
逢瀬町の平屋
設計者情報
敷地は福島県郡山市。百世帯の集落の中心部に位置し、近くには昔ながらの商店、小学校やお寺や神社もある。また、集落を囲むように田んぼや畑もある。仙台に住むご夫妻のための別荘でもあり、将来の終の住処でもある。築80年の既存家屋は建主のご実家で、数年前から空き家となり、老朽化が進んでいた。 このまま次世代に受け渡すより、まずは今後の生活拠点の一つとして整え、遠方に住むお子さん一家も滞在できる場になるようにと建替えを決められた。普段はご夫妻のみで過ごすことがほとんどのため、ワンルームの広がりの中に居間、食堂と書斎を配置し、そこに厨房、寝室、ウォークインクローゼットと水廻りを隣接させて30坪弱のコンパクトな暮らしを求めた。その居住スペースを挟むように東側に客間、西側に外物置を配置した。高さを抑えた平屋であるが、北側のハイサイドライト(高窓)によって視線が抜け、穏やかな光と豊かな竹林を取込んだ。また、ご主人の長年の夢であった薪ストーブもオーダーで製作。静かな炎を眺めながらのひと時は格別とのことだ。 竣工してからは足繁く通い、ご夫婦でゆったりとした時間を過ごされているという。
基本データ
- 作品名
- 逢瀬町の平屋
- 所在地
- 福島県 郡山市
- 敷地面積
- 867.42㎡
撮影:朝日カラー 伊藤秀樹
設計者情報
この建築家が建てた家
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木道の家
鎌倉の風情が残る御成小学校近くに位置する住宅。北側に石積みの傾斜地を背負い殆ど平坦地のない変形敷地での計画。 少ない平坦地から傾斜地にRC造の橋を架ける形とすることで、造成なしで既存傾斜地の補強と風情を残すことに成功しています。 外壁焼杉板貼は既存樹木とのコントラストが美しく、既存樹木の間を通り抜けるアプローチの木道と悪条件が豊かさをたたえた魅力に変換しています。内部は垂木を表し力学的秩序の美しい架構表現を中心に、縦格子、チークフローリング、スケルトン階段、シンプルなデザイン、心地良い木質感としています。

HOUSE-A
敷地は、丘陵地である住宅分譲地に存する。丹沢の山々や富士山を望める絶好のロケーションである。しかし、道路や隣地との高低差が多いことがデメリットとなり得る環境であった。クライアントからは、景色を望みつつ、採光の確保をすることが要望として挙げられていた。どの位置からどの景色を切り取るのか、どの角度、どの高さから、どのように採光を取り入れるのかを周囲の高低差や隣地の住宅、また、空地の隣地にどのような住宅が建つのかを予想しながら〝景色と光の良い所取り〟をしようと試みた。 東側道路から3.5M程、南側隣地から1.5M程埋まっているような環境にあった為、1階の床高及び階高を高く設定をし、採光の確保を狙った。西側の正面には既に隣地住宅で塞がっている状況であった為、敢えて西面を壁で塞いだ中庭形状とし、かつ、上部をFRPグレーチングによるトップライトとすることで1階に柔らかい光を落としている。 2階も階高を高くし、周囲の住宅や道路からの視線とのバッティングを避けながら、東面・南面・西面の3方向より、採光を確保した。2階LDKには、西側の景色を望めるよう、ビル用の大型サッシを設け、かつ、LDK手前にテラスを設けることにより、周囲の住宅の存在を消しながら景色に集中できるような構成とした。浴室は、隣地の造成による階段部分に位置を設定することで景色の確保を狙い、LDK同様ビル用大型サッシを設けた。また、入浴する為の導線やロールスクリーンの開閉するタイミング等の計画を綿密に行うことにより、住宅地でありながら、プライベートを確保しつつ、浴槽から景色を望める構成としている。屋上は、周囲の建物が建ち終えても直射日光が日中を通して当る位置に設定をし、物干しスペースとしての機能を持ちながら、景色を眺める展望台としての機能も与えている。 景色の切り取り方、光の取り入れ方のシュミュレーションを重ねることにより、敷地のポテンシャルを生かしつつ、デメリットを払拭する計画を目指した。

多摩のコートハウス
角地という立地から、陽当りの良い空間を目指しつつ、人の目からプライバシーを守るプランニングを目指しました。 まずリビング空間を突出させ、左右にウッドデッキの庭を設けます。 さらにその空間を囲うようにモルタル仕上げの壁で覆うことにより、庭をLDKに取り込んだ開放的なコートハウスとなります。 固いイメージを与えるモルタル壁が、外部に対しては守る印象を、内部に対しては素材の柔らかさを演出します。 またウッドデッキはキッチンや洗面室にも行き来でき、LDK全体に回遊性を持たせる効果を与え、リビングを中心に様々な生活シーンが描かれるでしょう。

縦動線の増築
使われなくなった2階の子供部屋を別用途で有効活用するべく、サブ玄関と階段の縦動線を増築しています。1階住空間と2階の別用途の動線の交差をなくし、職住近接で使用できる建物にリノベしました。

用賀の家

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本と土間の家

池田の家
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