
黒鳥の家Ⅰ
設計者情報
周囲に歴史的な集落があるその敷地には、漆喰の古い民家があった。 その解体した民家のプランや佇まいをリスペクトしながら、新築を設計しため、以前からその場所に存在してたような住宅となった。
基本データ
- 作品名
- 記憶にたたずむ家
- 所在地
- 高知県安芸市
- 延床面積
- 83.63㎡
撮影:西森秀一(NISHIMORI SHUICHI)
設計者情報
この建築家が建てた家
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Light Tube

中目黒の家
北側道路により有利な高度斜線と天空率の緩和によりモダンで端正な外観を作り出しています。 大空間のリビング上部中心にトップライトを備え、その周囲に子供室2室やルーフテラスが控えることで、リビングの中心性、求心性がより強くなっています。 家の中のどこに居ても家族の気配が感じられ、活動の様子を伺える愉しい住宅です。

福津の家1

蒲郡の店舗併用住宅

silver
60代夫婦のための平屋の住まい 住み慣れた土地を離れて 娘夫婦と孫たちの近くへ移住。 東と南に開いたL型のプラン 庭で作業をしていれば 近所の方と自然とあいさつができるような距離感を。 70代、80代になったときに 家のメンテナンスになるべくコストがかからないよう ガルバリウム鋼板の屋根と外壁材を採用。 外部の木部(ヒノキの柱と破風板)も塗料を塗り重ねていけば長持ち。 内部はオープンなワンルームですが 自然塗料でライトグレーに着色したあらわしのヒノキ柱、ベイマツ梁が 「場」をやわらかく明示し、インテリアのアクセントとなっています。 梁の部分にロールスクリーンを設置し、 必要に応じて、空間を仕切ることができます。 天井や壁の仕上も、吸湿効果や抑カビ効果のある自然塗料塗り。 塗装下地となるクロスを施工後、自然塗料を塗装しているので、 割れの心配がなく、塗り重ねていけるメリットがあります。 リビングは、小上がりの堀こたつのある畳スペース。 キッチン背面のカウンターに、ポットなどの家電を置いて リビングからの利用も。 孫たちがわいわい集まれるように 小上がりリビングの横は、孫たちの遊びスペース。 梁に取り付けたブランコで遊んだり、おもちゃを広げて遊んだり、 小上がりに腰かけて本を読んだり。 寝泊りできる客間としての使用も想定した、フレキシブルなスペースです。 南面開口に面したゆったりとした廊下空間も一体的に使用でき、 庭との出入りも想定すれば、アクティビティは無限大です。 思い出のある食器棚や婚礼家具等が設置できるよう キッチン脇には広めのパントリー空間、寝室にはWICをもうけています。 脱衣空間も、チェストとベンチを置いて着替えができ、また室内干しができるよう ゆったりかつ機能的に。 寒冷地でもよく利用されている、ガス温水のルームヒーターを 採用し、冬場はこのヒーター1台であたたかく、空気も汚さないので健康的です。 60代、シルバー(silver)世代のための住まい ライトグレー(silver)色がインテリアのまとめ役となった上品でモダンな住まい リタイア後の第二の人生は、 金色にきらきら輝くというよりも、銀色(silver)にやさしく穏やかに輝いて。。。 そんな応援の想いを込めた住まいです

逢瀬町の平屋
敷地は福島県郡山市。百世帯の集落の中心部に位置し、近くには昔ながらの商店、小学校やお寺や神社もある。また、集落を囲むように田んぼや畑もある。仙台に住むご夫妻のための別荘でもあり、将来の終の住処でもある。築80年の既存家屋は建主のご実家で、数年前から空き家となり、老朽化が進んでいた。 このまま次世代に受け渡すより、まずは今後の生活拠点の一つとして整え、遠方に住むお子さん一家も滞在できる場になるようにと建替えを決められた。普段はご夫妻のみで過ごすことがほとんどのため、ワンルームの広がりの中に居間、食堂と書斎を配置し、そこに厨房、寝室、ウォークインクローゼットと水廻りを隣接させて30坪弱のコンパクトな暮らしを求めた。その居住スペースを挟むように東側に客間、西側に外物置を配置した。高さを抑えた平屋であるが、北側のハイサイドライト(高窓)によって視線が抜け、穏やかな光と豊かな竹林を取込んだ。また、ご主人の長年の夢であった薪ストーブもオーダーで製作。静かな炎を眺めながらのひと時は格別とのことだ。 竣工してからは足繁く通い、ご夫婦でゆったりとした時間を過ごされているという。

