
黒鳥の家Ⅰ
設計者情報
周囲に歴史的な集落があるその敷地には、漆喰の古い民家があった。 その解体した民家のプランや佇まいをリスペクトしながら、新築を設計しため、以前からその場所に存在してたような住宅となった。
基本データ
- 作品名
- 記憶にたたずむ家
- 所在地
- 高知県安芸市
- 延床面積
- 83.63㎡
撮影:西森秀一(NISHIMORI SHUICHI)
設計者情報
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R庇の家-EB01
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段丘の家

大和の家
敷地の正面には遊歩道のある小川と、豊かな緑が点在する長閑な雰囲気の場所に建つ5人家族の住まいです。 建主のご要望は皆の居場所があること、変化のある空間、開放的な空間が欲しいという3つ。 ご要望から家族5人の居場所が確保され、つかず離れずの距離で生活が展開されるように、そして空間が単調にならにように計画することを意識しプランを考えました。 豊かな周辺環境を享受出来るように2階をLDKとし、建物正面には学校の緑と小川を眺めることができる開口部を設け、1階、2階とも間仕切りを最小限にし、敷地形状を活かした広がりあるワンルームの空間構成を意識しました。 また、床のレベルに変化をつけ、表しの化粧垂木とすることで、空間にリズムが生まれるように意図しています。 家具や床のレベル差でそれぞれの居場所や広がりをつくり、つかず離れずの距離感で家族の暮らしが展開するリズムのある楽しい住まいです。

House in Owari 尾張の住宅
<3つのテラスを持つ住宅> 敷地は、南面に接道を持つ南北に長い陽当たり良好な平坦地です。 プライバシーを確保しながら(やや離れた西側近隣のマンションからの視線を避け)、 外部を感じることができるテラスのある暮らしを実現することが1つのテーマとなりました。 第1のテラス 3階建ての建築全体ヴォリューム調整のなか、ダイニングとリビングは2F東側の外部空間を介して広がり・ つながりを持たせ、南東の日照を心地よく確保出来る中央テラスを計画します。 第2のテラス 居室へのプライバシーと日射の影響を考慮し、西面は壁面の多い構成としながら、微風でも自然通風を得やすい大きな開口部を壁面中央に穿つことに。この2層に渡る凹みを第2の多目的テラスとし、通風(ウインドキャッチ)・眺望・中央テラスへの明るさなどを確保します。 第3のテラス 最上階には、眺望の良い南東に第3のテラスを配置します。 テラス際の居室で朝陽を気持よく感じられること、下階の中央テラスへの日照配慮などから建築ヴォリュームを定めます。 そのほか、リニアな内部階段動線に沿った収納効率の良いストレージを各階に配置すること。 愛犬への動線・換気の配慮。空気環境としては各室・階段を個々に区分け可能とすること。クライアントお好みのインテリアテイストを建築に盛込み、また建築全体の外観イメージとしても、シンプルな素材選定としながら近隣建物とは異なる存在感を与えること・・等々スタディを行ないました。 そして意匠・構造・設備、機能とコストを総合的に整理した結果、低層部には梁型を室内に見せないRC造、上層2層は断熱・気密を意識した木造というフレーム構成としています。 外観上は大きく開放的な窓を多く設けずプライバシーを確保し、性格の異なる3つのテラス、中央の内部階段などを介して(大きな吹抜けを空間を持たずとも)住宅の内外に開放感と奥行き感、外部の自然光や風の変化を提供したい・・ 建築全体としてフロア構成を複雑にしないまま、緩やかに人の気配を感じられる、立体的な程良い距離感を備えた住宅となることを「尾張の住宅」では考えました。

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SOJA-O
この住宅団地は、今から約60年前に整備された。現在は、初期の住宅が老朽化し残っている場所、取り壊し空き地となった場所、そこに新たに家が建った場所と、密度の薄い統一性の無いものとなっていた。そのような、今後も変化していくと想定される周辺環境で、施主も住み方に対して強いイメージが無いという、とてもルーズな条件下で一体何が最もふさわしいのか考えた。敷地の些細なコンテクストを拾い上げ、施主の深層心理に眠る要望を掬い上げ形としていく事も考えたが、何かやはり無理矢理に理屈づけているような違和感があった。そこで、周辺環境に対する信用の無さ、施主の生活イメージの無さに対して真正面から向き合い、質の異なる大きな空間を2つだけ提案した。1つは12本の柱が均等に落ち細かく間仕切れる空間。1つは建物外形がそのまま平面となった間仕切りも何も無い空間。周辺環境の変化に対して敏感に反応し変わっていく空間と、周辺環境がいかに変化しようとも変わらない空間。この両極端な2つの世界を行き来し、住み手は自らと周辺環境とのかかわり方を探っていく。住宅というよりは、この土地に生きる場所のようなもの。変わるものと変わらないもの。

高円寺の家
ご友人と家族が集まり、開放的に暮らしたいという施主の想いから、都心において開放的でのびやかに暮らせる住宅を考えた。施主からの要望は外でビアガーデンを作りたいというのと、敷地内目一杯使い、家の中も外も大きく暮らしたいというものだった。都内でも一種低層と高度地区、準防火エリア、準耐火建築と最も制約が厳しい中で開放性を追求することに苦労したが、可能な限り制約を感じさせずに窓を配置し、テラス・屋上を配置し、都心の中の狭小地でも広く感じていただける住宅を作ることができた。 撮影者:武藤 健二 / Kenji Mutoh / LUCKIIS



