
ヒノキの里家
設計者情報
戸建住宅、木造二階建、新築。敷地探しから携わる。 -県産ヒノキが創りだす心地よくシンプルな暮らし- 「常念岳をいつも見ながら楽しめる、そんな家が良いですね」というクライアントの希望から土地を探す家づくりは、見事に広がる田園風景の中の安曇野のシンボル的存在である常念岳を望む、素晴らしいロケーションに完成した。 クライアントのもう一つの希望である、「素材」にも拘った県産材木曾ヒノキやカラマツを構造部や床材にふんだんに使用、そして国産ナラ材によるオリジナル製作キッチンと家具など、やわらかな木の感覚が日々の暮らしを優しく包み込むおおらかでシンプルな家です。
基本データ
- 所在地
- 長野県安曇野市
- 敷地面積
- 306㎡
- 延床面積
- 129㎡
設計者情報
この建築家が建てた家
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大和の家
敷地の正面には遊歩道のある小川と、豊かな緑が点在する長閑な雰囲気の場所に建つ5人家族の住まいです。 建主のご要望は皆の居場所があること、変化のある空間、開放的な空間が欲しいという3つ。 ご要望から家族5人の居場所が確保され、つかず離れずの距離で生活が展開されるように、そして空間が単調にならにように計画することを意識しプランを考えました。 豊かな周辺環境を享受出来るように2階をLDKとし、建物正面には学校の緑と小川を眺めることができる開口部を設け、1階、2階とも間仕切りを最小限にし、敷地形状を活かした広がりあるワンルームの空間構成を意識しました。 また、床のレベルに変化をつけ、表しの化粧垂木とすることで、空間にリズムが生まれるように意図しています。 家具や床のレベル差でそれぞれの居場所や広がりをつくり、つかず離れずの距離感で家族の暮らしが展開するリズムのある楽しい住まいです。

尖り屋根の家
敷地は閑静な住宅街に位置する。間口に対して奥行が極端に長い扁平な土地であるだけではなく、法的な規制も厳しく高さ制限や建築面積の制限を受ける地域となっている。この極端に尖ったように見える屋根も高さ制限をクリアするためのものだが、さまざまな制限をクリアしながらも最大値の内部空間を確保することを考えたとき、建築の外郭はほぼ自動的に決定された。内部の構成については、南隣地の建物が接近しているため2階をリビング、1階をプライベートな空間とした。 都市型の土地には都市型の設計思想が必要になる。大きな庭が取れない分、開口の取り方を工夫したり、多くの居場所を作ることにより少しでも豊かな内部空間となるよう心掛けた。

anguilla house
間口6m、奥行き18.5mという細長い、まるで「うなぎの寝床」のような敷地に建つ、3台分の駐車スペースを持つ家族5人の為の住宅です。敷地の両側は隣の家との隙間が少なく、非常に困難な採光状況でしたが、ロフトや屋上バルコニーをつくることで上方からの採光を確保しました。また、天井を高くすることで2階LDKの空間を大きく取り、狭小敷地でありながらも狭さを感じさせないような設計になっています。

上井手の家
荒尾市内の県道沿い。北側には田園風景を介し、遠くの山々を望むことができる。 南側は裏山といった感じで比較的近くに山を感じることができる。周囲を山に囲まれた自然豊かな土地である。 建て主の要望は、平屋建てであること、車を3台以上駐車できること、それ以外はある程度任せたいということだった。 最初に考えたのはこのロケーションの美しさを建物内に取り込みたいということだった。 南側の近景の山と北側の遠景の山、性質の違う風景を繋ぎ、南北に視線が抜ける開口部を意識した。 1歳の男の子を持つ子育て世代のため、家事・育児に配慮した動線計画とし、出来るだけストレスなく生活できる住まいを目指した。 リビング続きの和室は小上がりとし、子どもの遊び場やお昼寝場所となっているが、仕切ることもでき、将来は客間としても機能する。 LDKは屋根勾配をそのまま表し、和室や玄関と視覚的に繋がるダイナミックな空間とした。 建て主から竹を使ってほしいというリクエストからリビングの天井や床の間などに竹を使用した。 白黒の古民家を思わせるインテリアに加え、和の趣きを演出するのに一役買っている。 内観外観共に昔からこの地にある建物ではないかと錯覚するような土地にフィットした住まいである。

