
新百合ヶ丘の家
設計者情報
敷地は小田急線新百合ヶ丘駅から徒歩10分程度の丘陵地にあり、建主は土地を新しく購入し住宅を新築することを計画していた。 敷地は斜面となっており眺めをいかした家とする一方で、日差しが入らないようにするため窓の配置を調整し、軒を大きく出している。 窓際にはバルコニーと同じ高さのベンチを設け、リビングからバルコニーへと連続しているようにしている。このベンチはデイベッドやテレビ台としても使えるようにしており、ソファやテレビ台がなくスッキリとしたリビングとなった。 キッチンはパントリーとの導線とリビングからの見え方に配慮している。パントリー、キッチン、リビングは回遊できる導線とし、キッチンはリビングから30cm下げリビングからキッチンが直接見えないようにした。 玄関とトイレのドアは建主が所持していたアンティークのドアを補修し設置している。ドアの他にも建主が所持していた北欧アンティーク家具に合わせて室内の色合いを調整した結果、新築でありながら時間が経過したような落ち着いた趣のある住まいとなった。
基本データ
- 所在地
- 神奈川県川崎市
- 延床面積
- 91.91㎡
撮影:西川公朗
設計者情報
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三軒茶屋の家
間口が細く奥行のある細長い狭小敷地に建つ住宅。限られた間口幅のなかで長手方向の奥行き感を意識しながら間口幅の調整や各部分を少しづつずらすことで、広々とした居室スペースを確保している。また吹抜けや高窓を設けることで、明るく開放的な空間ができている。

上井手の家
荒尾市内の県道沿い。北側には田園風景を介し、遠くの山々を望むことができる。 南側は裏山といった感じで比較的近くに山を感じることができる。周囲を山に囲まれた自然豊かな土地である。 建て主の要望は、平屋建てであること、車を3台以上駐車できること、それ以外はある程度任せたいということだった。 最初に考えたのはこのロケーションの美しさを建物内に取り込みたいということだった。 南側の近景の山と北側の遠景の山、性質の違う風景を繋ぎ、南北に視線が抜ける開口部を意識した。 1歳の男の子を持つ子育て世代のため、家事・育児に配慮した動線計画とし、出来るだけストレスなく生活できる住まいを目指した。 リビング続きの和室は小上がりとし、子どもの遊び場やお昼寝場所となっているが、仕切ることもでき、将来は客間としても機能する。 LDKは屋根勾配をそのまま表し、和室や玄関と視覚的に繋がるダイナミックな空間とした。 建て主から竹を使ってほしいというリクエストからリビングの天井や床の間などに竹を使用した。 白黒の古民家を思わせるインテリアに加え、和の趣きを演出するのに一役買っている。 内観外観共に昔からこの地にある建物ではないかと錯覚するような土地にフィットした住まいである。

house ymg –はじまりの空っぽ–
「必要になれば、作り足せばいい。」これは、そんな暮らし方を選んだ家族のための住宅です。 敷地は東から南にかけて森が広がる旗竿地、冬は陽射しが期待できない手ごわい環境でした。が、バイタリティあふれる彼らは、住む力を全開にして家づくりを始めます。 まず話し合ったのは、ローコストなつくり方について。その方法は、構造や外装、住宅設備等まではプロの手を借り、何もない空っぽな状態を完成させる。その先は自分達で作りながら生活することになりました。 設計が始まると、彼らはいきなりダイニングベンチを作ってきて私たちを驚かせました。しかも2脚、クオリティもなかなか高い。万事この調子で率先して工事にも参加しました。床壁天井となる合板の塗装は週末行事となり、家族総出でペンキ塗り。終わる頃には床下収納を2台と脱衣室収納棚、クローゼットの間仕切り布が完成。こうやって少しずつ、空っぽが住宅になってゆきました。 そして引渡しの日、「ここがはじまりなんです!」と、ご主人が力強く話されました。その言葉通り、彼らは今も作り足しながら暮らしています。

Aya House
ご夫婦と小型犬のためのシンプルでナチュラルな住宅です。広い軒下の玄関ポーチ、メンテナンスを考慮した床タイル、格子引き戸を活用した可変性のあるLDK空間、お料理好きな奥様のための清潔感のあるオーダーキッチンが特徴となっています。また、非日常的なインテリアデザインは、多忙なご主人の癒しの空間になっています。

HOUSE-N
この住宅には、2つの課題があった。1つ目は「コスト」である。土地・建物を合わせて2900万と予算に大きな制限があった為、敷地選定の段階から全体のコストバランスを見極め、計画を進めていく必要があった。敷地は、ロケーションを売りにしている高台に面した新興住宅分譲地だが、冷静に見るとそのロケーションがそれ程魅力的ではない。それならば、敢えて高台に面していない価格を低く設定している区画の中で、日照条件や法的条件が有利な敷地を選択した。 2つ目の課題は「距離感」である。クライアントは、家族同士の距離感を大切にしており、非常にオープンな家庭環境であった。単純に個室がそれぞれ用意されているのでは閉じ過ぎている。だからといって全てをオープンなワンルームのようにしてしまうのも乱暴過ぎる。この家族にとって心地良い距離感を保つ為には、どのような空間構成が望ましいのかを思案するべきだと考えた。 土地を1100万で購入した為、1800万で建物の計画を進める必要があった。そこで、まず、設計の初期段階にコストの観点から建坪を25坪以下と制限を掛けた。やや狭小寄りになったこの住宅に広がりを持たせる為、7枚の床レベルをランダムにスキップさせた2階建のワンルームのような構成としている。また、天井を貼らないことにより、天井材及び下地材が省略され、コストを抑えつつ、敢えて足音が響きやすい設計とした。そのように構成された空間は一定の距離感を保った様々な〝場〟の設えにもなっている。家族それぞれが好きな時間に、好きな場所を見つけ、好きなことをして過ごす。視線は、床レベル差で遮られるが、気配や音で他の家族がどこで何をしているのかを何となく感じとれる空間とした。 一見、複雑な構造に見えるが、事前に加工業者と打合せをし、経済的かつ効率的に構造が組めるよう調整を図り、特殊加工を施さないスタンダートな構造に抑えた。また、工種を少なくする為、外壁や内壁を木貼りとし、外壁業者や内装業者の手間を大工手間1つにまとめる等して、コストコントロールを図っている。 構造が露出し、内壁が木貼りとなっているこの住宅は、絵を掛けたいと思えば自由に飾れ、棚が必要だと思えば自由に追加し、ハンモックを掛けたいと思えば自由に設置でき、間仕切りが欲しいと思えば容易に増設ができる。設計時点で全てを決め切らず、生活しながら住まい手のアイディア次第で、自由に成長できる「可変性」に富み、「余白」の準備された空間構成にもなっている。 「コスト」と「距離感」という2つの課題に「可変性」と「余白」という新たな要素を加え、全てを同時並行で融合させて考えることにより、心地良い住空間の提供を目指した。

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上高井戸の家
陽だまりスペースや吹抜などを随所に設けることで、光と空間の変化や猫の動きを日々楽しみながら暮らせる計画としています。 2階と屋上とを、吹抜を介して視覚的に繋げることで、広がりが感じられる快適な住居空間となっています。









