
等々力の家
設計者情報
限られた面積の中で、3人の子ども達が 縦横無尽に遊び廻れる家となっています。 1階の子供室から梯子をのぼっていくと、2階のLDKへ行くことができ、また、その上部のロフトへもアクセス可能です。 子ども達の遊び場は、さらにロフトから外に出て ルーフテラスや屋上へと広がります。 1階の子供室や寝室はプライバシーを確保したテラスに面しており、また、2階のリビングからは、ルーフテラスのグリーンや青い空を臨むことができます。 それそれの部屋において内部と外部の関係性を強めることで、開放感のある空間になっています。
基本データ
- 所在地
- 東京都世田谷区
- 敷地面積
- 94.78 ㎡
- 延床面積
- 96.88㎡
設計者情報
この建築家が建てた家
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樽町の家
都心部において広い敷地内に駐車場スペースをできるだけ残しながら、より良好な内外の空間を創りだしたプロジェクトです。 音楽室と母屋、日常の空間と非日常の空間を明快に分けながらも、つかづ離れずの関係を維持し、程良いパイプで程良く繋がっている状態を創出しています。 音楽室は本格的な防音施行を施しており、また各室は、それぞれ小さな庭や外部空間に面するように配置され、プライバシーを確保しながら通風や光が充分に入るよう計画しています。

HOUSE-O
この住宅には「合理的な遊び心」というテーマを設けた。合理的な考えをお持ちの奥様と遊び心を求めるご主人。二人の共通点を探りながら〝遊び心があるがしっかりと意味もある〟そんな提案を心掛けた。 計画地は、古い住宅地に存する。敷地面積は、130㎡程度と決して広くはなく、3面を道路に囲まれた状況であった。しかし、方位や道路幅の関係上、第1種低層専用地域にも関わらず、日影規制や斜線制限をクリアでき、10Mまで建設可能な特異な状況でもあった。平面的に建物を広げるのは敷地面積の関係上、限界がある。それならば、その特異な状況を生かし、ロフト・吹抜け・バルコニー等、法的に床面積に算入されない空間を断面的に縦に積み上げていくような計画とした。 1階階高を高くし設けたロフトは、子供の遊び場としての機能を持ち合わせながら、仕切りや棚等を設ければ納戸としても機能する。玄関に設けた吹抜けは、そのロフトと繋がっており、ロフトの開口を開け放てば、煙突効果により夏場の換気経路となる仕組みとした。トップライトを設けることにより、北側のネガティブで暗くなりがちなスペースに明るさを与える機能も兼ねている。 敷地の有効活用として建物形状の操作も行った。平面形状を菱形にすることにより、北側は道路と並行となり、デットスペースとなる部分を駐車場として確保した。南側は角度を振ることによりリビングからの視線が隣地建物ではなく、空地である道路に伸びるようにコントロールを図っている。駐車場を南側と北側に分散した結果、導線の関係上、玄関も2つ設けた。その玄関同士を繋げるかたちで通り土間形式とし、玄関であり、通路であり、作業場でもある多目的なスペースとして設えた。また、壁及び天井材は、3面道路からの防音を考慮して、素材感の面白さがありながら、吸音性に優れている木毛セメント板を採用している。 家族間での価値観の相違に対して、妥協点ではなく共通点を模索することによって、豊かな住空間の提供を目指した。

天井のない住宅
新しく分譲された住宅地の新築計画。 周囲にも同じくらいの大きさに分割された造成地が並んでいる。 30坪くらいの2階建ての住宅でリビングは1階。リビングを通って2階の部屋に行けるようにというのが、ひとつの要望でした。 とてもオーソドックスな要望の中で、個室はなるべく小さく、家族が集うリビングはできるだけ大きくしたい。限られた敷地と予算組の中で、リビングの天井を剥がして、天井を露出させた。天井の高さを確保しながら、既成の構造材を改めてレイアウトしなおすことなく、そのまま露出させることで変な緊張感や新築特有の新しい感じを避け、心地よい落ち着く空間ができるように配慮した。 はがされた天井には、上部の過重や柱のスパンによってオートマチックにきまった、大きさの異なる梁や下地や金物が見える。通常見えない構造体が見えて、そうした梁や下地の板の質感がリビングの大部分の仕上げになっている。壁や床には珪藻土や、無垢材で仕上げられており、新築でありながらざらざらとした質感をもったラフな感触を感じることができる。 窓のレイアウトも同様に、きれいに並べるのではなく、LDK全体のバランスの中で、ダイニングやリビング、キッチンとそれぞれの機能から個々に窓のレイアウトをしている。そのためばらばらと、散らばるように窓がレイアウトされていて、太陽の動きと共に室内に必要な光が変化しながら落ちてくるように工夫した。 梁のデザインや窓の位置など綺麗にレイアウトするように全体のルールを決めてしまうのではなく、ばらばらと散らばるようで、それぞれのバランスが取れているような、計画しているようで全くしていないような状態を目指した。そうしたある種の気の抜けたような空間が、居心地の良さを生み出してくれるのではないかと考えている。

