
用賀の家
設計者情報
基本データ
- 施主
- N邸
- 所在地
- 東京都世田谷区用賀
- 家族構成
- 夫婦+子供1人
- 敷地面積
- 88㎡
- 延床面積
- 84㎡
- 予算
- 3000万円台
設計者情報
この建築家が建てた家
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池田の家
敷地は大阪府池田市、北摂地域に位置する桜並木溢れる閑静な住宅地にあります。代々住み続けてきたこの場所に二世帯が暮らす住宅を計画することになりました。 施主からは完全分離型の二世帯住宅が求められるなか、必然的に大きくなりがちな建物ボリュームを抑えながら、両世帯の距離感をどう設計するかをテーマに、二世帯住宅の在り方を模索しました。また、郊外に暮らす家族にとって必要な車の台数も多く、駐車スペースの在り方についても検討が必要でした。 そこで、LDKからなる1階ヴォリュームを共有の通り庭を挟んで両世帯それぞれ独立配置し、その上に積層するように2階ヴォリュームを架け渡しました。そこに生まれたトンネル状に抜ける軒下空間は普段駐車スペースとして利用されており、互いに距離を保つバッファゾーンになっていますが、車を前に動かせば両世帯を繋ぐテラスとなり夏のBBQや子供たちのプール遊びなど、さまざまなライフシーンを彩ります。使い方次第で繋いだり隔てたりと距離感を変化させ、お互いの様子を感じつつも両世帯のプライバシーを確保できるように配慮されています。 また、架け渡された2階は周辺住宅に馴染むよう切妻屋根とし、道路からセットバックした位置に配置することで、周囲の桜並木通りの景観にも配慮しています。その2階は、主にそれぞれの寝室からなるプライベートな空間です。中央にファミリールームがあり、両世帯を内部で行き来できる唯一の場所でもあります。将来は子供室として分割することで、ライフスタイルの変化にも対応できるように計画してあります。更には、将来の世帯数の変化に伴い、片方の住戸を賃貸として貸すことも考えられます。家族構成が変わるたびに建て替えるのではなく、様々な住まいの在り方への変化を許容できる、そんな住宅になったのではないでしょうか。 撮影:小川重雄(一部 若林秀典建築設計事務所)

ZOGA-H
プロジェクトのきっかけは、この限られた予算で新築の住宅を建てることは可能か?という相談だった。工事にかけられる予算は約1,500万円で色々なところに相談したがうまくいかず、私たちのところでダメなら新築は諦めるとの事だった。予算が限られている事が必ずしも建築の強度に影響するとは限らない。贅肉を落とし、体を動かす事に最も適した過不足ない筋肉を持ったアスリートのように、本当に必要なものだけを残したプリミティブで力強い建築を目指した。1階平面の約半分は基礎打ち土間仕上げとし、その上部の2階床を光の落ちるルーバー床とした。土間とルーバー床の接する短手壁に、トイレの換気窓を除くこの家全てのサッシ6枚を集中して設けた。階を跨いで設けられたサッシは、それ自体が手摺となり余分なディテールとコストを排除した。また、この住宅では「集める」ということについて考えた。窓を集め、明るさを集め、開放感を集め、抜けを集めた。1つ1つは凡庸で力無いが、それらの小さな力の集積が大きな力となり、凡庸ではない特別な空間が生まれるのではないかと考えた。ローコストを諦めず、潔さを学び、普通を疑い、本当に必要なものだけを残す。竹林からの風が吹き抜ける清爽とした家となった。

