
細長敷地の二世帯住宅をセオリー破りで解決 家族の一体感もそれぞれも楽しめる暮らし
「家づくりに正解はない」という言葉がある。これは正しくは、施主の要望や土地環境、予算などの条件がまちまちで、そのベストな解決方法を1つに絞ることができないということだろう。唯一解がないとはいえ、このケースではこう解決するという常道、いわゆるセオリーは存在する。細長敷地では、中庭をつくるというのもその1つ。建築家の安部秀司さんは、施主のことを考え抜いた上で、あ…

「家づくりに正解はない」という言葉がある。これは正しくは、施主の要望や土地環境、予算などの条件がまちまちで、そのベストな解決方法を1つに絞ることができないということだろう。唯一解がないとはいえ、このケースではこう解決するという常道、いわゆるセオリーは存在する。細長敷地では、中庭をつくるというのもその1つ。建築家の安部秀司さんは、施主のことを考え抜いた上で、あ…

予算との兼ね合いもあり、何らかの制約がある土地に家を建てる場合、優先順位の低い項目を妥協せざるを得ないことがある。今回ご紹介する邸宅も、土地にいくつかの制約があった。しかし、考え抜かれた設計によってその制約は克服され、妥協のない快適な家が誕生した。制約のある土地を設計の力で乗り越える、好例としてご紹介したい。

高低差や高さ制限のある土地に、オーナー邸と4戸の賃貸住宅を建てるという困難な課題の建築コンペに応募した森山さん。32案の中から見事選ばれた森山さんのプランは、住みよさはもとより、デザイン性と収益性を見事に兼ね備えたものでした。

建築家の古川真治さんが設計した自邸は、屋外の開放感と室内のくつろぎを楽しめるリビングのようなウッドデッキが大きな特徴。変形敷地の個性を最大限に生かし、理想的な住環境をつくり出している点にも注目だ。

南北に細長い敷地に家を設計することになった建築家の西本さん。豊かな自然が魅力的な地域にあり、その自然が持つエネルギーを家に取り込みたいと考えた。室内にいながら屋外の心地よさを感じられる、中と外が一体となった家をどのように実現したのだろうか。

正面は道路、他の三方は隣家がぴたりとくっついているような場所にできた、家中に光があふれる家。このM邸を設計した建築家の高藤さんは、生活の中心を2階に上げ、家の中ほどに設けた庭に日光を落とし、家の中心から光を届けることでそれを叶えた。

3方を隣家に囲まれた細長い敷地。これだけ聞くと十分な光が入らない家になりそうだが、建築家の吉田祐介さんは驚くほど明るく開放的な住空間を設計。施主である若いご夫妻の先々の変化も見据えた、永く愛せる快適な住まいに仕上がっている。

南北に長細いO邸の中でお施主様が一番重視したのは、1フロアほぼ丸ごと使ったLDK。建築家の井上直大さんは、このLDK空間の隅々まで光が届けられるよう、南側の壁面いっぱいに窓を開口した。窓全体から入る光は豊かであるものの、きつく差し込むわけではない。快適な居住空間はどのようにして生まれたのか。

リノベーションは現状の住まいが持つ問題を解決するためのもの。SAKAKI Atelierの戸川賢木さんは、住む人の思いにじっくり耳を傾けることが大切だという。住む人が感じている問題の本質を見極め、大胆な提案をすることも。ここで紹介する住まいの施主、S様は提案により気持ちまで明るく変化した。

施主であるHさんが自邸を建てるために選んだ土地は、住宅街のなかにある角地でした。南北に細長い敷地の南と東に面した道路は、それぞれ幅員4mほど。建築家の植村康平さんは敷地を何度も訪れ、Hさんファミリーが暮らす理想的な住空間をイメージしながらプランニングしたといいます。そうして誕生したのが、道路と庭、室内がゆるやかなグラデーションでつながった「カドニワの家」でし…

リタイアしたYさんご夫婦が終の棲家を建てるべく購入した、埼玉県の細長い土地。ここに建築家の矢嶋一裕さんと共につくり上げたのは、土地の形状を生かして家中に光が溢れる横長の家だった。独特の外観だけでなく、建物の中も斬新なアイディアで溢れるY邸。その全貌をご紹介します。