
三角形の変形敷地は、余白を活用。ひとり時間も、大勢での集いも楽しめる家
ひとりで暮らす自宅を新築するため、ほぼ三角形の敷地を購入されたお施主さま。建築家の戸川さんは、三角形の敷地に小さな正方形を配置し、余白も活用しながらゆとりある家をつくりあげた。ご友人たちとパーティーをしたり、ひとり時間を楽しんだり。どんなシーンにもフィットする家はどのように完成したのだろうか。

ひとりで暮らす自宅を新築するため、ほぼ三角形の敷地を購入されたお施主さま。建築家の戸川さんは、三角形の敷地に小さな正方形を配置し、余白も活用しながらゆとりある家をつくりあげた。ご友人たちとパーティーをしたり、ひとり時間を楽しんだり。どんなシーンにもフィットする家はどのように完成したのだろうか。

古民家に一部増築した家で暮らしていたお施主さまは、2階建てでの暮らしに不安を覚えるように。それまでほぼ使用していなかった古民家をリノベーションし、生活の範囲を広げ1階のみで暮らしたいと考えた。建築家の戸川さんは直面した不安だけでなく将来も見据え、安心して暮らせる家に生まれ変わらせたという。

中庭が家の中心にある「ロの字型」の家を建てたいとお望みだったお施主さま。建築家の戸川さんは、しかし敷地条件や広さなどから難しいと判断。提案したのは、大きな天窓だった。おかげで、思い描いていた開放的で明るく、風が通り、回遊性もある、まるで庭を家の内部に取り込んだような暮らしが実現したという。

静かな住宅街の一角に自邸を建てることになった建築家の芝田知巳さん。引っ越し前の住まいは昼間でも照明が必要な状況だったことから、隅々まで明るい家をつくりたいと考えた。敷地条件などが厳しい中、芝田さんはどのように家中に光を届けたのだろうか。光だけでなく風も季節も感じられるS邸の秘密に迫る。

決して広いとはいえない空間の中に、見せる収納と隠す収納、両方が欲しい。見せる収納のデザインにはお施主様の明確なイメージもあった。建築家の戸川賢木さんは、1階から3階を繋いだ螺旋階段に、見せる収納を組み合わせてお施主様の要望を叶えながら、開放的でゆとりを感じられる空間をつくり上げた。

リノベーションは現状の住まいが持つ問題を解決するためのもの。SAKAKI Atelierの戸川賢木さんは、住む人の思いにじっくり耳を傾けることが大切だという。住む人が感じている問題の本質を見極め、大胆な提案をすることも。ここで紹介する住まいの施主、S様は提案により気持ちまで明るく変化した。

"南向き信仰"が根強い日本では、家を建てるとなると、多くの人が当然のように“南向きの大開口”をイメージすると思う。でも、敷地条件や設計の工夫次第では南に大開口を設けなくても、明るさも風通しも申し分のない家が出来る。里山のふもとに佇むU氏邸は、そんな当たり前のことを改めて教えてくれる家でした。