
東向島の家
設計者情報
建築規制で建物の高さを7m以上にする必要がある用途地域に建設した木造の小住宅です。 地盤の手当として コロンブス工法を採用しています。 敷地南側のすぐ近くに幹線道路があり 車の騒音が懸念されたため 南側に閉じつつも いかに室内を明るくするかが 設計における課題でした。 ロフトや吹抜を介し、空間を立体的に縦方向につなげることで、光を最大限に室内に呼びこむ工夫が施されています。 住宅密集地であることから 大きく開いた開口部の外側にはスチールメッシュの皮膜を設け、外部から直接的視線を遮るよう配慮しています。 限られた敷地において 明るくのびやかな空間が感じられる住宅となっています。
基本データ
- 所在地
- 東京都墨田区
- 敷地面積
- 51.67㎡
- 延床面積
- 99.50㎡
設計者情報
この建築家が建てた家
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吹き抜けるリビング「White Valley」

北烏山の住宅
「交差する境界の家」 建物は5.58m角の正方形平面で半地下を含む3層構成であり、各階は十字型に交差する木造門型フレームによって緩やかに仕切られ、北西の奥まったウチ・スペースと、南東の開放的なソト・スペースをつくっている。ウチ・スペースは各階8帖分の機能的で守られた場所であり、ソト・スペースは大小の窓により外部的要素の入り込んだ流動的で非限定的な使われ方を想定している。門型フレーム上を4枚引戸が十字に走り、季節や使われ方によってウチ/ソト・スペースをつないだり区切ったりと関係性を変化させる。この4枚引戸はB階・1階・2階で、それぞれ不透明・半透明・透明という3種類を用意して、各階で寸法を揃えることでどこにでも設置できるようにした。

平山の家
荒尾市内、路地の袋小路。 敷地は広いが、転回スペースはなく、車で進入するとバックで数十メートルを引き返さなければならない奥まった土地である。 建て主は長男夫婦で、新築を機に両親との同居を考えていた。 建て主からは駐車スペースを広く確保し、転回が出来ること。 両親と同居のため、お互いの生活が程良い距離感で行えること。 自然な素材を使い、居心地の良い空間とすること。 という3つの要望があった。 3世代が共に暮らすリビングは畳敷きとし、客間の和室と続き間でウッドデッキと庭とも繋がる。 食事の際は建て主の弟家族も含めて9人が一斉に集う憩いの場となる。 上下階で世帯を分け、1・2階それぞれの空間を大きなひとつの屋根で覆われたおおらかな佇まい。 内壁外壁共に火山灰白州壁を採用し、真壁づくりで柱・梁には地元八女杉の天然乾燥材を表しとした。 温故知新を体現する、モダンな和のデザインでありながらどこか懐かしさを感じさせる居心地の良い住まいとなった。

アオダモの家

南阿蘇の家

住道の家
老齢の母と娘が終の棲家として購入されたマンションの一室でのリフォームである。 間取りは一般的なファミリータイプの3LDKであったため、今後の老々介護を見据えた間取りに変更し、かつ一日の大変を寝室で過ごす母親にとってより良い住環境とすることを目的とした住まいである。 具体的には母親にとって負担の少ない動線とするため、洗面・脱衣・浴室・トイレを直線的に配置し、将来的に歩行器や車椅子となった場合にも行き来できる廊下幅を確保しました。 またLDKと寝室は3枚の建具のみで仕切られており、全開すれば広々としたワンルーム空間となるとともにコミュニケーションを生み出し、全閉すればそれぞれのプライバシーを確保した空間となります。 さらに住環境をより良いものとするために消臭・調湿効果のあるスペイン漆喰を用いることでマンション特有の湿気や臭いの問題を解消しています。

