
造成地の家
設計者情報
本計画は本島北中城村の住宅街の一角にて一戸建ての住宅を新築するプロジェクトである。 敷地は前面道路から2.5m以上高い造成地、かつ敷地の南北には隣地建物が迫っていたため、 通風・採光のバランスと土地の掘削に伴う擁壁を含めた全体計画が求められた。 施主夫婦からの主なご要望は「将来の来客を想定した和室とリビングの一体的な計画」 「風の通る涼しい家」「駐車スペースの最大限確保」 設計計画として、造成されていたレベルをLDKを含む主な生活スペースとすることで 敷地の掘削と新設擁壁をコストを最低限に抑えると同時に、前面道路に面する部分は 住居階にアクセスする階段を除いて最大限駐車場とする計画とした。 和室をLDKの一部としてテラスを含めて一体的に計画、外に開いた大きな開口部、 深い軒とテラスは室内に十分な通風を確保すると同時に、日中の西日を和らげている。 沖縄の強烈な風雨を凌ぐ洞窟をくり抜いたようなシンプルなボリュームが造成地から伸び 敷地に陰影と新しい地形をつくっている。 施主夫婦とお会いして2年半、じっくり打合せを重ねて令和元年に竣工。 住宅がご家族の生活を末永くつつんでくれることを望む。
基本データ
- 所在地
- 沖縄県北中城村
- 敷地面積
- 269.52㎡
- 延床面積
- 196.15㎡
設計者情報
この建築家が建てた家
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大きな桜の家
敷地は三鷹市井の頭。井の頭公園につながる閑静な住宅街にある。 はじめて現地を訪れた時、敷地の4分の1を覆うほどの樹齢90年を越す桜の大木の迫力に圧倒された。先代から受け継がれた庭には、シイ、エノキ、モミジ、タイサンボクなど多くの木々があり、その様は野趣に富んでいた。建主は、その環境を壊すことなく木立に埋もれるような住まいと小さな離れを望まれた。 まず住まい(母屋)について。庭の樹木を残すため、既存家屋の建っていた位置と同じく西側道路に寄せて南北に長く据えることにした。南と北に棟を2つ配し、その二つを階段ホールでつないだ。 北棟はパブリック棟。玄関、居間食堂厨房、来客用の和室を。南棟はプライベート棟で、主寝室と書斎、個室を設けた。各部屋を桜に向けて配し、恵まれた景色を美しく切り取れるよう木製建具や欄間を設えたほか、デッキ、バルコニーなどによって庭とのつながりを深める工夫を施した。 一方の離れは、北東の桜の下に配置。渡り廊下で母屋とつないだ。 この小さな建物は、学者であり多趣味なご主人の愉しみの場。蔵書量を考えるとある程度大きな面積が必要だったが、老木の根を傷めないために基礎は最小限の範囲(4帖半)にとどめ、深基礎の深さを利用して半地下の書庫を設けた。地上部分の床は一部跳ね出して6帖を確保した。豊かな樹木が間近に感じられ、大きくのばした庇の下のデッキも内外をつなぐ役割を担っている。桜の下を巡る渡り廊下には藤棚を設け、ご主人のお母様が大切にされていたという古いフジを移植した。今では葉が青々と茂り、道行く人の目にも優しい目隠しになっている。

Ani-house
ミニマリストであり、現場監督という建築のプロでもある家族のための住宅です。 シンプルに物を見せずに暮らしたいという明快な生活イメージを持ったクライアントでした。 無駄の無い動線計画・大きなリビングという明快な空間ダイアグラムにより構成された平面を、ガルバリウム製の切妻型の外皮で包んだ形態の住宅です。 ダイニングテーブルを兼ねた大きなキッチンカウンターのあるリビングダイニングとプライベートな個室群を、棟木を軸として対称配置することでそれぞれの空間は片流れで気積の大きな空間となっています。 玄関前の大きな軒下空間は風雨から外壁を守る傘の役割や、家族・親族が集まるおおらかな半外部空間であり、さらには集落行事の集まりで使われるなど、家族のための空間という枠を超えて公共性を持つ空間として機能しています。

ヒュッテ閑馬

尖り屋根の家
敷地は閑静な住宅街に位置する。間口に対して奥行が極端に長い扁平な土地であるだけではなく、法的な規制も厳しく高さ制限や建築面積の制限を受ける地域となっている。この極端に尖ったように見える屋根も高さ制限をクリアするためのものだが、さまざまな制限をクリアしながらも最大値の内部空間を確保することを考えたとき、建築の外郭はほぼ自動的に決定された。内部の構成については、南隣地の建物が接近しているため2階をリビング、1階をプライベートな空間とした。 都市型の土地には都市型の設計思想が必要になる。大きな庭が取れない分、開口の取り方を工夫したり、多くの居場所を作ることにより少しでも豊かな内部空間となるよう心掛けた。

空に浮かぶタタミリビング
初めにご主人からはタタミリビングのご要望があり、一番気持ちの良い空間になるだろう南側に配置しようと考えた。 しかし、南側は前面道路で1階は車庫スペースが必要なため、1階には洗面化粧室、浴室などの水廻り、お母様の寝室と収納をL字型に配置した。 中央に階段を配置し、2階は車庫の上を大きく跳ね出し南側に最大限の空間を作り出した。ここにはタタミリビング、ダイニング、キッチンを配置し大きなワンルーム空間を作り出した。 北側には家族の寝室を配置し子供の成長に合わせ仕切れるように計画した。 そよ風(太陽集熱利用)によって夏、冬は一定の温度に保ち、中間期には南側の大開口部から自然風を取り入れて、1年中自然の恵みを感じることのできる住宅となった。

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敷地は調布市国領。子世帯とお母様のための二世帯住宅である。中庭をロの字型にぐるりと囲んだコートハウスで、建物中央に玄関を配し、中庭を挟んで東棟を子世帯、西棟を親世帯に振り分けた。 西棟の居間の前にはお父様の残された庭をそのまま残した。各世帯は中庭の景色を共有し、それぞれの暮らしを中庭越しに感じることができる。ご家族の優しい雰囲気から外壁はレンガ色のガルバリウム鋼板張りとし。それを背景にヤマボウシの木立が季節感をもたらしてくれる。