HIYOSHI-K
敷地は周囲を住宅に囲まれた谷のような極端に細長い場所だった。そんな場所で求められたのは、明るく、風通しの良い家。セオリー通りに南にまとまった庭を取ると、庭に面さない奥の部屋は谷底のように暗くなってしまう。そこで、細長い敷地をあえて細長く分割し、東に光の落ちる庭を取った。そして、更に細長く、千切りをするように、東から、部屋、階段、スロープと建物のボリュームを縦に三分割した。そうする事で、全ての部屋はその庭に面する事ができ、庭からの光を享受できる。また、細長い敷地に対して、庭、部屋、階段、廊下をあえて細長くすることで、一般的なスケールの住宅には無い「長さ」や「距離」が感じられる、ちょっと遠い場所が生まれる。すぐ上とか、すぐ隣に見えている場所にすぐには行けない、近くて遠い、遠くて近い、そんな距離感が広さとはまた違う拡がりを与えてくれる。同時に、この住宅では表と裏を意識した。空が近く、木の床、高い天井で、温かく明るい表の空間。地面が近く、土間の床、低い天井で、静かな落ち着いた裏の空間。直方体のボリュームを床スラブと階段で斜めに立体的に分割した二つの世界を長いトンネルが繋いでいる。もう一つ、この表と裏は床の隙間の細長い窓で繋がっている。この窓には一般的なアルミサッシを使用した。現代の日本の住宅で欠かせなくなったアルミサッシは、特別な意味を持つに至ったと思う。それは内部と外部を間仕切る絶対的な境界。安価で施工も容易い絶対的な境界を、内部と外部、表と裏、水回りと床下に、ヒエラルキー無く多用する事で、無意識に刷り込まれた境界線を曖昧にする。表と裏の世界、ぼやけた境界、段々畑のようなスキップフロア、坂道のような階段、トンネルのようなスロープ、小さな箱に詰め込まれた様々な要素が谷を明るく照らしてくれる。家の中の至る所から子供の遊んでいる姿を見ることができる、文字通りの明るい家となった。

通り土間の家
敷地は谷戸に広がる小高い山々に抱かれたような緩やかな傾斜地に造成された分譲住宅地。外観はガルバリウム鋼板で包んだシンプルな切妻建物に、庭に挟まれた通り土間を緩衝帯とした空間構成として道路からの視線が隣地まで抜け、適度な距離感と視線制御を伴う。 半屋外とした通り土間は子どもたちの遊び場、サーフボードのメンテナンスなど屋内と違うアクティビティにも対応している。2階はどこからも緑が見えるようシマトネリコを囲むようなLDK配置とし、鳥のような視線も楽しめる。古家具を愛好するご夫妻のために古建具を使用し床はチークの無垢材、天井はレッドシダーで仕上げた。 断面構成はスキップフロアでワンルーム状にゆるくつながり、床下の余剰空間を収納スペースとして有効利用している。

多摩のコートハウス
角地という立地から、陽当りの良い空間を目指しつつ、人の目からプライバシーを守るプランニングを目指しました。 まずリビング空間を突出させ、左右にウッドデッキの庭を設けます。 さらにその空間を囲うようにモルタル仕上げの壁で覆うことにより、庭をLDKに取り込んだ開放的なコートハウスとなります。 固いイメージを与えるモルタル壁が、外部に対しては守る印象を、内部に対しては素材の柔らかさを演出します。 またウッドデッキはキッチンや洗面室にも行き来でき、LDK全体に回遊性を持たせる効果を与え、リビングを中心に様々な生活シーンが描かれるでしょう。



