
Residence in Yuigahama
設計者情報
由比ガ浜の海を見渡すことができるロケーション。 ご家族のセカンドハウスとして、ご購入されたマンションリノベーション。 海に面するため、サッシは劣化してしまっていたため、断熱性と遮熱性があるサッシとガラスに交換。 壁は揮発性物質を含まない塗装材を使用し、設計をしました。 潮風を感じ、開放的で明るいリビングダイニングをデザインしました。
設計者情報
この建築家が建てた家
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西大島の改修
マンションリフォームの計画です。 リフォーム前の部屋は開口部が多く雑然として落ち着かない印象でした。使用されている素材も新建材が中心で全体的に味気ない雰囲気を強く感じました。 建主からも明るく広々とした空間が欲しいとのご要望がありました。 そこで、この計画では細かな各部の調整と寸法の整理で空間を整えることを意識し、あえて既存サッシの前に壁を立てるなど、開口部と壁のプロポーションを変更し、光の入り方を変化させ空間に落ち着きと居心地の良さがでるように計画しました。 また、無垢の床材や漆喰、タモの小幅板や格子などの自然素材をふんだんに使い、新建材にはない質感を大切にした素材感のある空間を意識しました。 明暗が同居し素材の質感が感じられる、やわらかい光に包まれた5人家族の住まいです。 協働設計:鈴木雅也建築設計事務所

代官山の家

浦賀の住宅
京急線の終着駅にあり、古くから港町として発展してきた浦賀の街にある、中古マンションリノベーションの計画です。 壁式コンクリート造の建物では、住空間の中にコンクリートの壁や梁が横断し、間取りの変更に大きな制約となります。この硬く重いコンクリートの存在を否定することなく、地形として活かすことで最小限の操作で住空間を構成していくことを考えました。 大まかな間取りをコンクリート壁に委ね、不足分を補うように梁下に高さを抑えたシナ合板の家具を配置しました。家具は梁と無関係に配置すれば空間を分ける「仕切り」となり、梁に沿って配置すれば空間を分断する「間仕切り」となります。 その結果、耐力壁のない側はゆるやかに仕切られた大きなワンルーム空間となり、風と光が住戸の奥まで届くようになりました。一方で耐力壁で仕切られた側は自然と個室に分断されるため、水周りや寝室などの機能を配置しています。ワンルーム空間は冗長的にならないよう、床段差や造作家具、袖壁などで変化を与えています。 デスク付きのWICやインナーバルコニーと玄関には、居場所を想起させるものとして造作ベンチを置き、50㎡の住空間を全体的に使える状態をつくりました。 硬い地形に対し、柔らかい家具を挿入することで多様な性格の場を散りばめ、新たな地形をつくっています。その新しい地形を読み解きながら生活が行われる、環境のような住空間を目指しました。

吹田の家
大阪の北摂地域である吹田市にある古家をリノベーションした住宅です。約10年前に住宅メーカーによって建てられた3階建の家のLDKを中心に改修しています。コンパクトなLDK空間を区切るように配置された対面型キッチンを撤去し、壁付のL型カウンターキッチンへと変容させています。キッチンや収納家具を壁面に配置することでコンパクトな室内空間を最大限に活用し、L型ソファと大きなダイニングテーブルを置いてもゆったりしたスペースを確保できています。キッチンはステンレスのカウンンターキッチンとし、食洗機と一部の収納以外はオープンにしているので、既製品のユニットシェルフなどを自由に組み込むことができ、将来においても交換が可能です。LDKの隣にある洗面室は、大きな病院用シンクを活用した洗面台と木製三面鏡やグレー目地の壁面タイルによってちょっぴりレトロモダンな雰囲気のインテリアとすることで、温もりある居場所のひとつになっています。 撮影:若林秀典建築設計事務所

