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設計者情報
ソファーいらずのダイニングセット 日本の住まいは、どうしても欧米に比べ小さく、その限られたスペースでいかに豊かに暮らすかが課題となります。考えた末に、日本の昔ながらのちゃぶ台を囲んだ一家団欒の風景が思い浮かびました。ちゃぶ台は、時として食卓になり、団欒のテーブルとなり、勉強机にもなり、家族の多様な生活を優しく受け止めます。このような効果的に豊かに暮らす工夫を、現代の生活と融合させて新たな生活スタイルとして蘇らせました。コンセプトは、ダイニングとリビングが融合したソファーいらずのリラックス空間。最大の特徴は、長時間ゆったりとくつろぐことができる本格アームチェアでありながら、テーブルの下にスッキリと納まるデザインです。座面は心地よい弾力が体を支える通気性の良いラタン。テーブルは木目の美しいチークです。
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この建築家が建てた家
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TAKENISHI TERRACE
これは、商店街に面する老朽化した貸ビル解体後の、土地利用の更新のあり方に向き合ったプロジェクトです。 敷地は大分市中心部、地元で最も古い商店街の西端。かつての賑わいは影を潜め、アーケードは通り道と化していました。この街で不動産賃貸業を営むクライアントから、解体後駐車場にする予定の敷地の一角に、小さなテナントスペースと人々が憩える公園のような居場所を作り、もう一度この界隈に賑わいを取り戻したいと依頼を受けました。 日常の延長線上にあるもの、何気ない日々の生活に彩りを添えてくれる、そのようなテナントのイメージがありました。 また、アーケードを挟んだ正面には、同クライアントが所有する複合施設wazawazaビル(※1)があり、二つの施設が連動しながら一緒に街を盛り上げていくことも要望の一つでした。 人を惹きつける空間には、作り手側と共通の認識で場を盛り上げていってくれる入居者の存在が必要不可欠だと捉え、先に入居者を決めてプロジェクトを進めるコーポラティブな場の作り方がここでは相応しいと考えました。 また、建築は小さいながらも、複数の店舗と内外に様々な居場所を作ることで、賑わいや多様な体験ができるようにしました。 そうして決まった3つの店舗は行き止まりとせず、回遊性を持たせ、いずれかの店舗を訪れた人が他店にも立ち寄る動きを促すよう丁寧に建具の位置を検討。 解体時に掘削した地盤面は埋戻さず、その形状を生かし囲まれた落ち着きのある共有スペースに。 ふらっと立ち寄れる店先空間や、季節の移ろいを感じるテラス席は、誰もが気軽に訪れる公共空間としての質を高めています。 商店街への雨の降り込みを最小限に抑えながらアーケードと建物の縁を切ることで光や風を商店街へ届ける。建物を介して表と裏がつながる。それら少しの違和感が通りゆく人々を惹きつけ、ふと立ち止まるきっかけとなっています。 wazawazaビルの増改築の過程で生まれた路地を建物内に引き込み、2棟を貫く路地もこのエリアの魅力を引き出す一端を担っています。 竣工して数ヶ月が経ち、明らかに人の流れやこの界隈を訪れる人の量が変わったと感じます。 この場所が人の流れを活性化し、現在の不安な日々の希望となるよう、設計の枠を超え積極的にこの場に関わっていこうと思っています。 ※1 wazawazaビル(WZ bldg.):塩塚隆生アトリエ 塩塚隆生氏設計により2009年完成

nuka(店舗)

西原村災害公営住宅河原地区

さくら咲くゲストハウス

森下のオフィス
オフィス勤務からテレワーク中心の働き方にシフトし、自宅1階の倉庫として使用していた場所を、ワークスペースに改修するプロジェクトです。働くだけでなく、ミーティングやパーティーを行えるように、様々な用途が混在している場所が求められました。 機能的な「可変性」は伽藍堂の空間に委ね、相反する要素を並列することで、ワークスペース「らしさ」を失った、どのような使用にも対応できる自由さのあるスペースを目指しました。 壁は外装材の金属波と内装材のフレキシブルボードで仕上げ、既存躯体の空気感を増幅しました。一方で人の手が触れる家具は、木製置き家具とし、躯体の冷たさとのバランスをとっています。水周りを正面に構え、ワークスペースだけでなく将来のテナントに貸出せるつくりにしています。 外部との境界にあたる建具は木製ガラス戸とし、グレーの室内に外観のプロバンスな雰囲気を引込みました。 もし住宅「らしい」場所では住宅「らしい」過ごし方を、と自然と身体が反応するのであれば、住宅「らしさ」やワークスペース「らしさ」、内部「らしさ」、木質空間「らしさ」などあらゆる「らしさ」を消すことで、身体的な自由を得られるのではと考えました。 ステイホームの呼びかけにより、暮らす場所だった住宅に、新しく「働く」と「遊ぶ」が追加されました。特に場所が限られている都市型住宅では、その用途を抱えきれなくなっています。 様々な「らしさ」とも距離を保つこの場所が、コロナ後の新しいスタンダードになれば幸いです。

WiL Woman’s inspiration Library
福女が集う大きなテーブル 福井県は女性の社会進出が全国的にも高く、「働く女性」を応援することをコンセプトとした施設です。働く女性が生活やライフステージで体験する出来事をカテゴライズした書籍に囲まれ、ユニークな形状の穴が穿たれた一枚の大きなテーブルでは、みなさんにお気に入りの場所を見つけていただくことができます。ゆったりとくつろいだり、友達と談笑を楽しんだり、一人で読書にふけったり、興味のあるセミナを受けたり、ワークショップに参加したりと、思い思いにご使用いただけます。同時に、一つの大きなテーブルに集うことで、孤立するのではなく、どことなく一体感が生まれるように計画しています。

デイサービスセンターリバーパレス青梅

Plasum Ogikubo






