
姫路の家
設計者情報
初めてお会いしてから完成まで4年もの月日が流れ、じっくりとプランを練り上げていった案件です。 敷地は南側に面しとても日当たりのよい好条件。道路からの視線を圧迫感なくどう遮るか、ということが最大のテーマとなり、全体的には和モダンで明るいイメージにしたい、というご要望でした。内部の柔らかなイメージとは対照的に、外壁には黒いガルバリウム鋼板を張りよりモダンなイメージへと仕上げ、大きく張り出した屋根が、ひと際目を引く印象的な外観デザインとしています。 素材にもこだわりを持っていらしたため、内部の壁はすべて漆喰塗り、床・天井には無垢材を使用と、自然素材をふんだんに取り入れた健康住宅となっています。 また今回、デザインだけでなく性能面にもこだわり、長期優良住宅、住宅性能表示、耐震等級2、防犯優良住宅を取得しています。
基本データ
- 所在地
- 兵庫県姫路市
- 延床面積
- 130.20㎡
撮影:冨田 英次
設計者情報
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寝屋川の家
敷地は昔ながらの住宅が密集する地域にある変形の狭小地です。全面道路も狭く現場前までは軽車両しか入れないため、計画の段階から施工方法や資材の搬入においても検討する必要がありました。そこで構造は手組みが可能な木造とし、各部材も大きくならないよう計画しています 具体的には、床レベルを4段階に小分割し螺旋状にスキップさせながら屋上まで繋いでいます。複数の居場所を点在させながら連続的な広がりを持たせることで、狭小地における都市型住宅の在り方を模索しました。 1階は主寝室とクローゼットからなる個室を配置し、天井高の低い納戸は玄関と一体的な繋がりを持つ土間空間としています。続いて2段目の洗面コーナーを通り、3段目の吹抜けがある2階リビングへと繋がっています。天井の低いDENは吹抜けのリビングと一体的に繋げることで、リビングの一部として多様な使われ方が可能となります。子供が小さいうちはプレイルームとして利用され、将来家族が増えたときには1階主寝室を2つの子供室として分割し、DENを夫婦の寝室として利用できるように計画されています。さらには1階主寝室と廊下の間仕切壁は非耐力壁となっており、子供が独立した時には撤去し1階をワンルーム空間にすることも可能です。子どもの成長と将来のライフスタイルの変化に合わせて少しづつ手を加えることにより、小さくとも永く住み続けていける可変性を持たせています。 そして、吹抜けに面した最上段はダイニングキッチンと浴室からなり、付属のパントリーからは屋外階段を通って屋上へと繋がっていきます。建物が密集した都市の狭小地は広々と庭を取ることも難しいため、屋上を多様な生活シーンの受け皿として最大限活用しています。 スキップフロアで連続させ屋上まで緩やかに繋げることで多様な居場所が生まれ、小さくとも狭小地に住まうことを積極的に楽しめる住宅を目指しました。

鴻巣の曲り家

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高砂の家
長く住み慣れた土地から近隣への住み替えです。 ペンキを使用せず、無垢材と化粧板、珪藻土にて仕上げた和風の住宅です。床、壁、天井に種類の異なる木材を使用するため、ちぐはぐになって全体の統一感が損なわれないよう、材料の使い方に注意を払いました。 居間と和室は続きの間ですが、障子と引戸との開け閉めで空間を分けられるようにし、天井の高さや仕上げに変化を加えてより広々とした空間になるよう努めました。 飼い犬のスペースの床にのみ貼ったタイルがワンポイントとなっています。階段の下は収納として利用、空調機も各階に1台、と余計なものを省いたシンプルな暮らしの良さを再認識した設計でした。

ヒノキの里家
戸建住宅、木造二階建、新築。敷地探しから携わる。 -県産ヒノキが創りだす心地よくシンプルな暮らし- 「常念岳をいつも見ながら楽しめる、そんな家が良いですね」というクライアントの希望から土地を探す家づくりは、見事に広がる田園風景の中の安曇野のシンボル的存在である常念岳を望む、素晴らしいロケーションに完成した。 クライアントのもう一つの希望である、「素材」にも拘った県産材木曾ヒノキやカラマツを構造部や床材にふんだんに使用、そして国産ナラ材によるオリジナル製作キッチンと家具など、やわらかな木の感覚が日々の暮らしを優しく包み込むおおらかでシンプルな家です。