弦巻の家
敷地が接道の点で再建築不可物件であったことから、建替えせずに、既存建物をフルリノベーションすることで、再生させた計画です。 敷地が公園に面しており、緑の借景が臨めることから、その景色を空間に活かせるように構造検討と計画を行いましました。 2階においては屋根も一部掛替えを行い、新たに吹抜け+ ロフトを設けて、公園側へ開く窓を最大限に大きくとれるようにしています。 バルコニーも広く造り替えることで、2階リビングから連続する眺めのよい外部空間が、より魅力的なスペースになりました。 借景を最大限に活かしながら 空間的ボリュームや光の取り入れ方を再構築することで、開放的で気持ちのよい空間に生まれ変わりました。

桜木町の家(リノベーション)

grand-ma
一坪にも満たない、小さな部屋の増築。 既存の家には夫婦とふたりの子ども、妻側の母の5人が暮らしていた。 他県で一人暮らしをする祖母が、視力の低下によって生活が不自由になったため、家族は祖母を迎えて6人で暮らすことにした。 祖母が使う寝室は現況で六畳。 機能的には事足りる大きさだが、要望は「祖母を部屋のなかに閉じ込めた状態にせず、かといって、常に家族と一緒の空間で過ごし気を使う状態にもならないために寝室を少し大きくしたい。」であった。 家族や祖母との会話や祖母実家の様子から、視力の影響からひとつの場所で座って過ごす時間が多いこと、空間の光は均質な明暗のコントラストが弱い状態が好ましいこと、趣味の庭いじり、飾られた小物、旅行に持っていく亡き夫(祖父)の写真、友人のように仲の良い家族との関係性など、様々な生活の様子を想像した。 ひとりの体に合わせてシルエットを決める仕立て服のように、想像した生活の様子を具現化した祖母のための形・空間のあり方を模索した。 長方形平面の増築部を既存に対して30°回転させ、増築部北側に外への動線、南側に居場所スペースの合理的な確保と着座時に祖母の体が外部を挟んでリビングと正対する家族との緩やかな関係性を持たせた。 出窓を床からの高さ40cmで居場所を囲むようにL型に設け、容易に手の届く範囲にできるだけ多くの必要品や実家の小物、写真を置けるようにし、庭地面方向への視界も確保した。 屋根は北と南で二段に分け、南側屋根の北辺を既存外壁から1mオフセットさせ既存との隙間を設け、既存で北側採光が望めない状況下で、南面からの自然光が白い既存外壁面に当たった反射光を取り込み光の均質化を試みた。 平面の30°回転は反射光を増築内に取り込むためでもある。 増築の形を決め、最後に増築と既存テラスの間をつなぐブリッジを架けて、既存→庭→増築→既存とつながる回遊動線を計画した。 ブリッジ横の既存小窓から手を差し伸べれば届きそうな距離に増築はある。 庭で遊んでいた子はテラスからブリッジを渡り祖母の横を駆け抜けていく。 出窓には思い出の品が並び、リビングに目を向けると家族が手を振っている。 動き回らなくても多くの物事との関係性が生活を彩る様子を想像し、ひとりのための小さくて多彩な居場所を目指した。

森美術館
デザイナーのアトリエ兼プライベート美術館。山を背にして前方に川が流れ、周囲には田畑と農家が点在する素朴で生活感のある風景の中にこの建築はある。 「世界でもっとも美しい家」をつくって欲しいという依頼の言葉。アーチストの創作と思索の場をつくるために、風船を最大限膨らませたような、できるだけ大きな空間を用意した。 空間の大きさ、形、そこに注ぐ光、素材。そうした基本的な部分を慎重に計画し、すぐ近くに住む大工と左官が、地域で入手しやすい材料を使って作った建築。伝統的な工法を使ってはいるが、しかしこの建築は決して過去に戻ろうとしているのではない。 (撮影:中里 和人)

田園調布本町の家
築30年の古い木造住宅を耐震診断・耐震改修の上、全面的にリノベーションしました。 限られたヴォリュームにおいて、構造材を顕しにして天井高さを確保したり、それまで天井裏に隠れていた既存の梁をあえて見せるようにするなど、それぞれの部屋のキャラクターを明解に示すことができるように再利用し、かつての木造建築の記憶を、モダンな方法で刻印しています。





