
宇多津のスキップフロア
設計者情報
住宅地に建つ30坪の2階建て住宅。5層のスキップフロアが空間の広がりを持たせ、床面積以上の大きさを感じることができます。コンパクトな動線とすることで無駄のない暮らしを目指しました。
撮影:三崎 利博
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この建築家が建てた家
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西豊田の家 / house in nishitoyoda

上井手の家
荒尾市内の県道沿い。北側には田園風景を介し、遠くの山々を望むことができる。 南側は裏山といった感じで比較的近くに山を感じることができる。周囲を山に囲まれた自然豊かな土地である。 建て主の要望は、平屋建てであること、車を3台以上駐車できること、それ以外はある程度任せたいということだった。 最初に考えたのはこのロケーションの美しさを建物内に取り込みたいということだった。 南側の近景の山と北側の遠景の山、性質の違う風景を繋ぎ、南北に視線が抜ける開口部を意識した。 1歳の男の子を持つ子育て世代のため、家事・育児に配慮した動線計画とし、出来るだけストレスなく生活できる住まいを目指した。 リビング続きの和室は小上がりとし、子どもの遊び場やお昼寝場所となっているが、仕切ることもでき、将来は客間としても機能する。 LDKは屋根勾配をそのまま表し、和室や玄関と視覚的に繋がるダイナミックな空間とした。 建て主から竹を使ってほしいというリクエストからリビングの天井や床の間などに竹を使用した。 白黒の古民家を思わせるインテリアに加え、和の趣きを演出するのに一役買っている。 内観外観共に昔からこの地にある建物ではないかと錯覚するような土地にフィットした住まいである。

SOJA-O
この住宅団地は、今から約60年前に整備された。現在は、初期の住宅が老朽化し残っている場所、取り壊し空き地となった場所、そこに新たに家が建った場所と、密度の薄い統一性の無いものとなっていた。そのような、今後も変化していくと想定される周辺環境で、施主も住み方に対して強いイメージが無いという、とてもルーズな条件下で一体何が最もふさわしいのか考えた。敷地の些細なコンテクストを拾い上げ、施主の深層心理に眠る要望を掬い上げ形としていく事も考えたが、何かやはり無理矢理に理屈づけているような違和感があった。そこで、周辺環境に対する信用の無さ、施主の生活イメージの無さに対して真正面から向き合い、質の異なる大きな空間を2つだけ提案した。1つは12本の柱が均等に落ち細かく間仕切れる空間。1つは建物外形がそのまま平面となった間仕切りも何も無い空間。周辺環境の変化に対して敏感に反応し変わっていく空間と、周辺環境がいかに変化しようとも変わらない空間。この両極端な2つの世界を行き来し、住み手は自らと周辺環境とのかかわり方を探っていく。住宅というよりは、この土地に生きる場所のようなもの。変わるものと変わらないもの。

静(新築店舗併用住宅)

スキマのある家

本海野の家
南接道の南北に長く広い敷地である為、南北へ長い片流れの平屋で計画しました。 片流れなので水上側はかなりの高さが確保できる為その高さを有効利用した蔵収納や小屋裏を計画し、大容量の収納を確保し面積効率のいい空間としています。 親戚友人が大人数が集まってBBQをするとの事で、大きなウッドデッキを介して屋外、屋内がシームレスに繋がる空間を目指しました。

大津の住宅
丘陵地を造成した住宅地の一画に計画した5人家族のための住宅です。 ゆったりとした広さのある敷地の南側には、緑豊かなため池が存在していました。一方でこのため池は将来的に住宅地として開発される可能性もあり、永続的な風景とは言えない難しさがありました。南側の緑に正対するように庭、リビングを配置する一般的なプランとすると、将来的に隣家がリビングの窓の前に建てられてしまう可能性があります。一方東側の隣地とは高低差があり、プライバシーが確保できるような敷地状況でした。 そこで敷地の東南側にプライバシー性の高い庭を設け、この庭と南側の緑景それぞれとつながるように雁行型のプランを計画しました。あえて南側のため池の緑景には正対させず、東南方向に斜めに開くように方向性を向けることで、南の緑を取り込みつつ、将来的にため池の宅地開発が進んだ場合も、プライバシーと視線の抜けを確保できるように計画しています。 ひとつながりの屋内空間が雁行していくことで、場所によって東南の庭や南のため池との関係性が変化し、見える景色もそれぞれに異なってきます。さらに天井の形状や素材、建具によって領域分けを行いました。結果として、風の抜ける半屋外のテラス、庭と緑景に開かれた開放的なリビング、光を絞った落ち着きのある和室、南面の開口に正対し緑を望みながら料理のできるキッチンなど、連続したひとつながりの空間でありながら多様な居場所が生まれています。

竹間沢の家
1階は、中庭を含めて全てバリアフリーとし、車椅子での移動がしやすいよう引戸で仕切るワンルームタイプの構成としています。 吹抜のあるリビングから光を最大限に取り入れ、ルーバーで囲われた庭と一体になる、開放感のあるスペースを造っています。 家族の気配を感じながら、家族が互いに支え合う家、空を見上げて季節を感じることができる家となっています。





