
ヒカリニワハウス
設計者情報
戸建住宅、木造二階建、新築。 -大開口と吹抜がつくりだす光豊かな住まい- 周囲の建物が建て込むこともなくゆったりとした、そして閑静な住宅地に位置する敷地。西の遠景にはアルプスの山並みを望むことができる。ここに、光豊かな、そして大きな吹抜けを介してそれぞれの空間がつながり、家族がつながる住まい。周囲の建物が建て込むこともなくゆったりとした、そして閑静な住宅地に位置する敷地。西の遠景にはアルプスの山並みを望むことができます。 二層吹抜けに面した高さのある大開口からは、リビングの奥まで日が差し込み、空間に陰影をつくりだします。そして、光に照らされた幅広いヨーロピアン・オークのフローリングの質感が、上質感と心地良さを感じさせてくれる家です。
基本データ
- 所在地
- 長野県松本市
- 敷地面積
- 248㎡
- 延床面積
- 128㎡
設計者情報
この建築家が建てた家
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東向島の家
建築規制で建物の高さを7m以上にする必要がある用途地域に建設した木造の小住宅です。 地盤の手当として コロンブス工法を採用しています。 敷地南側のすぐ近くに幹線道路があり 車の騒音が懸念されたため 南側に閉じつつも いかに室内を明るくするかが 設計における課題でした。 ロフトや吹抜を介し、空間を立体的に縦方向につなげることで、光を最大限に室内に呼びこむ工夫が施されています。 住宅密集地であることから 大きく開いた開口部の外側にはスチールメッシュの皮膜を設け、外部から直接的視線を遮るよう配慮しています。 限られた敷地において 明るくのびやかな空間が感じられる住宅となっています。

リノベーション・大磯
増築したのは吹抜け空間、つまり空気なのです! 海を見下ろす高台の閑静な住宅地に建つ、木造2階建ての増改築です。 改修前のお宅は在来工法で和室中心、門かぶりの松のある立派な和風邸宅でした。 お施主様のご要望の要となるのは、眺めの良い2階を家族で過ごすダイニング、リビングにしたい、和を感じる要素を残さずに全て洋室としたいというものでした。 また、奥様はデザイン同様に家事動線が大事!とプラン検討に熱が入ります。ご主人は、ダイニング、リビングの床はピカピカのタイル貼りでそれがテラスへと繋がっていくイメージをお持ちでした。 わたしたちは、ほとんど使われていなかった2階の広いテラス(1階リビング上部)を取り払って新たな屋根を架け吹抜けを作ることを提案しました。 階段を上がるとタイル張りのリビング、ダイニングが広がり、ガラス手摺の向こうには吹抜けを通して大きなフィックス窓から大磯の海が開けるのです。 そして、吹抜けを介してご家族の様子がお互いにやわらかく伝わります。 外観は、もとの大きな勾配屋根にスタイリッシュなボックスが新たに付け加えられたような形となりました。 夕方から晩にかけては、そのボックスから暖かな照明のオレンジ色が通りにこぼれて行灯のようです。 1軒の住宅のリノベーションが、ささやかですが町の景色にも寄与できた事例だと思います。 設計:NASCA + AeO 設計共同体

泉佐野の家

大倉山の家
住まい手のお父さんが所有していた故郷和歌山の山の杉や檜を使って建てたお家です。天然乾燥または低温乾燥で仕上げてもらった木材を調達しました。敷地は、南側に5mの高さの擁壁があり、日照や通風に少し不利な敷地でした。ですが擁壁の上は公園になっており、桜の木が植えられていたのでその桜と空がリビングや二階のフリースペースからいつも眺められるように計画しました。お仕事を引退されて日々の暮らしを丁寧に楽しみたいお父さんと、自宅でのお仕事を持っている娘さんの生活時間帯の違いを考慮して個室間の防音に配慮した間取りと仕様にしています。また、忙しい娘さんやちょっとめんどくさがり屋のお父さんが家事を気軽に楽しめるように、仕上げ材や収納の配置と使い勝手に気を配って設計しました。大きな吹き抜けと杉の梁が交差する空間は、自然と猫たちの遊び場やくつろぎの場になっています。

高田西の家
家で仕事をする時間が増えたご夫婦が、自然が感じられる場所で、お互いプライバシーを保ちながら、仕事に集中できる環境をつくるための家として 設計した住宅です。 印象的なアールの壁や、ダイナミックな吹き抜け空間、高低差のある天井など、シンプルな間取りの中にも、光と空間の変化が随所に感じられるように 造られています。 2階のダイニングは天井が高い吹抜けになっており、上から降り注ぐトップライトの光へと視線が抜け、吹抜上部に渡る3階のブリッジは この解放的な空間を楽しむことができる装置となっています。 リビングへ移動すると 視線は外部へと誘われます。窓からは のどかな景色を一望でき、外部とのつながりが、より広がりを感じさせます。 またインテリアに調和するよう造付けのソファも備え、 外の風景を眺めながら リラックスできる空間になっています。 3階は、勾配天井の高低差により、場所によって開放感と、こもり感の 両方の空間が味わえるプライベート空間となっています。 場所ごとに変わる雰囲気の中で、自然の景色を楽しみながら、家族がそれぞれ お気に入りの場所をみつけて自分の時間を思い思いに過ごせる空間が造られています。