平山の家
荒尾市内、路地の袋小路。 敷地は広いが、転回スペースはなく、車で進入するとバックで数十メートルを引き返さなければならない奥まった土地である。 建て主は長男夫婦で、新築を機に両親との同居を考えていた。 建て主からは駐車スペースを広く確保し、転回が出来ること。 両親と同居のため、お互いの生活が程良い距離感で行えること。 自然な素材を使い、居心地の良い空間とすること。 という3つの要望があった。 3世代が共に暮らすリビングは畳敷きとし、客間の和室と続き間でウッドデッキと庭とも繋がる。 食事の際は建て主の弟家族も含めて9人が一斉に集う憩いの場となる。 上下階で世帯を分け、1・2階それぞれの空間を大きなひとつの屋根で覆われたおおらかな佇まい。 内壁外壁共に火山灰白州壁を採用し、真壁づくりで柱・梁には地元八女杉の天然乾燥材を表しとした。 温故知新を体現する、モダンな和のデザインでありながらどこか懐かしさを感じさせる居心地の良い住まいとなった。

草木花家
戸建住宅、木造二階建一部平家、新築。敷地探しから携わる。 -自然とともに暮らす楽しみ- 草木花の庭に包まれた家は、さまざまな場を生み出します。多彩な表情を見せる借景を日常に取り込んで、住み手の五感に心地良い感覚を与えてくれる。 この家の特徴である縦格子をメインデザインとした和モダンなテイスト、ふんだんに使われた木の柔らかな感覚、身近に楽しめる草花や自然… そのどれもが日々の生活を優しく包み込み、暮らす楽しみを与えてくれる。

桜街道の家

house-T
敷地は大分市中心部、近くに都市公園があり、新旧の世代が入り交じる穏やかな地域コミュニティが感じられる場所で、建主の夫婦は幼い子供2人と暮らす現在の家を、昔から馴染みのあるこの地で建て替えることにした。昔ながらの生活スタイルを好む夫婦は、自然環境を享受し、子供たちが成長する中で発見や気づきがある家を求めていた。 以前建っていた家は、かつて近くの川の氾濫による浸水被害が多発していたため、擁壁が設けられ、全面道路や周囲の地盤面よりも高い位置に建てられていた。それらの既存物(擁壁や木塀)を残すことで、コストを抑えながら、土地の履歴を出来るだけ引き継ぐことにした。 空間構成は、将来1階だけで生活したいとの要望から、必然的に多くなる1階の部屋数と面積的な制限を考慮し、廊下を介さず真ん中のホールから直接各個室にアクセスできる田の字形式とした。中心には南北に伸びる気持ちの良い吹き抜けを配しトップライトやハイサイドを設け、光と風を内部に取り入れる。その大空間に寄り添うように各階に大小様々な個室を散りばめた。 また、食生活にこだわりのある施主にとって、キッチンは特別な場所だった。そこは趣味部屋でもあり、創作を通した子供の教育の場でもあり、将来、家族だけでなく友人知人とのコミュニケーションの場としても機能することをぼんやりとイメージしていた。そこで、キッチンは一つの居場所として捉え直し、つまり個室として扱うことに決め、玄関を通らず外部と直接つなげ、引き違いの掃き出し窓を設けた。それらの操作はキッチンの自律性を高め、外土間と一体となって、少しだけ住宅の枠から外れた使われ方を導くだろう。 それぞれの個室には、周囲の余白に呼応させるように窓を適宜設け、どの場所からも視線が外へと抜けていく。 移りゆく季節の中で、通り抜ける風や降り注ぐ光の変化を感じながら、子供たちがのびのびと育って欲しい。そんな家になればと願っている。

K邸
20坪を超えるLDKを中心とし、洋室2、和室1の他、ホビースペースや車2台分のガレージを兼ね備えた大きな住宅です。 基礎蓄熱式の低温輻射暖房システムをもちいることでトイレや洗面所に至るまで暖かく、さらにデシカント式調湿換気設備を併用することで、エアコンによる冬の乾燥や夏の冷えすぎが起こらない心地よい環境を実現しました。