both
” both ” ご夫婦とかわいいお嬢様、3人家族の住まい。 お子様の入学のタイミングに合わせて竣工した住宅です。 一見、キューブ型のシンプルな2層の建築ですが 正面のアプローチ脇の壁が延びて突き出ていたり アプローチをくぐっても上部は空に続く吹抜け状だったり 横スリットの開口も2面あったり 1階はL型の間取りなのに、2階は長方形の間取りだったり・・・ 実はちょっぴり複雑な 見る方向によって表情が異なる 「こっちも良くて、あっちも良い」そんな楽しい建物です。 内部にもたくさんの工夫が詰め込まれています。 玄関は2つあり 正面からの来客用玄関と、駐車スペースからアクセス良い裏玄関です。 裏玄関はSICを兼ねていて、土間に靴が並んでいても 引戸を閉じていれば廊下から見えず、とても機能的。 正面玄関の土間はすっきりできて、季節のものを飾れる場所としても楽しめるでしょう。 LDKは 小上がりの畳スペースをリビングとして確保したプラン。 小上がりの高さを、イスと同じ高さに設定し キッチンのまわりにぐるっと天板を造作しています。 ダイニングテーブルとして 畳からイス座として利用したり 座敷として、対面カウンターとして利用したり シーンを使い分けて、家族との飲食を楽しめます。 TV台としての天板が PC作業などがおこなえるスタディカウンターとしても利用可能。 小上がりの段差をいかして 様々な使い方ができるLDKとなりました。 脱衣洗面とは別に、室内干し用のランドリールームがあったり パントリーも、バルコニーも、WICも、階段下の納戸収納もあり、 坪数以上の広がりと機能の多様性を感じられる こんな使い方も、あんな使い方も、 どっちも、両方良い、 ” both ” の詰まった住まいです。

HOUSE‐Y
計画地は、南側には山並み、東側には道路向かいにある寺院の緑、公園の桜等を眺めることができるロケーションの良い環境である。しかし、寺院に墓地が広がっていることが最大のデメリットであった。同時に高台の角地であるこの計画地は、道路レベルからの視線が気になる状況でもあった。見たい風景や取り入れたい光がある一方、隠したい風景や遮りたい視線があるという矛盾が生じていた。それらの矛盾を解決し「視線や光のコントロールを図る」ことが大きな課題であり、クライアントからの要望でもあった。 その矛盾を建物周囲に二重外壁を設けること、部屋配置や窓配置を工夫することにより解決しようと試みた。1階レベルは、南側と東側に積極的に窓を設け、光を取り入れつつも、二重外壁により墓地への目線、道路レベルからの視線をコントロールしている。2階レベルは、南東に居室をまとめ、高窓とすることで、墓地への目線、道路からの視線を遮りつつも、南側の山並みや東側の寺院の緑や公園の桜を眺めることができる。また、朝日や日中の光等、必要とする光を取り込むことも可能となった。 加えて、二重外壁の内側にはLDKから連続した大きなテラスを設け、閉塞感を与えないこと、外部との物理的な距離を取ること、外部音や内部音の抑制することを意図している。また、外リビングや縁側のような半外部空間としての役割を果たすことでコミュニケーションの場としての機能も与えた。 この住宅は、あらゆる将来的な可能性を考慮する必要があった。そこでもう1つの課題となったのが「可変性」であった。竣工の状態から変化に合わせ、可変していける構成とする為に、外壁側で構造耐力壁を取り、内部壁は柱を除き全て取り壊しても支障がない構造計画とている。竣工当初は、3LDKだが、将来的には9LDKに増設可能になっている。2階の子供室は、お子さんが小さい頃はセカンドリビングとして活躍するが、個室を欲しがる年齢になれば、3室に区切れるように窓配置や照明計画等を行っている。1階ダイニング横のフリースペースや2階納戸は、おもちゃを置けばキッズルームに、机を置けばスタディースペースや書斎に、布団を敷けば客間に。置くものによって室名が変わるスペースとして設えた。土間及び駐車場は、二世帯になった場合や店舗設営等を始めることになった場合、独立して外部からアプローチできるスペースとして利用できる。増築等に該当しない範囲、かつ、それ程大きなコストを掛けず、時々のニーズに合わせて部屋と機能の増減が可能になっている。

目黒区の家
間口約7m奥行き14mの東京的とも言える敷地における、木造二階建て住宅の計画。厳しい高さ制限をクリアしながら、天井高4m約33㎡の大きな気積をもったLDKを計画。この大きな気積によって全方位から光や風が抜け、柔らかい光があふれる空気感のある空間になっている。部屋の境は開放可能な引戸にしてお互いが繋がり、中庭からは光や風が届けられる。東京の狭さや息苦しさに抗うような、明るく優しい光のあふれる建築を実現している。










