したナチュラルなカントリー調。複雑な建築規制を突破して機能性とデザイン性を両立し、「家にいる時間が長い分、心豊かに暮らしたい」との要望に応えた魅力的な住まいとは?

オーダーメイドで家族の色に染まってゆく まっさらな麻のシャツのような住まい
「どんな家に住みたいか」は、「どんな服が好きか」と共通点がある。ハイブランドの服が好きな人もいれば、ファストファッションで流行のものを身に着ける人、機能・デザイン・価格のバランス、いわばコスパを重視する人がいるように、住宅に求めることも人それぞれ。市中山居の増木さんがつくる家をひとことで表すならば、「麻のシャツのような住まい」だ。

偶然と必然、アートと本棚が織りなす世界で一つだけの空間
O様ご一家は、40代のご夫婦と8才と5才のお嬢さんの4人家族。ご夫婦の仕事の関係上、家にはアート作品と、収まりきらないほど無数の書籍がある。これらすべてを押し入れや納戸にしまい込んでしまうと、探す手間が掛かるし、埋もれてしまうことだってありうる。今回はO邸の設計を担当した建築家の石田さんの偶然と必然の融合により生まれた素晴らしい住まいの過程を伺った。

コンパクトなのにゆとりある空間の秘密は 螺旋階段と個性的な大容量収納
決して広いとはいえない空間の中に、見せる収納と隠す収納、両方が欲しい。見せる収納のデザインにはお施主様の明確なイメージもあった。建築家の戸川賢木さんは、1階から3階を繋いだ螺旋階段に、見せる収納を組み合わせてお施主様の要望を叶えながら、開放的でゆとりを感じられる空間をつくり上げた。

歴史ある土地建物を驚きのバランスで守る!?セカンドハウス作り
先祖から受け継いだ300坪以上の敷地に建つ家を、セカンドハウスとして建て替えたい。そんな要望を受けて建築家の北園徹さんがつくった住居は、伝統的な日本家屋でありながらエキゾチックで前衛的。遠い過去と現在が、不思議なバランスで邂逅する空間だ。

大きく窓を開口しても夏涼しく、冬暖か。 高性能の設備で、ますます暮らしやすい家
札幌版次世代住宅補助制度における「トップランナー」等級の家を建てたいと考えられていたお施主さま。やっと高いレベルを請け負う会社が見つかり、そのつながりで過去にもトップランナー住宅を手掛けた一原さんと出会う。高性能はもちろんのこと、この家に長く暮らす家族のことを考えた、暮らしやすい家ができた。