戸手本町の家
木造2階建ての大きな住宅を、1階が親世帯、2階が子世帯が入る完全分離の2世帯住宅に改修しました。 古い柱や梁は随所で表しにし、変化のあるダイナミックな空間に生まれ変わりました。 かつての玄関廻りの構造はそのまま活かし、大屋根に覆われたポーチを設け、各世帯の玄関に出入りできるようにしています。

平山の家
荒尾市内、路地の袋小路。 敷地は広いが、転回スペースはなく、車で進入するとバックで数十メートルを引き返さなければならない奥まった土地である。 建て主は長男夫婦で、新築を機に両親との同居を考えていた。 建て主からは駐車スペースを広く確保し、転回が出来ること。 両親と同居のため、お互いの生活が程良い距離感で行えること。 自然な素材を使い、居心地の良い空間とすること。 という3つの要望があった。 3世代が共に暮らすリビングは畳敷きとし、客間の和室と続き間でウッドデッキと庭とも繋がる。 食事の際は建て主の弟家族も含めて9人が一斉に集う憩いの場となる。 上下階で世帯を分け、1・2階それぞれの空間を大きなひとつの屋根で覆われたおおらかな佇まい。 内壁外壁共に火山灰白州壁を採用し、真壁づくりで柱・梁には地元八女杉の天然乾燥材を表しとした。 温故知新を体現する、モダンな和のデザインでありながらどこか懐かしさを感じさせる居心地の良い住まいとなった。

志免町の家
九州産の杉構造材を宮大工による現場手刻み加工で建てた、プリミティブな2階建ての住宅です。柱や梁などの構造材だけでなく、床やデッキ材にも厚み40ミリの九州産杉材を使い、内外装は漆喰壁、浴室は人造石研ぎ出し仕上を採用するなど、敢えて、素材の経年変化を家族の成長とともに愉しめるよう拘った。

住道の家
老齢の母と娘が終の棲家として購入されたマンションの一室でのリフォームである。 間取りは一般的なファミリータイプの3LDKであったため、今後の老々介護を見据えた間取りに変更し、かつ一日の大変を寝室で過ごす母親にとってより良い住環境とすることを目的とした住まいである。 具体的には母親にとって負担の少ない動線とするため、洗面・脱衣・浴室・トイレを直線的に配置し、将来的に歩行器や車椅子となった場合にも行き来できる廊下幅を確保しました。 またLDKと寝室は3枚の建具のみで仕切られており、全開すれば広々としたワンルーム空間となるとともにコミュニケーションを生み出し、全閉すればそれぞれのプライバシーを確保した空間となります。 さらに住環境をより良いものとするために消臭・調湿効果のあるスペイン漆喰を用いることでマンション特有の湿気や臭いの問題を解消しています。

大きな欅の家
敷地は目黒区緑が丘。同じ敷地には数棟の建物と区の保存樹にもなっているケヤキの大木があった。並んで建つマンションとは違和感なく馴染むよう、仕上げや植込みなどの連続性を意識している。 ケヤキを囲んだコートハウスとし、道路に面した平屋の玄関棟(南棟)、奥に地下1階地上2階の居住棟(北棟)を配置し、敷地の高低差を利用したスキップフロアを渡り廊下でつないでいる。アトリエを併設した広い玄関と渡り廊下は、中庭を巡る楽しさを感じられるギャラリーになっていく予定だ。 地下1階は寝室エリア。1階の和室からドライエリア上空に架けたブリッジを渡って中庭に出られる。ケヤキを最も近くに感じられる2階は居間食堂厨房に。厨房横にある階段の踊り場からは平屋部分の屋上に出られ、ゲストを迎えて賑やかに過ごす週末にはアウトドアリビングとして過ごせる場になる。家族との時間、ひとりで過ごす時間、どのような時にもいつもそこにケヤキの大木が見える、都内でありながら豊かな自然を間近に感じられる計画になっている。