箱の家
本計画は沖縄県本島南城市の緑豊かな住宅地の一角に一戸建ての住宅を新築するプロジェクトである。 施主ご夫婦からのご要望として、「家族でのびのび暮らせる家」「コンクリート打ち放しを内外で 感じられる家」を求められた。 設計計画としては、打合せを重ねる中で「のびのび暮らす家=家族で共有する空間の比重が高い家」という 軸をつくり、計画を進めた。空間を共有することで限られた面積をより必要な箇所に配分できる利点がある。 今回の計画では、子供が小さいこともあり当面は「主寝室」「子供室」という居室はなく、「寝室」 「多目的室」として親子で共有し、その分リビングダイニングをできるだけ広くとる計画としている。 子供の成長に合わせて「多目的室」は「子供室」となる予定であり、リビングと床の高さを変えることで 視線をずらし、プライバシーに配慮している。天井の高い部分(3.0m以上)と低い部分(1.4m以下)をつくり、 幅のある利用ができる計画としている。 外観はコンクリート打放しとし、耐候性のある仕上げを採用することで美観とメンテナンスに配慮している。 またリビングダイニング・寝室の天井を躯体現しとすることで、インテリアのアクセントとすると同時に 視覚的な連続性を与えている。躯体現し部は外断熱とすることでその他居室と変わらない断熱性能としている。 また、庭へと続くリビングダイニングの開口を最大限広くとることで、テラスを開放的なリビングの一部として 考えている。テラスの軒が沖縄の強い日差しと風雨を和らげる雨端空間となっており、アウトサイドリビングとして 家族や友人とくつろぐ場であると同時に周辺の豊かな緑や雨を景色として楽しむ大きな額縁としても考えている。 少しずつ足していく植栽の成長具合に合わせて、窓から見える景色は四季変化していく。 住み手と家は長い付き合いになる。この変化も家族の成長と共に楽しんでもらえることを期待したい。

池田の家
敷地は大阪府池田市、北摂地域に位置する桜並木溢れる閑静な住宅地にあります。代々住み続けてきたこの場所に二世帯が暮らす住宅を計画することになりました。 施主からは完全分離型の二世帯住宅が求められるなか、必然的に大きくなりがちな建物ボリュームを抑えながら、両世帯の距離感をどう設計するかをテーマに、二世帯住宅の在り方を模索しました。また、郊外に暮らす家族にとって必要な車の台数も多く、駐車スペースの在り方についても検討が必要でした。 そこで、LDKからなる1階ヴォリュームを共有の通り庭を挟んで両世帯それぞれ独立配置し、その上に積層するように2階ヴォリュームを架け渡しました。そこに生まれたトンネル状に抜ける軒下空間は普段駐車スペースとして利用されており、互いに距離を保つバッファゾーンになっていますが、車を前に動かせば両世帯を繋ぐテラスとなり夏のBBQや子供たちのプール遊びなど、さまざまなライフシーンを彩ります。使い方次第で繋いだり隔てたりと距離感を変化させ、お互いの様子を感じつつも両世帯のプライバシーを確保できるように配慮されています。 また、架け渡された2階は周辺住宅に馴染むよう切妻屋根とし、道路からセットバックした位置に配置することで、周囲の桜並木通りの景観にも配慮しています。その2階は、主にそれぞれの寝室からなるプライベートな空間です。中央にファミリールームがあり、両世帯を内部で行き来できる唯一の場所でもあります。将来は子供室として分割することで、ライフスタイルの変化にも対応できるように計画してあります。更には、将来の世帯数の変化に伴い、片方の住戸を賃貸として貸すことも考えられます。家族構成が変わるたびに建て替えるのではなく、様々な住まいの在り方への変化を許容できる、そんな住宅になったのではないでしょうか。 撮影:小川重雄(一部 若林秀典建築設計事務所)

みやき町の住宅
郊外の高台に建つ眺望の良い平屋の住宅です。隣地には住宅があるため、眺望を楽しみながら、隣地を気にせず生活できるようにLDKの配置と向きを設定しました。リビングは床レベルを下げたピットリビングで、自然の中で大地に座っているような雰囲気を屋内で感じることができます。竣工後にはお子様も誕生され、自然に囲まれた中で、のびのびと成長される姿を楽しみにしています。

