
イレコの家
設計者情報
基本データ
- 作品名
- イレコの家
- 所在地
- 埼玉県滑川町
- 敷地面積
- 176.58㎡
- 延床面積
- 119.58㎡
設計者情報
この建築家が建てた家
この実例を見た人はこちらも読んでいます

松橋の家

侑然凛の庵
家庭も、仕事も両立したい!家事楽動線と公私分離ゾーニングで学習塾を営むスマートな暮らし。 多趣味な旦那様と教員免許をもつ奥様が、3人の子育て中も趣味を楽しみ、キャリアを生かせるようにとはじめられた家づくり。アットホームな雰囲気の学習塾とするために塾とご家庭の出入口を分けない大屋根のプランをご提案しました。内部は、玄関ホールで公私をしっかりと分けられるようにゾーニング。お家で仕事をしながらする家事の負担を少しでも減らすために、バスルーム・洗面室・ランドリールームを直線上に配置しました。ランドリールームにはウォークインクローゼットもあり、スムーズな家事動線としています。計画期間がコロナ禍による新しい生活様式への変容の時期と重なったこともあり、何度も何度もご夫婦と話し合いを重ね、玄関近くに公私兼用トイレを配置し、内部に広い手洗いスペースを設けるなどの工夫をしています。

T字路の家
建設地は世田谷千歳船橋駅からアプローチするT字路の正面に位置している。北側に7階建て集合住宅、西側3階建住宅、東側2階建住宅に囲まれた、間口7m・面積23坪の台形状敷地。 T字路正面にあたるファサードを、ダークグレイ外壁面、サーモウッド縦格子、レッドシダーパネリング軒天井、門型フレームを使ったコンポジションによってバランスを整える設計とした。ダークグレイ色は街に馴染みつつ個性的となるように施主と慎重に検討を重ねて選定した。縦格子やレッドシダーが経年変化しても背景となる色になったと思う。 ポーチから続く、玄関そして洗面室までを通り土間のような設えとして、バイクルームを含む1階のアクティビティに対応した。また地窓を多く設けて半屋外的な空間となるように意図した。明るく開放感のあるリビングダイニング空間の確保という課題に対して、3階にLDKをプランニングし天井高を3.4m確保することで実現することとした。1階フロアレベルを道路レベルに近づけるとともに階高を抑えることで3階リビングまでの距離感を縮め、ディスポーザーを設置しゴミ出し回数を削減するなど3階LDKのデメリットを最小化するように努めた。 リビングダイニングの天井に軒天井と同じレッドシダーを貼り、視線が自然と外へと向かうことを意図した。窓外に展開する逆T字に延びる街の景色と夕陽に染まる美しい空を眺め時の流れや自然を感じながら暮らせる家になればと願う。

青葉台の住宅
一般的な区画割の郊外型振興分譲地の2階建ての住宅です。限られた敷地の中で、車庫と隣地との距離を保つ庭を確保すると、住宅部分の面積は自ずと決まってきますが、その中で、子どもたちが元気よく走り回ることのできる建築と遊具の垣根をなくした遊具のような空間を目指しました。各個室はリビングと吹抜けを介してつながっていて、住宅内のどこにいても家族の存在を感じられる構成になっています。

小田井の住宅
「通りみちのある家」 母屋を含む南北に広い敷地のハナレを建て替える計画。建物は従来と同じく南北の庭を残して配置し、メインの白いボリュームの上に透過性のある木の屋根/壁をそっと被せたような構成である。外部の「通りみち」は、東側の敷地内通路横に平行に設けられ、母屋に住まう両親が選択的に立ち寄れる土間となっている。本体の切妻屋根が連続して張り出した2層分の吹抜空間で、屋根を透明素材でつくり支持する壁を木製ルーバーにすることで、まもられながらも光や風を取り込んだ場所である。内部は、勾配天井の垂木を現しとして、梁上を開放することで各室を上部で一体的にしている。軒先まで大きく張り出した垂木は、棟木とそれを支える束をなくすことでより印象的な存在になり、「通りみち」にまで連続して内外をつないでいる。

等々力の家
限られた面積の中で、3人の子ども達が 縦横無尽に遊び廻れる家となっています。 1階の子供室から梯子をのぼっていくと、2階のLDKへ行くことができ、また、その上部のロフトへもアクセス可能です。 子ども達の遊び場は、さらにロフトから外に出て ルーフテラスや屋上へと広がります。 1階の子供室や寝室はプライバシーを確保したテラスに面しており、また、2階のリビングからは、ルーフテラスのグリーンや青い空を臨むことができます。 それそれの部屋において内部と外部の関係性を強めることで、開放感のある空間になっています。

