
K邸
設計者情報
基本データ
- 施主
- K邸
- 所在地
- 石川県金沢市
- 家族構成
- 夫婦+子供2人
- 敷地面積
- 117.65㎡
- 延床面積
- 190.41㎡
- 予算
- 5000万円〜
設計者情報
この建築家が建てた家
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HIYOSHI-K
敷地は周囲を住宅に囲まれた谷のような極端に細長い場所だった。そんな場所で求められたのは、明るく、風通しの良い家。セオリー通りに南にまとまった庭を取ると、庭に面さない奥の部屋は谷底のように暗くなってしまう。そこで、細長い敷地をあえて細長く分割し、東に光の落ちる庭を取った。そして、更に細長く、千切りをするように、東から、部屋、階段、スロープと建物のボリュームを縦に三分割した。そうする事で、全ての部屋はその庭に面する事ができ、庭からの光を享受できる。また、細長い敷地に対して、庭、部屋、階段、廊下をあえて細長くすることで、一般的なスケールの住宅には無い「長さ」や「距離」が感じられる、ちょっと遠い場所が生まれる。すぐ上とか、すぐ隣に見えている場所にすぐには行けない、近くて遠い、遠くて近い、そんな距離感が広さとはまた違う拡がりを与えてくれる。同時に、この住宅では表と裏を意識した。空が近く、木の床、高い天井で、温かく明るい表の空間。地面が近く、土間の床、低い天井で、静かな落ち着いた裏の空間。直方体のボリュームを床スラブと階段で斜めに立体的に分割した二つの世界を長いトンネルが繋いでいる。もう一つ、この表と裏は床の隙間の細長い窓で繋がっている。この窓には一般的なアルミサッシを使用した。現代の日本の住宅で欠かせなくなったアルミサッシは、特別な意味を持つに至ったと思う。それは内部と外部を間仕切る絶対的な境界。安価で施工も容易い絶対的な境界を、内部と外部、表と裏、水回りと床下に、ヒエラルキー無く多用する事で、無意識に刷り込まれた境界線を曖昧にする。表と裏の世界、ぼやけた境界、段々畑のようなスキップフロア、坂道のような階段、トンネルのようなスロープ、小さな箱に詰め込まれた様々な要素が谷を明るく照らしてくれる。家の中の至る所から子供の遊んでいる姿を見ることができる、文字通りの明るい家となった。

光の通う家
南北に細長く、道路から高低差のある敷地 道路を行き来する人や車から視線がズレているため開放的に広々とした敷地を活用しました 2つある中庭からは南北に吹く風の道を作り、家の奥まで光を導いてくれます 明るいリビングや、窓から明るい庭が見えるベッドルームなど、どこにいても光が通う家となりました

傾斜地の家1

陽蔭の家

野毛山の家
戦前から受け継がれて来た土地において、生まれ育った家の隣りに家族4人で暮らす家を建てる計画です。敷地の廻りにはご実家のご家族やご親戚が暮らされているため、開き過ぎず閉じすぎない、程よい肌感を提供したいと考えました。 内部空間の特徴は、大きな吹抜けと、どこまでもつながる視線の抜け、行き止まりの無い平面計画です。特に居間の吹抜けに面した2階の子供室の小窓は、家全体をひとつにつなげる役割を担っています。この小窓は吹抜けの上部に溜まり易い熱気の逃げ道も兼ねていますが、この小窓から子ども達が顔を覗かせている様を想像しながらの設計は非常に楽しい時間でした。2人の子どもの背丈がそれぞ小窓の上に到達するまでには、あと数年といったとこです。家と一緒に成長する子ども達。行き止まりの無いプランニングの家をぐるぐると走り回ってくれるでしょうか。自分の部屋の斜め天井&ロフトを友達に自慢してくれるでしょうか。 1階の居間の前に設けた大きなデッキが、居間はもちろんのこと、キッチン、和室、更に和室の外をぐるりと回る経路で洗面室に接しています。感覚としての床面積を拡げる手助けをしてくれることを期待し、B.B.Q楽しそうだなあ〜と思いを馳せる時間でした。