屋根裏リビングの住宅
都心に近い住宅地の夫婦と子供のための住宅である。 敷地は昔からある分譲地の大きな1つの宅地が半分に分割され、それぞれ30坪程度の住宅が建てられるようになっていた。高低差が多い地域で、東側に傾斜した途中に位置する南西の角地だ。角地の場合、日照に関しては特に考えなくても明るい室内空間を得られることが多いが、本敷地においては土地周辺の傾斜角度がきつく、東側に眺望は望めそうだが、西側の道路向かいには隣地の擁壁と建物がそびえたっており、冬場の午後の光は西側の隣地が壁のようになって敷地に影を落とし暗い室内になってしまうことが予想された。また、道路自体も周囲の宅盤の方が高い状態だったので、谷の間に立っているような印象だった。 施主は、家族のコミュニケーションの観点から1階をリビングとして子供部屋や個室を2階へとまとめる構成を要望していた。しかしながら、西側が高い壁のような状態であったことや、東側への眺望が望めそうであったことを考慮し、2階へLDK等のメインの居住空間を配置し1階と階段室の吹抜で繋げる構成を提案した。 「軒が下がった切妻屋根形状」 建物の外観は少し小さな切妻屋根の形状となっている。この形状は、敷地にかかる法規的な建築制限によるところが大きい。一般的な低層の住居地域では、道路からの斜線制限に加えて、北側からも高度斜線という北側の隣地へと日光を遮らないための斜線制限があり必然的に両者からはさまれた建物は切妻屋根の形状となったが、道路からの斜線制限は、建物が設置する地面よりも低いところからスタートするため建物への影響は大きい。軒の高さを低く抑える必要があり、一般的な2階建ての住宅よりも軒を低くして斜線制限をかわす形状とする必要があった。 軒が低くなると2階のLDKの空間としては窮屈なものとなるが、広々とした居住空間を確保するために、勾配を高さ制限目一杯にとってその急こう配屋根がそのまま室内空間となる構成とした。急こう配屋根が見える2階のリビングは、屋根裏部屋のような三角屋根の空間となった。子供のころ、アニメにでてくる屋根裏部屋は憧れだったが、それは用意されている部屋という四角い空間ではなく、用意されている部屋の「裏側にある余剰空間」としての空間的な楽しさがあるからなのではないだろうか。この住宅もそうした一般的な箱型のLDKという用意された空間ではなく、たまたまできた屋根裏のような余剰空間が肥大化したかのような楽しさをもった空間にできないかと考えた。 プランは単純で中央の階段の周囲に各機能が配置されていて階段越しに緩やかに繋がっている。床のレベルは、1階の玄関ホールが井戸の底のような空間となり、登っていくと明るいリビングへと出る。リビングはダイニングより高くなり、そこから和室へとさらに上がっていく。一番高い和室の隅は子供でもしゃがまないと入れてないような籠った空間だ。通常は触ることができない屋根が自分よりも低い手の届くところにあったり、高いところにはなれていったり、一番下に下りると井戸の底のような空間にもなりシンプルながら多様な変化のある空間が階段を中心にくっついている。様々なレベル差が生まれると室内に様々な高さの目線も生まれる。リビングで座っている人、スタディカウンターで勉強するひと、和室に座る人、それぞれの目線が合ったりすれ違ったりしながら、通常のフラットな床の中にはない、複雑なシーンを生み出そうと考えた。また、レベル差を利用して和室の下には、床面積に入らない納戸を設けているので収納量も十分すぎるほど備えた。 勾配屋根の頂部には天窓を設けた。冬場の昼の日射は、南中時で30°と浅く西側の建物にさえぎられてしまうので、屋根の頂部に天窓を対で配置し、1年通して室内に直射光が届くようになっている。丁度住宅の中央に位置する天窓は、大きな空間全体にやわらかなひかりを届ける効果があり、曇りの日でも明るい室内となる。吹抜を介して、玄関ホールにも光が届くようになっているので、玄関入ってからも天井は高く明るい光が差し込んでくる。朝日と共に室内が明るくなり、日の動きと共に、室内の明るさも変化していく。 なお、 2階の収納上部の小屋裏に集熱器を設け、基礎内へとダクトで送風し断熱された基礎内部を通過させることで、夏は涼しい風を冬は暖かい空気を基礎内へと戻し、エコな空気の循環システムを採用している。屋根が近いため、屋根は厚ベニヤによる屋根外通気とし、断熱材も厚く詰め込まれている。 周囲を住宅に囲まれた30坪くらいの住宅だが、小さいながらも個室を4つ+和室をとりながら、大きな気積のある明るいリビングや4方に開いた窓による開放感、レベル差と屋根との関係が日々の生活と共に変化する空間を様々な法規的制限のなかで実現している。大きな住宅でなくても、細かな工夫次第で広々と快適に楽しく住むことは可能なのだ。 レベル差のある空間は子供たちの格好の遊び場になる。引き渡し後、子供たちが階段の周りのぐるぐると回りながら、楽しそうにはしゃいでいたのが印象的だった。






