
SOJA-O
設計者情報
この住宅団地は、今から約60年前に整備された。現在は、初期の住宅が老朽化し残っている場所、取り壊し空き地となった場所、そこに新たに家が建った場所と、密度の薄い統一性の無いものとなっていた。そのような、今後も変化していくと想定される周辺環境で、施主も住み方に対して強いイメージが無いという、とてもルーズな条件下で一体何が最もふさわしいのか考えた。敷地の些細なコンテクストを拾い上げ、施主の深層心理に眠る要望を掬い上げ形としていく事も考えたが、何かやはり無理矢理に理屈づけているような違和感があった。そこで、周辺環境に対する信用の無さ、施主の生活イメージの無さに対して真正面から向き合い、質の異なる大きな空間を2つだけ提案した。1つは12本の柱が均等に落ち細かく間仕切れる空間。1つは建物外形がそのまま平面となった間仕切りも何も無い空間。周辺環境の変化に対して敏感に反応し変わっていく空間と、周辺環境がいかに変化しようとも変わらない空間。この両極端な2つの世界を行き来し、住み手は自らと周辺環境とのかかわり方を探っていく。住宅というよりは、この土地に生きる場所のようなもの。変わるものと変わらないもの。
間取り図
基本データ
- 作品名
- SOJA-O
- 所在地
- 岡山県
- 家族構成
- 夫婦+子供2人
- 敷地面積
- 185.60㎡
- 延床面積
- 86.12㎡
- 予算
- 2000万円台
設計者情報
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YUKINOSHITA-S
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ライトハウス
敷地は前面に県道が通っているものの、その先には調整区域が広がっているため良好な環境に位置する。敷地にもゆとりがあったため、計画当初から平屋を想定していた。最終的には道路から最も離れた位置に庭を取り、その庭を囲い込むようなL字のプランに落ち着いた。 当初から薪ストーブを入れる話も出ていたため、どこからでもストーブが見られるよう居心地の良いソファーコーナーや小さな書斎、ダイニング、キッチンを配置していった。和室だけは来客が泊まるための空間を想定して日常の空間とは切り離している。ただ、この家には小屋裏空間もあるのだが宿泊する来客には思いのほか小屋裏の方が人気とのこと。確かに低く抑えられた天井は居心地の良い非日常の空間と言える。 多くの居場所が点在するこの家を末永く楽しんで頂ければと願う。

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松ケ谷の家
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Ichinomiya_house










