
中にこんなにも豊かな空間があったなんて! 外観からは想像もつかない開放感の洗練邸宅
「中にこんなにも豊かな空間があったなんて」。この家を訪れた人は、誰しもこんなギャップに驚くはずだ。「南向きの大窓」と「プライバシー確保」という相反する難題。建築家・大場浩一郎氏が導き出したのは、光を独占する「中庭」という答えだった。窓のない外壁と高い塀で、視線を遮りつつ圧倒的な開放感を得るその設計力。カーテン不要とも思えるほどの自由な暮らしを実現した、本質を…

「中にこんなにも豊かな空間があったなんて」。この家を訪れた人は、誰しもこんなギャップに驚くはずだ。「南向きの大窓」と「プライバシー確保」という相反する難題。建築家・大場浩一郎氏が導き出したのは、光を独占する「中庭」という答えだった。窓のない外壁と高い塀で、視線を遮りつつ圧倒的な開放感を得るその設計力。カーテン不要とも思えるほどの自由な暮らしを実現した、本質を…

松並木を望む築40年のマンション住戸を、光と視線が抜ける開放的な住まいに一新したのは建築家の佐藤真紀さん。前職で大型プロジェクトを多数手がけてきた佐藤さんの豊富な知見を反映した、ナチュラルモダンな空間の魅力を紹介する。

福岡市中央区で、極めて独創的なマンションのリノベーションが完了した。この作品が持つ最大の特徴は主に2点。ライフスタイルの変化に合わせた住み替えを前提にしている点と、資産価値の維持を視野に入れている点だ。現在の暮らしの満足感と将来の資産価値維持を、バランスよく共存させたこの作品をご紹介しよう。

絶景に魅了され、崖の脇の土地を購入されたお施主さま。建築家の中野さんは安全を確保しながら景色を楽しめる家にしようと考えた。また、家具をたくさんお持ちで、魅力的に見せたいというご要望もあり、スキップフロアを採用した開放的な空間をつくり上げた。それを実現したのは「構造体のアウトソーシング」だ。

川沿いに土地を購入され、中庭がある家で自然を感じながら暮らしたいと望まれていたお施主さま。しかし、家を貫通する中庭をつくるにはスペースが足りない。そこで建築家の平野さんは生活空間とする2階の真ん中に広々とした庭をつくることを提案。強度や排水などの課題はあったが、混構造を取り入れ実現した。

親世帯の家が立つ敷地の一角に子世帯の家を建てる依頼を受けた建築家の平野さん。お施主さまが望む解放感を実現するためにも、母屋の緑豊かな庭を子世帯の家にも取り込みたいと考えた。ただ、家を建てるのは母屋のすぐ脇。いかに視線を庭へ向かわせ、母屋と程よい距離を保つか。可能にしたのは「斜めの軸」だ。

家から海へと視線を伸ばすと、自ら所有する島が見える。そんな贅沢な体験を日常にするため計画された家だ。建築家の白浜さんは、恵まれた敷地の環境を生かし、取り込んだ住まいにしたいと考えた。木のフェンスにもたれながら、島へ続く景色を独り占めできる感覚の家は、どのように実現されたのだろうか。

自らが生まれ育ったまちで、ゆったりと暮らしたい。そんな施主の思いを実現したのは、日本人の心の原風景にあるような暮らしを現代の建築で叶える建築家、礒健介さん。自然体の暮らしを実現した、礒さんの家づくりに迫る。

将来は夫婦2人で暮らすための、小さな、倉庫のような家を建てたいと依頼を受けた建築家の中野さん。ライフスタイルが確立しているご一家に合わせ、自由にオープンに暮らせる住まいにしたいと計画。完成したのは、ダイニングまで土足で出入りできる、玄関のない家だ。

中古マンションを購入しリノベーションすることにしたお施主さま。ご主人の仕事柄、必要だった専用のクローゼットと、理想とする暮らし方を同時に叶えたのは「廊下の家」だ。家を縁取るように廊下が囲むこの家がもたらした、本当の意味での暮らしやすさとは?

能古島へ移住を決めたHさま夫妻。島での2年間の借家暮らしを通じ、よりよい環境で暮らすためには、地域の人たちと交流しながらプライバシーを確保することが大切だと考えた。建築家の水谷さんは、それらに重きをおいて家を設計。景観に馴染むと同時に地域に新しい風を吹き込む家をつくった。

誰しもが住みたいと思える「良い家」とはどんなものだろう?素敵なデザイン、広さや部屋数、高気密・高断熱、収納たっぷりなど、要素はさまざま。そして価格も大きな条件。 施主に寄り添い、様々な要素をバランス良く兼ね備えた、まるで日本車のような家をつくるのは、AndM建築工房の溝上さんでした。

豊かな自然を感じられる環境で暮らしたいと願う施主のTさん。家づくりをお願いしたのは、気候・風土との調和や伝統的な素材・工法を使い、私達日本人が紡いできたものを大切にした設計を行う建築家、礒健介さんでした。

新築の一軒家を購入する際に迷うのが、「建売住宅」「注文住宅」の選択。「自分たちに合った間取りや設備にしたいけど、費用は予算内で、できれば安く抑えたい」と思う人も多いはず。そんな施主の要望に応える建築家がいる。AndM建築工房の溝上さん。施主と向き合いハイグレードな住宅を施主の予算内で実現する、溝上さんの家づくりに迫る。

よい家づくりには「施主力」も必要だと語るのは、人の力設計室の小林さんと片岡さん。彼らは徹底的に人と寄り添った住宅をつくり続けている。普通の家で思いっきりトロンボーンを吹きたいという、施主の願いを叶えた家づくりに迫る。

デザイン性と使い勝手を両立させた住宅を多数生み出している、アトリエスクエア1級建築士事務所。同事務所の吉松奈帆子さんが担当した『材木町の家』も、その一例。施主の意向に親身に寄り添ってつくられた、明るくのびやかな平屋住宅の魅力とは?

結婚を機にご両親と住む二世帯住宅を建てることになった、スタウトキャッスル一級建築士事務所の松隈 守城さん。完成したのは築90年の生家で使われていた建材やもともとあった蔵をそのまま生かしたモダンな住まいだった。周囲に溶け込むデザインが評価され、みごと福岡市都市景観賞も受賞したという松隈邸。その詳細をご紹介しよう。

松本孝充さんが設計した「浦志の家」は、福岡県美しいまちづくり建築賞で大賞を受賞。街に溶け込む控えめな佇まいだが、設計には秀逸なアイデアと温かな配慮が盛りだくさん。家族の変化に合わせて、永く、気持ちよく暮らせる家づくりのヒントが詰まっている。

アトリエスクエア一級建築士事務所が設計した『Outdoor living House』は、公園の緑と海を望む気持ちのよい住まい。リビング感覚でくつろげるテラスや木造3階建ての課題をクリアした開放空間など、必見ポイント満載の住宅となっている。

J邸は一般的なセオリーに反した「北向きリビング」の家。しかしLDKは年間を通して快適な室温を保ち、心地よい光に満ちている。しかも眺望は抜群で、インテリアは木目を上手に活かしたナチュラルな洗練空間。性能もデザインも大満足の住まいは、どのようにつくられたのだろうか?

子供たちが巣立ち、夫婦2人だけの生活となったとき「新たな住まい方を、長く住み慣れたこの地で」と思う方も多いことだろう。そんな施主の思いを汲み、暮らしやすさとデザイン的な美しさも兼ね備えた家を設計したのは、KATIS建築設計事務所の石川厚志さん。人生の最終章を豊かにする夫婦の終の棲家に迫る。