
一級建築士事務所 設計工房の写真集1
設計者情報
撮影:アトリエあふろ(鈴木暁彦)
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この建築家が建てた家
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本海野の家
南接道の南北に長く広い敷地である為、南北へ長い片流れの平屋で計画しました。 片流れなので水上側はかなりの高さが確保できる為その高さを有効利用した蔵収納や小屋裏を計画し、大容量の収納を確保し面積効率のいい空間としています。 親戚友人が大人数が集まってBBQをするとの事で、大きなウッドデッキを介して屋外、屋内がシームレスに繋がる空間を目指しました。

淡路島さくらの家
計画地は、淡路島東海岸の生穂漁港の近く、急な坂道の先に現れます。南に大阪湾を望み、北に緑深い山をかかえるこの地に、スポーツ医学を専門とする医師の診療所兼住宅を計画しました。自然と共に暮らす静かな住まいであると同時に、風、虫・獣害などの自然の脅威への配慮が求められました。住居、診療所、浴室の高さの異なる3つのボリュームそれぞれがリニアに伸びる”縁側”を介して繋がります。“縁側”は、暮らしの中で各ボリュームをつなぐ“動線”だけではなく、自然を感じる“ルーム”と位置付けました。縁側の外部面に、蚊帳として可動式の網メッシュを張り、虫の防御と通風を両立させ、眺望を確保しています。やがてスポーツの場が提供され、地域の活性化に繋がる。この計画が、そのキッカケとなる事を期待しています。

大口通りの家
敷地は商店街からほど近い 住宅密集地の中にあります。 間口が狭く 奥行きが長い敷地形状であったため 風通しに配慮し、建物中央に中庭を配置しています。 中庭は屋根と ウッドフェンスに囲われた 落ち着いた吹抜けの半外部空間になっており、1階と2階は、その中庭を介して空間がつながり、明るさも確保しています。 キッチンを中心とした間取りの 3階のLDKは、リビングのテラス、ダイニングのテラス、そしてキッチン上部の屋上ルーフテラスと、 随所に外部とつながる場所が設けられており、開放感と空間の変化が感じられるようになっています。

光階段の3層住宅
市街地に立つ木造3階建ての新築計画で施主は夫婦と小さな子供1人の核家族。 敷地は、中高層のエリアで周囲には2階建てから3階建ての戸建てやマンションが林立している。比較的密集して建物が建っているエリアなので敷地も3階建てを前提とした分筆敷地だ。3階建ての住宅を考える時、前面の道路に対してバルコニーをつくり階をつみ重ねていくケースが、近年の戸建て分譲でも多く、今回の敷地でも隣り合う敷地には、同様のバルコニー付きファサードを持った3階建ての住宅が並んでいた。南側の隣地は古い2階建てだったが、恐らく建て替わることを考えると、同じようにバルコニーが付いた3階建てになることが予想された。 本敷地は、前面道路は広いが、車の往来が多い幹線となるバス通りで、環境は良いとは言えない状態だった。一方で、敷地の大きな道路の反対側にも小さな袋小路状の小道があり、敷地の東西に2面接道した抜けがあることが特徴で、光の環境もこの抜けた環境を生かすことで住宅の環境が良くなると考えた。 光が抜けるリビング 階段を真ん中に配置する。 内部の空間を広くとるために、真っすぐな階段を長手方向にとる階段をやめて、中央に配置した。階段室は、壁が多く採光の弊害となることが多いが、ここでは、可能な限り薄く華奢なイメージの階段を鉄骨でつくることで、その上部に設けた開口部からの光を、光量が少なくなる家の中央に落すことを意図している。階段室につきものの耐力壁は、スチールのブレースによって、壁倍率を損なうことなく採光できる階段となった。中央にある階段が抜けていることで、居住空間も広く明るさを確保できる。水回りやバルコニーは1Fと3Fに割振り、2階は開放的な明るい空間としている。 なお、外壁は前面道路がバス通りということもあり、排気ガスによる汚れを考慮して、経年変化があっても色合いや雰囲気が気にならない素材を採用している。断熱は外皮の熱損失を考慮して、ガス入りのペアガラスや高性能な断熱を採用。空調は第一種換気の機械換気を利用し、熱損失を少なくし認定低炭素住を取得している。 3階建ては上階が暑く、下階が涼しくなるが3階の小屋裏部分に空気の循環器を設置し、熱気を基礎内にダクトで戻すことで、効率よい空調を実現している。夏は涼しく、冬は暖かい。明るく風が抜ける。基本的なことばかりだが、小さな積み重ねで快適な3階建て住宅をつくることを考えた。

