
土地の制約は中庭を抱くことで豊かさに 自然を感じながら暮らす鎌倉・谷戸の住まい
神奈川県鎌倉市の谷戸に建つ、KATIS建築設計事務所・石川さんの自邸。約100㎡の土地、建蔽率40%という制約に対し、石川氏が導きだした解は「中庭を抱く凹型の建物」だった。この選択により、室内の三面に抜けが生まれ、光と風を招き入れ、各ゾーンが有機的に繋がる。中庭を介して家族の存在を感じられる大きなワンルーム。制約を豊かさに転換した、建築家の思考と技術が凝縮さ…

神奈川県鎌倉市の谷戸に建つ、KATIS建築設計事務所・石川さんの自邸。約100㎡の土地、建蔽率40%という制約に対し、石川氏が導きだした解は「中庭を抱く凹型の建物」だった。この選択により、室内の三面に抜けが生まれ、光と風を招き入れ、各ゾーンが有機的に繋がる。中庭を介して家族の存在を感じられる大きなワンルーム。制約を豊かさに転換した、建築家の思考と技術が凝縮さ…

絵本から抜け出たような三角屋根、半分ガラス張りの斬新なデザインが目を引くこの家は、建築家の矢島輝さんが設計した店舗併用住宅だ。個性が異なる2つの軒下や開放的な住空間を大屋根で包み込む、おおらかなプランの魅力に迫る。

金沢から大阪への移住を決めたSさんが求めたのは「自然に開かれた住まい」。自作の図面を持参するほど家づくりへの強い想いを託したのは、デザインと施工を両立する建築家、中土居宏紀さん。施主の真の想いを丁寧に掘り下げ、想像を超える仕事ぶりで信頼を得た中土居さんは、隣人も驚くほどの広がりと光あふれる豊かな空間を生み出した。

滋賀県栗東市に、独創的な作品が誕生した。前面道路側に象徴的な境界壁を持ち、建物は敷地を対角線に横切る三角形。それ以外は広大な庭とウッドデッキとなっている。 “子どもが安全に過ごせる”ことと、“パノラミックな田園風景を暮らしの中に取り込む”ことを両立した、工夫に満ちあふれるこの作品をご紹介しよう。

愛知県西尾市に、個性的な邸宅が誕生した。“7部屋のコートハウス”と名付けられたこの作品は、その名の通り中庭を中心に独立した各部屋が配置されている。こう聞くと特異なプランに思えるが、なぜか周囲に溶け込み、違和感がない。将来、お施主様のライフスタイルが変化しても対応できる、この作品をご紹介しよう。

施主は70代の夫婦。100歳を超えるお母様も快適に暮らせ、ときには家族や友人なども集まれる、人生の最終章に彩りを与える家づくりを任せたのは、自然や周囲の街並みと調和し、カタチとしての美しさだけでなく、心さえも動かす建築家、高橋翔太朗さんでした。

建築家の齋藤文子さんが建築大工のご主人と暮らす『徳丸の家』は、齋藤さんが設計・ご主人が棟梁となって施工した自邸兼アトリエだ。限られた敷地を上手に活かした自邸部分は、気持ちのよい開放空間。大人の2人暮らしにふさわしい上質な魅力にあふれている。

広々したLDKは魅力的だが、単に大きいだけの空間は意外に使いづらいもの。しかし、建築家の蘆田暢人さんが設計したA邸は大空間のダイナミックな開放感と、ホッと落ち着く心地よさが見事に調和。設計の力で居心地が大きく変わることを実感する住宅だ。