
国領の家
設計者情報
敷地は調布市国領。子世帯とお母様のための二世帯住宅である。中庭をロの字型にぐるりと囲んだコートハウスで、建物中央に玄関を配し、中庭を挟んで東棟を子世帯、西棟を親世帯に振り分けた。 西棟の居間の前にはお父様の残された庭をそのまま残した。各世帯は中庭の景色を共有し、それぞれの暮らしを中庭越しに感じることができる。ご家族の優しい雰囲気から外壁はレンガ色のガルバリウム鋼板張りとし。それを背景にヤマボウシの木立が季節感をもたらしてくれる。
基本データ
- 作品名
- 国領の家
- 所在地
- 東京都 調布市
- 敷地面積
- 326.47㎡
撮影:小川重雄
設計者情報
この建築家が建てた家
この実例を見た人はこちらも読んでいます

華のいえ temptation

nishikarumi no ie

和モダン+ダークの家

通り庭の家Ⅲ
建設地は砧公園近く世田谷通りの北側、高度経済成長期以降住宅地になったため古家と築後数年の家が混在する地域に位置する。北、西及び南4m道路向かいに2階建ての古家、東に築浅2階建住宅に囲まれた接道間口7.4m・面積40坪の変形敷地。 視線の抜けや周辺の緑など期待できないため、2階まで立上げた壁を敷地形状に沿って配置し周りと仕切ることによって、南北に通り庭とも呼べる屋外空間を構成する計画、アプローチとしてだけでなく、階段、廊下も通り庭に開き、いつも自然を身近に感じる生活となることを意図した。 ダイニングからスキップアップした開放的なリビングをとの要望に対し、LDK、ルーフバルコニーと天井高3.5mで繋がっていき、額縁で切り取ったような空に視線が抜けていく設計とした。経年変化によってより個性が活きてくるよう外壁材には屋久島地杉を選定し、箱の一部を四角くくり貫いたシンプルな外観として、個性的な質感をもつ素材が際立つようなイメージ。バルコニー開口がバランスよく見えるよう見附寸法に配慮したり、壁と建物をつなぐ構造材をパーゴラ状とし、通り庭が親密性のある半屋外的空間になるように検討し設置した。 外壁材に合わせた木製玄関ドアと絵になるようにと、施主と選んだ真鍮の玄関灯やインターホンカバー、植栽、鎖樋など、気に入って選んだものに囲まれ愛着を持って暮らしてもらえたらと思う。

山荘町の家
敷地は和泉市街を見下ろす小高い丘の上で進められている開発地に位置しており、天気の良い時には大阪湾を望むことができる気持ちの良い場所です。 開発された敷地ということもあり形状はきれいな長方形をしていて、北側に道路、南側はまだ建物が建っていない空き地で、4mの擁壁によって1.5階分ほど高くなっています。そのため将来家が建つことになった場合でも南からの陽光が遮られないと考え、北側に駐車場を広くとり建物を南側に寄せつつ大きな開口部を設ける計画としました。 この住まいの空間の特徴は、各階それぞれに45cm の段差があるスキップフロアとダイニングキッチン上部の大きな吹抜けです。その2 つの特徴が混ざり合うことで、変化のあるおおらかな空間となりました。 プランの特徴としては、家事動線をスムーズにするために浴室-洗面-キッチン-物干場を一直線上に結んだ点、玄関横に外出時に必要なものがすべて納まるよう大きなエントランスクロゼットを設けた点です。 さらにキッチン上部の吹抜けは将来的に増床ができるよう梁を掛けたり、畳のリビングは客間としても利用できるよう建具やロールスクリーンを設けたりと可変性のあるプランになっています。 室内にはできるだけ無垢の木材を使用し、壁・天井には紙クロスを貼るなど、自然素材を使用することで月日を重ねるごとにより味わい深い空間へと変化するとともに、健康的でさわやかな仕上がりとなるように努めています。 また設備については、エネファームと太陽光発電を設置し、省エネタイプの設備機器を使用するなど住宅のゼロエネルギー化を目指した住まいになっています。

青葉の家
大きな敷地のなかに建物がゆったりと雁行しながら配置し、庭と建物が一体となった美しさを求めました。 大きな木製の窓のあるリビングからは庭に大きくつながります。深い軒に守られ、程よい陰影に満ちた空間はとても安堵感があります。 木やタイルなどの素材を使い分け、スペースごとに空間の雰囲気が変化するのも楽しいところです。

貫井北町の住宅
「フトコロのある家」 長辺方向は東西の壁面を閉鎖的にして、短辺方向は両端で60cmという最低限の耐力小壁を連続させることで開放的にしている。この小壁で生じる「フトコロ」部分は、カーテンで閉じたり開いたりしながら、収納になったり作業台や机になったり、はたまた部屋の一部になったりと、様々にその役割を変えることができる。全体は中央に階段と吹抜を配置して回遊動線を確保し、斜線制限に合わせて2階北側の床を下げることで、家全体がつながるような構成になっている。階段や吹抜からも様々に顔を出せるような開口を設けた。南側には玄関を兼ねた大きな土間をテラスと一体的につくり、木ルーバーで囲うことで内部に引き込んでいる。大開口の窓を開けることで内外を一体化し、ペットたちとも交流できる場所となっている。

富浜の家
「家族と飼い犬との生活が、豊かに安全に営めること」が建主の希望の主軸でした。人間の動線と分けるための独立した散歩用出入口や、トリミング(シャンプーやドライング)のための個室を設け、来客や道路を行き交う人に吠えたりせず落ち着いて時間を過ごせるようプランニングしました。 防犯を意識して外部から閉じたプランになったことによって、かえって道路から玄関までのアプローチや庭にゆとりが生まれ、植栽の伸びやかさが引き立ちました。内部空間も屋根勾配を活かした天井形状に素材の上質感が加わり、しっとりと柔らかく仕上がったと感じます。物理的に特別な要素はあるとしても、暮らしやすさや心地よさはヒトでもイヌでも同様で、大切なのは住宅としての良い組み立てなのかもしれません。