庇窓の2世帯住宅
完全分離型の2世帯住宅の計画。 3階建てが立並ぶ、都心の住宅地。築40年近い施主の両親が住んでいた実家を建替え、両親と同居できる完全分離型(玄関、水回りが別々)の2世帯住宅にする計画。2世帯住宅にするといっても、土地の大きさは24坪で前面道路が約4mのため建てられる床面積が、160%にまで減ってしまい、合計の床面積40坪弱の中に、2世帯合計で6名、5部屋+納戸、LDK2つと水回り(洗面やお風呂)を別々に入れ込む難易度の高い設計となった。1F~3Fまで吹抜がるある案や、スキップフロア等様々なアイディアを検討した結果、施主の希望もあり最終的には、1Fは親世帯、2,3Fに子世帯で過不足なく個室もとったシンプルなプランにまとまった。 敷地は間口よりも奥行きが長い長方形の土地。周囲3方を3階建てや2階建てに囲まれていて日射の条件が悪い状況だった。周囲の2階建ても将来的には3階建てに建て替わることが予想されるため隣地からの採光も期待できない。そのため前面道路側から最大限採光できること、道路と家の関係性に着目して設計を進めた。 「世帯を丁度良く繋げる」 2世帯住宅の問題点は、世帯間の距離感だ。一体的すぎても良くないし、離れすぎていても味気ない関係となってしまう。玄関も別々な完全分離型の2世帯住宅は階によって分断されてしまうため、この分断された距離感を丁度良くつなげる方法として、道路側にたくさんの大きな開閉窓設け道路側のスペースを介して間接的につながるような計画とした。大きな窓は採光の役目も果たしている。 前面の4m巾の前面道路は車通りが少ないので、子供たちの遊び場となっていて、その庭のようなスペースから家をみると、個々に設けられた窓から両方の世帯の窓やそれぞれの部屋が一度に見えて子供が遊んでいる風景と家の内部の上下階の空間が間接的につながる。すべての窓には庇がついており、雨でも窓を開けることができる。窓を開ければ、ダイレクトに道路(街)と繋がることができる。 3階建ての住宅の場合は、道路側にバルコニーがくるこが多く、居住空間と道路(街)との間に隔たりができるような状態が多いが、本立地では丁度良い巾の静かな前面道路があったので、思い切ってダイレクトに居住空間と街が繋がることができる計画とした。街との距離が近づくと近所の人との距離感も近づいてくる。ずっと前からこの土地に住んでいる施主や環境との兼ね合いが合致したのでできる計画だが、居住空間を街から隔離するのではなく開くことによって、単純な4mの道路と家の前の駐車場が近所の人たちや子供たちや世帯間の憩いのスペースとなった。 なお、道路側の壁耐力はスチールブレースによって担保され、耐震等級も2以上の数値でクリアしている。 空調の計画は第三種(自然吸気、機械排気)だが、1Fの親世帯エリアの床にガス温水式の床暖房を設置し、暖かい空気が上階へと流れるようにしており、また最上部で集熱した空気を、基礎内に戻して家全体の空気の循環を測り、自然の熱エネルギーも利用した効率よい空調、断熱の計画としている。3階建てにありがちな上下階の温度差を緩和している。施主曰く、冬でもエアコンいらずで過ごせるとのこと。 休みの日は、子世帯が前庭で遊んでいるのを、窓ごしに祖父母が見ている。 窓を開けて会話をしたり、テレビを見ながらぼんやりと外を眺めるなど。。 特徴的に設けられた庇のついた窓が、2世帯住宅での世帯同士や街と家との心地よい関係をつくることを願っている。

等々力の家
限られた面積の中で、3人の子ども達が 縦横無尽に遊び廻れる家となっています。 1階の子供室から梯子をのぼっていくと、2階のLDKへ行くことができ、また、その上部のロフトへもアクセス可能です。 子ども達の遊び場は、さらにロフトから外に出て ルーフテラスや屋上へと広がります。 1階の子供室や寝室はプライバシーを確保したテラスに面しており、また、2階のリビングからは、ルーフテラスのグリーンや青い空を臨むことができます。 それそれの部屋において内部と外部の関係性を強めることで、開放感のある空間になっています。