イレコの家

大きな欅の家
敷地は目黒区緑が丘。同じ敷地には数棟の建物と区の保存樹にもなっているケヤキの大木があった。並んで建つマンションとは違和感なく馴染むよう、仕上げや植込みなどの連続性を意識している。 ケヤキを囲んだコートハウスとし、道路に面した平屋の玄関棟(南棟)、奥に地下1階地上2階の居住棟(北棟)を配置し、敷地の高低差を利用したスキップフロアを渡り廊下でつないでいる。アトリエを併設した広い玄関と渡り廊下は、中庭を巡る楽しさを感じられるギャラリーになっていく予定だ。 地下1階は寝室エリア。1階の和室からドライエリア上空に架けたブリッジを渡って中庭に出られる。ケヤキを最も近くに感じられる2階は居間食堂厨房に。厨房横にある階段の踊り場からは平屋部分の屋上に出られ、ゲストを迎えて賑やかに過ごす週末にはアウトドアリビングとして過ごせる場になる。家族との時間、ひとりで過ごす時間、どのような時にもいつもそこにケヤキの大木が見える、都内でありながら豊かな自然を間近に感じられる計画になっている。

立川の家
膨大な書籍を納める書庫を計画している。また農を中心に据えた地に足の付いた暮らしをしたいという御希望で、野菜や果樹を作る庭から台所に直接入れる計画とし、バスルームやワークスペースもその延長線上に置いた。この家は4つの箱を少しずつずらしながら積み上げる構成をとっている。4つの箱には下から床下収納、バスルーム、台所、そして寝室が入る。この家の特色は、積み上げられた箱の隙間が家中つながる事。膨大な書物はこの隙間空間にオープンに収蔵され、そこは家族皆の図書コーナーにもなる。この箱を更に登ると、最後は「雨の降ってくるお部屋」と息子さんが命名したルーフテラスに到達する。

白石の家

中庭の家
本計画は沖縄県本島西原町の閑静な住宅地の一角に一戸建て住宅を新築するプロジェクトである。 周辺環境として敷地は建物に囲まれておりプライバシーへの配慮が必然的に求められた。 施主と打ち合わせを重ねる中で、「ダイニングを中心とした子育て」「隣地建築物からの視線への配慮」 「リビングと繋がる中庭」が設計計画の根幹となった。 L字型の大きなダイニングテーブルは座る位置によって、リビング、テラス、スタディスペース、ダイニング と様々な関係性を生み出す。家族の食卓、子どもの勉強、団らんの中心となる計画なっている。 中庭はリビングとの段差を極力なくすことで視覚的にリビングとの関係性を強めるとともに、一部は バスコートとすることで内部空間を拡張する計画としている。中庭は奥行きのある庇を三方向に設けることで 隣地からの視線に配慮するとともに、強烈な日差しや雨を和らげる計画としている。 内部仕上げは白の塗装を基調しつつ、左官仕上げ、タイル等、テイストの異なる白を重ねることで 空間にシンブルながらも彩を与える計画とした。 設計当初、施主の小さな子供から「こんな家に住みたい!」という思いの詰まったスケッチをプレゼントされた。 どんどん手を加えていただいて、大人の想像の枠を超えて家族で楽しく住んでくれることを望む。