山荘町の家
敷地は和泉市街を見下ろす小高い丘の上で進められている開発地に位置しており、天気の良い時には大阪湾を望むことができる気持ちの良い場所です。 開発された敷地ということもあり形状はきれいな長方形をしていて、北側に道路、南側はまだ建物が建っていない空き地で、4mの擁壁によって1.5階分ほど高くなっています。そのため将来家が建つことになった場合でも南からの陽光が遮られないと考え、北側に駐車場を広くとり建物を南側に寄せつつ大きな開口部を設ける計画としました。 この住まいの空間の特徴は、各階それぞれに45cm の段差があるスキップフロアとダイニングキッチン上部の大きな吹抜けです。その2 つの特徴が混ざり合うことで、変化のあるおおらかな空間となりました。 プランの特徴としては、家事動線をスムーズにするために浴室-洗面-キッチン-物干場を一直線上に結んだ点、玄関横に外出時に必要なものがすべて納まるよう大きなエントランスクロゼットを設けた点です。 さらにキッチン上部の吹抜けは将来的に増床ができるよう梁を掛けたり、畳のリビングは客間としても利用できるよう建具やロールスクリーンを設けたりと可変性のあるプランになっています。 室内にはできるだけ無垢の木材を使用し、壁・天井には紙クロスを貼るなど、自然素材を使用することで月日を重ねるごとにより味わい深い空間へと変化するとともに、健康的でさわやかな仕上がりとなるように努めています。 また設備については、エネファームと太陽光発電を設置し、省エネタイプの設備機器を使用するなど住宅のゼロエネルギー化を目指した住まいになっています。

NARROW HOUSE
鎌倉七里ガ浜の変形+傾斜敷地に建つ木造2階建住宅。敷地の高低差をプランに取込み、海に向って狭まっていくシンプルでユニークな外観。 外壁米杉板縦貼、オーク床材、米杉パネリング貼傾斜天井、AEP仕上の壁・天井、業務用ステンレスキッチン、造作浴室などシンプルで丈夫で着心地のよいジーンズのような住宅です。キッチンからデッキの先に見える水平線、11mに及ぶ本棚など厳しい敷地条件を逆手にしたデザインとしています。

連続窓と風景片の家

御幸山の家

Zen
高知県南国市、四国山地の小高い山麓にあるこの土地は、135坪の宅地とそこから南西に広がる370坪の山林からなる。北東側は見晴らしがよく、平野へと視線が抜け、美しい田園風景が広がる。また、宅地から一段高い山林の平地部分を、子供の遊び場として活用したいという施主の要望を受け登ってみると、田園の向こうに山々の連なりがより美しく見えた。四季が移りゆく美しい山の自然を取り入れながら、山と平野の風景の一部となるような、建築を創りたいと考えた。 山林の平地部分を上の庭とよび、そこから建物で遮ることなく平野を見渡せるよう、高さを抑えた平屋建てとした。斜面とL字の建物によって囲むように中庭をつくり、両端を個室、中心が居間となるように計画した。建物自体で隣地からの視線を遮ることで、中庭に面した居間と個室の窓は周囲を気にせず開放できる。平野のある北東側には、腰から上に大きな水平窓を設け、道路との高低差によって通行人の視線を遮り、平野の景色を絵画のように切り取り楽しめる。中庭と上の庭は斜面を介して緩やかに繋がり、室内空間を通して平野へと視線が抜ける。自然の恩恵を享受するこの家で育つ子供たちの楽しそうな声が聞こえてきそうだ。 高知県は雨が多く、夏には強い陽射しが降り注ぐ。そんな厳しい気候条件から建物を守るため軒を深くし、外壁には焼杉を採用した。道路から建物を見上げると、軒先の水平ラインの美しさを垂木や鼻隠しが一層引き立たせている。構造は木造在来工法を採用し、高知に現存する建物に影響を受け災害に強い骨太な構造材とした。土佐杉や土佐桧など、地産の構造材を選び、主な化粧材は施主の親族が所有する山から切り出した木材を使用している。年月が経ち、この建物が土地と馴染んでいくことで、風景の一部となることを期待している。