光階段の3層住宅
市街地に立つ木造3階建ての新築計画で施主は夫婦と小さな子供1人の核家族。 敷地は、中高層のエリアで周囲には2階建てから3階建ての戸建てやマンションが林立している。比較的密集して建物が建っているエリアなので敷地も3階建てを前提とした分筆敷地だ。3階建ての住宅を考える時、前面の道路に対してバルコニーをつくり階をつみ重ねていくケースが、近年の戸建て分譲でも多く、今回の敷地でも隣り合う敷地には、同様のバルコニー付きファサードを持った3階建ての住宅が並んでいた。南側の隣地は古い2階建てだったが、恐らく建て替わることを考えると、同じようにバルコニーが付いた3階建てになることが予想された。 本敷地は、前面道路は広いが、車の往来が多い幹線となるバス通りで、環境は良いとは言えない状態だった。一方で、敷地の大きな道路の反対側にも小さな袋小路状の小道があり、敷地の東西に2面接道した抜けがあることが特徴で、光の環境もこの抜けた環境を生かすことで住宅の環境が良くなると考えた。 光が抜けるリビング 階段を真ん中に配置する。 内部の空間を広くとるために、真っすぐな階段を長手方向にとる階段をやめて、中央に配置した。階段室は、壁が多く採光の弊害となることが多いが、ここでは、可能な限り薄く華奢なイメージの階段を鉄骨でつくることで、その上部に設けた開口部からの光を、光量が少なくなる家の中央に落すことを意図している。階段室につきものの耐力壁は、スチールのブレースによって、壁倍率を損なうことなく採光できる階段となった。中央にある階段が抜けていることで、居住空間も広く明るさを確保できる。水回りやバルコニーは1Fと3Fに割振り、2階は開放的な明るい空間としている。 なお、外壁は前面道路がバス通りということもあり、排気ガスによる汚れを考慮して、経年変化があっても色合いや雰囲気が気にならない素材を採用している。断熱は外皮の熱損失を考慮して、ガス入りのペアガラスや高性能な断熱を採用。空調は第一種換気の機械換気を利用し、熱損失を少なくし認定低炭素住を取得している。 3階建ては上階が暑く、下階が涼しくなるが3階の小屋裏部分に空気の循環器を設置し、熱気を基礎内にダクトで戻すことで、効率よい空調を実現している。夏は涼しく、冬は暖かい。明るく風が抜ける。基本的なことばかりだが、小さな積み重ねで快適な3階建て住宅をつくることを考えた。

東新小岩の家
敷地が三角形であるという条件の中で、1階に3台の駐車場、オフィススペース+倉庫を設け、2階と3階に居住スペースを設けたソーホー型の住宅になります。 周囲の建物が密集している場所であることから、最上階(3階)にLDKを設け、その上部にルーフテラスを配置し関係づけることで明るさと開放感を確保しました。 2階にある子供部屋(2室)には、それぞれ吹抜けを設け、天窓からの光が落ちると同時に、3階キッチンと吹抜けを介して繋がりを設けています。 3階のリビングは、斜線規制なりに、一部斜めに低い部分まで切り取られる形状になりなかがらも、天井高さを高く確保し、天窓や眺望が望める大きな窓、又上部ルーフテラス側に視線が抜けるようにすることで圧迫感をなくしています。 浴室は三角形の先端部分に配置し 断面もまた三角状の勾配天井となっており 変化のある開放的なバス空間となっています。 三角形という敷地形状からくる難しい条件を逆手に取り、明るさと各必要スペースを確保するために、様々な工夫が施されています。

YUKINOSHITA-S
鎌倉の古い民家の改修。 初めて現場を訪れた時、趣があるが傾きもある、そんな誇りと限界の間にあるような民家の姿があった。 求められたのは大きな音で音楽の流せる飲食店と、2人暮らしの住宅。 防音も断熱も無い既存家屋の雰囲気を守りながら、高いスペックの防音性能と断熱性能の両立が課題だった。 1階飲食店では、床を解体し剥き出しとなった土部分に、基礎の代わりとなっている大谷石に緊結するよう配筋した土間コンクリートを施工し、耐震性を高めると共に、飲食店としての天井高と清潔感を確保した。また、壁は全面を有孔の木製ベニヤ貼りとし、吸音性能に木のあたたかさをプラスした。 防音、断熱の弱点となる開口部は、外観を印象付ける既存の木製建具はそのままに、内部に防音サッシを設けた。玄関には防音サッシで挟まれた風除室を設け、外観の優しさを持ったまま、防音と断熱を実現した。 住居となる2階は既存の柱梁がそのまま見えるワンルーム空間とし、断熱材を追加した壁は既存の柱梁に負けないテクスチャーとするべく、ボードのパテをそのまま見せる土着的なアートのような荒々しい仕上げとした。 永く街並みの一部となってきたこの民家の雰囲気は保ちながら、内部には新しい営みと生活が宿っている。



