
傾斜地の家1
設計者情報
基本データ
- 所在地
- 神奈川県
- 延床面積
- 90.35㎡
撮影:藤塚光政
設計者情報
この建築家が建てた家
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井とロ -i to ro-
夫婦+子供2人の為の住まいである。主人は庭師を生業としている。北道路4mに接道する比較的整形された敷地である。道路は袋小路であり通過交通は殆どない。山も川も近くに存在するが、近隣の密集からそれらを感じるのは難しい立地と言える。庭師である主人はここに住まいとしての機能の他に、仕事道具を収納するスペース、小さくても集客力をもった庭を要望した。建物にも集客力が求められる。そして厳しいコストコントロールも求められた。建築的アプローチはこれら要望の整理から始めた。コストの問題から尺グリッドを保持した矩形が最適と判断したが、敷地の余白部分に車、庭、収納が広く求められる為、建物と余白のバランス検討を繰り返し建物ヴォリュームが決定された。建物の外部との関係性がより密に求められる本計画では、開口部の検討がより肝要になる。庭と屋内を掃き出しサッシで繋ぐ事が常套手段と言えるかもしれないが、庭の大きさから庭に向けた開口は眺める事に重きを置いた出窓形状とした。出入り目的が乏しい開口である為、外部との距離感を近づける建築的手段が他に必要となる。本計画では、玄関ホールを設けず、玄関土間から居間へ直接アプローチ出来る配置計画とし、屋内の生活の場に土間を近づける事により外部を近づける手段とした。電気を用いず土間を家事の場としていたその昔の民家に回帰していると言えるかもしれない。1階の平面プランは、風呂・洗面・トイレを水廻りコアとしラワン合板で箱をつくり、その周りに居間・食堂・台所・玄関の機能を配置し回遊動線を確保した。このプラン計画が集客を求める本案件における公私の距離感を上手くコントロールしている。階段はラワン壁に沿う位置とし、階段下に畳ベンチを計画した。畳ベンチに座る事で庭への視線誘導が明確化される。2階プランは階段とホールを中心に南北に6つのユニットを計画した。ユニットは3.7畳の同一寸法で構成され、引戸を設置する事により個室となる。W1100とW1300の2パターンに統一された引戸は、自由に移動出来、間取りをフレキシブルに変更してくれる。4本の柱と引戸を設置する為に放射された鴨居が、幹と枝をオマージュする意匠となった。切口として外部との関係とコストコントロールを求められた本計画であったが、この2点を突き詰めた結果が平面を簡素にした。簡素化された事により、構造の安定性、間取りの可変性が実現した。簡素さ故に住まい手は住まい方に知恵を求められるかもしれない。だが、それこそが建物への愛着となり、特別な家族の記憶となっていくのだと思う。庭師の主人により造成された庭に呼応する家として、記憶に残る「家庭」の一助になればこれ程喜ばしい事はない。

music house

浜田山の家
敷地は閑静な住宅地に位置している。 生活のステージごとに様々使い方が出来るように平面は間仕切りを作り込まず、シンプルな構成とした。 1階には子供スペースと主寝室、水廻りを配置している。2階はキッチンからダイニング・リビングへと続く一続きの大空間としている。 リビング上部は吹抜とし、さらに開放感をもたらしている。構造体にSE構法を採用し、その特徴がよく表れている住宅となっている。 また、外部サッシには全て発熱ガラスを採用し、冬期の温熱環境も考慮にしている。 さらに2階デッキにはファイバーグレーチングも採用し、1階への採光も考慮している。

Torami Structure

森に棲む家
豊かな森の緑が空間へつながり開放感を演出 急勾配の山の上にあり、森の一部と化していた土地でのスタート 条件の悪さを逆手にとり環境を味方につけることを考慮し、 “キッチンから森の見える家”というコンセプトを提案 森を取り込む大きな大開口を持つダイニング・キッチンからは豊かな緑が眺められる 立地条件の悪さも味方につけ、目の前に広がる豊かな緑はどの場所にいても眺めることができ、 森と一緒に棲むための家になった

House Doichi

tnkh
「material」や「texture」を吟味し、シンクロさせていった結果生まれた随一のインテリア。 天然の石を特殊技術を用いて薄くスライスした建材を要所に使用し、デザインに深みと高級感を付加した。 LDKの一角に鎮座する1m×3.4mのアイランドキッチンが空間のスケール感を混乱させる。 スカイツリーの夜景を見渡す事の出来る9Fのテラスは、都心の中のプライベートオアシスになる。

東向島の家
建築規制で建物の高さを7m以上にする必要がある用途地域に建設した木造の小住宅です。 地盤の手当として コロンブス工法を採用しています。 敷地南側のすぐ近くに幹線道路があり 車の騒音が懸念されたため 南側に閉じつつも いかに室内を明るくするかが 設計における課題でした。 ロフトや吹抜を介し、空間を立体的に縦方向につなげることで、光を最大限に室内に呼びこむ工夫が施されています。 住宅密集地であることから 大きく開いた開口部の外側にはスチールメッシュの皮膜を設け、外部から直接的視線を遮るよう配慮しています。 限られた敷地において 明るくのびやかな空間が感じられる住宅となっています。