高田西の家
家で仕事をする時間が増えたご夫婦が、自然が感じられる場所で、お互いプライバシーを保ちながら、仕事に集中できる環境をつくるための家として 設計した住宅です。 印象的なアールの壁や、ダイナミックな吹き抜け空間、高低差のある天井など、シンプルな間取りの中にも、光と空間の変化が随所に感じられるように 造られています。 2階のダイニングは天井が高い吹抜けになっており、上から降り注ぐトップライトの光へと視線が抜け、吹抜上部に渡る3階のブリッジは この解放的な空間を楽しむことができる装置となっています。 リビングへ移動すると 視線は外部へと誘われます。窓からは のどかな景色を一望でき、外部とのつながりが、より広がりを感じさせます。 またインテリアに調和するよう造付けのソファも備え、 外の風景を眺めながら リラックスできる空間になっています。 3階は、勾配天井の高低差により、場所によって開放感と、こもり感の 両方の空間が味わえるプライベート空間となっています。 場所ごとに変わる雰囲気の中で、自然の景色を楽しみながら、家族がそれぞれ お気に入りの場所をみつけて自分の時間を思い思いに過ごせる空間が造られています。

箱の家
本計画は沖縄県本島南城市の緑豊かな住宅地の一角に一戸建ての住宅を新築するプロジェクトである。 施主ご夫婦からのご要望として、「家族でのびのび暮らせる家」「コンクリート打ち放しを内外で 感じられる家」を求められた。 設計計画としては、打合せを重ねる中で「のびのび暮らす家=家族で共有する空間の比重が高い家」という 軸をつくり、計画を進めた。空間を共有することで限られた面積をより必要な箇所に配分できる利点がある。 今回の計画では、子供が小さいこともあり当面は「主寝室」「子供室」という居室はなく、「寝室」 「多目的室」として親子で共有し、その分リビングダイニングをできるだけ広くとる計画としている。 子供の成長に合わせて「多目的室」は「子供室」となる予定であり、リビングと床の高さを変えることで 視線をずらし、プライバシーに配慮している。天井の高い部分(3.0m以上)と低い部分(1.4m以下)をつくり、 幅のある利用ができる計画としている。 外観はコンクリート打放しとし、耐候性のある仕上げを採用することで美観とメンテナンスに配慮している。 またリビングダイニング・寝室の天井を躯体現しとすることで、インテリアのアクセントとすると同時に 視覚的な連続性を与えている。躯体現し部は外断熱とすることでその他居室と変わらない断熱性能としている。 また、庭へと続くリビングダイニングの開口を最大限広くとることで、テラスを開放的なリビングの一部として 考えている。テラスの軒が沖縄の強い日差しと風雨を和らげる雨端空間となっており、アウトサイドリビングとして 家族や友人とくつろぐ場であると同時に周辺の豊かな緑や雨を景色として楽しむ大きな額縁としても考えている。 少しずつ足していく植栽の成長具合に合わせて、窓から見える景色は四季変化していく。 住み手と家は長い付き合いになる。この変化も家族の成長と共に楽しんでもらえることを期待したい。

高密度商業地域に立つRC3階建ガレージハウス
東京都立川市の商業地域に位置する、RC3階建てのガレージハウスプロジェクトです。敷地が高密度な商業地域のため、住居としての採光や通風、視線等に配慮した計画が必要となりました。 クライアントの要望として、車2台とバイク3台のガレージスペース、広いオープンスペースがありました。そこで、一階全体をガレージスペースとし、2階・3階に居住スペースを設けることにより、採光やセキュリティ等の居住環境を改善しました。クライアントは安定的な温熱環境を好んだため、窓を減らし、トップライトやハイサイドライトから光を取り込む仕組みとし、外断熱としました。その結果、地上でありながら地下のような、都市の喧騒から距離を置いた、静かで落ち着いた空間となりました。 上部から降り注ぐやわらかい間接光の広がる、広々としたオープンスペース 2階居住空間においては、生活空間をコンパクトにまとめ、人が集まれる大きなオープンスペースを設けました。2階全体の大きなワンルームの中にボックスインボックスで必要なプライベート空間を設けました。その結果、残りのオープンスペースは50畳を超える広さとなりました。 内装や造作家具は素材を統一し、家具に可動性を持たせることで、使い勝手もよく統一感のある空間としました。 コンパクトな居住空間と、光をもたらすサンルーム 寝室には、ベッド・デスク・ウォークインクローゼットをコンパクトにまとめました。開口部はシンプルなL型のスチールサッシとしました。クライアントの要望により、浴室には、シャワー・浴槽・トイレ・洗面台・洗濯機がワンルームに配置されています。 2階と連続した3階は、トップライトとハイサイドライトから間接光が差し込み、空色の内部仕上げで淡く優しい光の広がる空間としました。拡散光をオープンスペースに届けるサンルームとして、また煙突効果で自然換気を行うバッファゾーンの役割を果たします。 オリジナルデザイングッツ 2階に上がる階段は、踏板を4種類の幾何学模様でデザインし、レーザーで切り抜き加工しました。トップライトからの光が木漏れ日のように差し込む螺旋階段となりました。その他にもこの住宅の空間に合わせて、ペーパーホルダーや回転テーブル等、オリジナルグッツをデザインしました。







