
上馬の家
設計者情報
親世帯の住む実家の敷地の一部を分割して 子世帯家族が建てた住宅になります。 内部と外部とのつながりをもたせたテラス、バルコニー、屋上などを 随所に配置することで、明るさと広がり感じられるようになっています。 隣地が実家であることから、2階リビングは 実家庭側にあえて積極的に開くことで 開放感をもたせ、世帯間でのの家族の気配も感じられるようになっています。 各場所において 天井高さや光の取り入れ方に メリハリをもたせているため、居場所によって 落着きや 開放感など、異なる雰囲気を楽しめるようになっています。
基本データ
- 作品名
- 上馬の家
- 所在地
- 東京都世田谷区
- 敷地面積
- 78.98 ㎡
- 延床面積
- 81.09㎡
設計者情報
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house skr –此処に棲まわる縁–
家づくりで最初に求められるのは「その土地に住む覚悟」。 ですから、もし「ここに住みたい」と強く願う場所があるとしたら、それは幸せなことです。希望の地で縁をつなぎながら、住宅は地域と少しずつ溶け合っていきます。 念願の場所に建てられた【skr】は、そういう意味では幸せで足早に地域へ溶け込んでいきました。中でも驚いたのがバスケチーム壮行会の話。大会前に白ご飯を持参した生徒が30人ちかくやって来て、みんなでカツカレーを食べて気合を入れる恒例行事。 30人を収容できるほど広くはない【skr】ですが、場所を読み込めば可能な話です。目隠し壁で囲われた前庭と土間テラス、リビング、ダイニングを一体化すれば大きなダイニングとなり、更に2階のバルコニーや階段も加えれば、30人がワイワイとカツカレーを食べる空間へ読み替えることができます。 これは風の通りと日差しの調整を考えて、立体型ワンルームになった【skr】ならではの使い方です。時間をかけて家づくりをしてきた彼らは、早々に住宅を使いこなして壮行会を実現させていました。

大きな欅の家
敷地は目黒区緑が丘。同じ敷地には数棟の建物と区の保存樹にもなっているケヤキの大木があった。並んで建つマンションとは違和感なく馴染むよう、仕上げや植込みなどの連続性を意識している。 ケヤキを囲んだコートハウスとし、道路に面した平屋の玄関棟(南棟)、奥に地下1階地上2階の居住棟(北棟)を配置し、敷地の高低差を利用したスキップフロアを渡り廊下でつないでいる。アトリエを併設した広い玄関と渡り廊下は、中庭を巡る楽しさを感じられるギャラリーになっていく予定だ。 地下1階は寝室エリア。1階の和室からドライエリア上空に架けたブリッジを渡って中庭に出られる。ケヤキを最も近くに感じられる2階は居間食堂厨房に。厨房横にある階段の踊り場からは平屋部分の屋上に出られ、ゲストを迎えて賑やかに過ごす週末にはアウトドアリビングとして過ごせる場になる。家族との時間、ひとりで過ごす時間、どのような時にもいつもそこにケヤキの大木が見える、都内でありながら豊かな自然を間近に感じられる計画になっている。

市街地の洞窟と中庭を囲んだ白い浮遊箱
線路近くの住宅地のため、騒音を防ぐために外周に窓のない中庭型住戸となっており、1階を親世帯+共有スペース、2階にLDK、中庭、寝室、子供室等の生活空間で構成しています。家へのアプローチは洞窟ような雰囲気とすることで、市街地との心理的距離を作り出しました。アプローチを進んでいくと、住宅街の喧騒から解放された2階リビングへと導かれます。 浮遊箱と表現された白い箱の中は、中庭を囲んだ2階リビングがあります。外部との接点を中庭に集中させたことにより光と風を取り込みつつも、隣の家・電線・外灯等の他の敷地にあるものが何も見えない「空を切り抜いたような空間」が中庭を覆っています。そんな中庭を囲んだリビングでは一年を通して、明るい空間と四季折々の美しい風景を楽しむことができ、「朝日で目覚め、夕日を感じて一日を終える」ような、市街地の中で自然と寄り添った生活ができる住宅が完成しました。

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戦前から受け継がれて来た土地において、生まれ育った家の隣りに家族4人で暮らす家を建てる計画です。敷地の廻りにはご実家のご家族やご親戚が暮らされているため、開き過ぎず閉じすぎない、程よい肌感を提供したいと考えました。 内部空間の特徴は、大きな吹抜けと、どこまでもつながる視線の抜け、行き止まりの無い平面計画です。特に居間の吹抜けに面した2階の子供室の小窓は、家全体をひとつにつなげる役割を担っています。この小窓は吹抜けの上部に溜まり易い熱気の逃げ道も兼ねていますが、この小窓から子ども達が顔を覗かせている様を想像しながらの設計は非常に楽しい時間でした。2人の子どもの背丈がそれぞ小窓の上に到達するまでには、あと数年といったとこです。家と一緒に成長する子ども達。行き止まりの無いプランニングの家をぐるぐると走り回ってくれるでしょうか。自分の部屋の斜め天井&ロフトを友達に自慢してくれるでしょうか。 1階の居間の前に設けた大きなデッキが、居間はもちろんのこと、キッチン、和室、更に和室の外をぐるりと回る経路で洗面室に接しています。感覚としての床面積を拡げる手助けをしてくれることを期待し、B.B.Q楽しそうだなあ〜と思いを馳せる時間でした。











