
ひさたに整骨院
設計者情報
数台の駐車スペースを確保でき、大通りに面した比較的広い土地に対し、お店として、地域のアイコンとなるようなデザインを要求された店舗併用住宅です。しかしながら、決して派手でなく、堅実な技術で癒される期待感と、住宅としてのプライバシー確保という相反する課題を、道路とマンションに挟まれたこの場所にうまく表現することができました。
基本データ
- 所在地
- 福岡県京都郡
- 延床面積
- 167.92㎡
撮影:Yousuke Harigane
設計者情報
この建築家が建てた家
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釡浅商店
異形鉄筋とは、建物の構造用材料のひとつで、鋼を圧延して表面に「リブ」や「節」と呼ばれる凹凸の突起 を設けた棒状の鋼材である。 釡浅商店は、「良い道具には、良い理(ことわり)がある」というポリシーのもと、料理道具を作る職人の 素晴らしい技術をお客様に届けている。 そのため、この空間にふさわしいのは「建築の職人の技術である」と考え、普段は壁の中に隠れてしまう異 形鉄筋を主役にデザインを施した。 実際には、手すりや什器を異形鉄筋を用いてデザインし、シンプルながらも職人の技術の必要な作りとし た。 また、包丁の什器は枕木を使い、長年に渡って使っていただく包丁の長い歴史を表現した。 わたしはここで、職人の技術が人々に伝わっていくことを望む。

♯201 showroom

It.

居酒屋みなみ 0.7坪の改修
飯島駅前にある居酒屋みなみの内部の一部改修である。 押入を3~4人が入れる客席にして座席数を増やす計画である。 元々お寿司屋さんであった建物を居酒屋として使用していたため和のテイストの店内であった。店主は「和モダン」でありながら他の部屋と異なる雰囲気の半個室をご希望された。 まずは幅1.3m、奥行1.8mスペースに3~4人の座席を確保するために、家具は造り付けとしてテーブルとベンチを動線を考慮しながら形状と寸法を決めた。主に3人で利用する客席として、スツールを利用すれば4人でも利用可能にしている。 また店内の欄間とふすまという設えを踏襲して外観は和の雰囲気を意識している。欄間は狭い客席内に熱や臭いがこもりにくくするとともに廊下とを仕切り落ち着きを感じることができている。 工事による店休期間を3日間とするために極力シンプルな設計として工期を抑えた。また現場での作業と造作家具工事を明確に分け造作家具は事前に製作をし、現場では取付作業だけで済むように計画している。

MARE eyedesign

BOTANICAL
撮影者:STUDIO DIO

レストラン if
<コンセプト> 熊本市中央区に9席の洋食レストランをビル1Fのテナントに設計した。 施主は25歳の若きオーナーシェフで、東京の銀座で修行後、熊本に帰省して移転前のお店を構えた。料理も美味しく、志も高いため移転前の店舗でも2ヶ月先まで予約が取れない人気のお店となっていた。今回の計画は、その移転後の店舗の計画である。 このレストランでは、その施主の名前から空間を考えることとした。「壱星」という名前から一番星である金星の宵の明星のような夜空のような空間をイメージして計画した。 雲のような形態をした天井や銅板を使用して夕暮れの色合いを表現した。 銅板も月日が経つにつれて変化していき、若きオーナーシェフが経験を経て進化していく状況と重ねて経過を楽しむ事を期待している。

M4

馬嶋屋菓子道具店
かっぱ橋道具街の歴史は、大正元年、新堀川にかかる合羽橋周辺に、数件の道具商や古物商が店を構えたこ とからスタートした。 上野駅と浅草駅の中ごろに位置し、南北約800メートルの通りには、食器類や厨房設備、厨房器具、菓子道 具、食品原材料及び包装用品などを取り扱う約170の専門店がアーケードに連なっている。 馬嶋屋菓子道具店は、神田万世橋にあった馬嶋喜三郎商店(日本最古の菓子道具専門店)から、現社長の祖 父である吉田三郎が屋号を引き継ぎ昭和26年に創業した。 現在は浅草本願寺のすぐそば、浅草通りからかっぱ橋道具街に入り徒歩3分ほどの場所に店舗を構え、菓子 道具の専門店として和洋中問わず様々が商品が取り揃えられている。 また、馬嶋屋で木型を彫って60年以上の木型職人(大河原仁氏 2019年逝去)が彫る「木型」は全国のお 菓子屋さんからも絶大な人気を誇り、多くの人に笑顔を届けてきた。 そこで、馬嶋屋菓子道具店では、「お菓子の型」によって人々に喜んで頂くという意味を込めて「喜型」を テーマに設計した。 見せたい「型」は3000個。 それら全てをお客様にストレスなく見てもらい、かつ、スタッフへの負担の少ないオペレーションが求めら れた。 また、かっぱ橋はアーケード街であり、ビルの地下と2階以上の空間が活かされないという全国全てのアー ケード街が抱える問題も内抱していた。 私は上記の問題を限られたスペースで解決するために、建築基準法上必ず必要になる避難階段を建物の真ん 中に配置し、その中間の吹き抜けにフェンスメッシュを配置し、そこに3000個の型をディスプレイとして設 置する事を提案した。そして、その周りに3000個のブリキボックスを並べディスプレイと番号によって紐づ ける事によって、お客様自身で選び、在庫から必要な数を取り出すというオペレーションとなるように設計 した。 また、それぞれのフロアを真ん中の階段を挟んだスキップフロアとする事によって、3000個の型を選んでい る間に、お客様は気づかないうちに上下階に移動し、全てのフロアが繋がるように設計し、アーケード街特 有の階による不活用の問題を解決した。 外層はこれから100年以上継続するであろう「馬嶋屋菓子道具店」にふさわしく経年変化によって材料の強 度が上がるコールテン鋼を採用した。 私は、ここからお菓子作りを通して日本中に笑顔が広がる事を望む。