中庭の家
本計画は沖縄県本島西原町の閑静な住宅地の一角に一戸建て住宅を新築するプロジェクトである。 周辺環境として敷地は建物に囲まれておりプライバシーへの配慮が必然的に求められた。 施主と打ち合わせを重ねる中で、「ダイニングを中心とした子育て」「隣地建築物からの視線への配慮」 「リビングと繋がる中庭」が設計計画の根幹となった。 L字型の大きなダイニングテーブルは座る位置によって、リビング、テラス、スタディスペース、ダイニング と様々な関係性を生み出す。家族の食卓、子どもの勉強、団らんの中心となる計画なっている。 中庭はリビングとの段差を極力なくすことで視覚的にリビングとの関係性を強めるとともに、一部は バスコートとすることで内部空間を拡張する計画としている。中庭は奥行きのある庇を三方向に設けることで 隣地からの視線に配慮するとともに、強烈な日差しや雨を和らげる計画としている。 内部仕上げは白の塗装を基調しつつ、左官仕上げ、タイル等、テイストの異なる白を重ねることで 空間にシンブルながらも彩を与える計画とした。 設計当初、施主の小さな子供から「こんな家に住みたい!」という思いの詰まったスケッチをプレゼントされた。 どんどん手を加えていただいて、大人の想像の枠を超えて家族で楽しく住んでくれることを望む。

多摩のコートハウス
角地という立地から、陽当りの良い空間を目指しつつ、人の目からプライバシーを守るプランニングを目指しました。 まずリビング空間を突出させ、左右にウッドデッキの庭を設けます。 さらにその空間を囲うようにモルタル仕上げの壁で覆うことにより、庭をLDKに取り込んだ開放的なコートハウスとなります。 固いイメージを与えるモルタル壁が、外部に対しては守る印象を、内部に対しては素材の柔らかさを演出します。 またウッドデッキはキッチンや洗面室にも行き来でき、LDK全体に回遊性を持たせる効果を与え、リビングを中心に様々な生活シーンが描かれるでしょう。

野方の家
敷地は幹線道路に近く、交通の利便性が高いにもかかわらず、静かで落ち着いた環境に包まれています。 南、西、北の三方から立ち上がる建築基準法の斜線制限による限られたボリュームの中で、必要十分な空間を確保していますが、それでいて、内外の各空間が相互に繋がり、家族が互いに気配を感じあえるようにするとともに, 視覚の「ぬけ」を随所に設け、実面積以上の広がりと開放感が感じられるようにしています。 構成としては、1階は、外部に駐車場、内部は玄関、主寝室と水回りとなっています。 2階はそれぞ吹抜を有し天井の高いリビングとダイニング、それに両者の間にヒューマンスケールのキッチンが配置されています。 キッチンは家全体の中心の位置に据え、皆で廻りに集まりやすく、誰もが楽しく料理に参加したくなるような、さながら家族のキッチンスタジアムのような役割を担っています。 キッチン上部3階にニつの子供室が設けられています。 これらニつの子供室は、それぞれ吹抜を介してリビングおよびダイニングと繋がり、子供達が家族の気配を感じながら自室で過ごせるようにしています。 三方から立ち上がる屋根を腰折れとし、その構造を敢えて露出することで二つ吹抜空間をよりダイナミックで印象的なものとしています。

大府の家
敷地は閑静な住宅街に位置する。南には公園があり春には桜を楽しめる環境にある。しかし、南接道となっているため、そのまま大きな開口を空けてはプライバシーを保てない。よって建物と道路との境界に庭を配し、閉じつつ開く関係性を模索した。室内から外を見ると床からテラス、水景のある庭、視線を隠す生垣から公園の樹木へと緩やかなレイヤーとなっている。小さな庭ではあるが、この庭を中心に空間を配置していった。四季を楽しみながら穏やかな日常を重ねて頂ければと願います。









