
house NA
設計者情報
基本データ
- 作品名
- house NA
- 所在地
- 静岡県沼津市
- 家族構成
- 夫婦+子供2人
- 敷地面積
- 208.87㎡
- 延床面積
- 147.83㎡
設計者情報
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敷地は第一種中高層住居専用地域内にあり、敷地いっぱいに建てられた住宅や3階建てのアパートに囲まれ薄暗く、視点となる風景の見当たらない土地でした。 自動車工場にお勤めの建て主からは、車3台分の駐車スペースの要望があり、30坪の土地の中で車と建物の配置パターンをいくつも考えることから設計が始まりました。 これからリタイアを迎え、1日この家で過ごされるご夫婦のため十分な明るさと木々の眺めを用意したい。2階リビングとそれに続くベランダがその回答となり、1階の駐車スペースの脇とベランダに植えられた樹木の梢が連なり、まるで木立の中に住んでいるような感覚を呼び起こす空間をつくることができました。

三田の家
限られた敷地において、3人の子供部屋と必用諸室を確保するために、半地下を設け、スキップフロアの構成にて、明るさと広がりを感じさせるよう設計した住宅になります。 3階のLDKは、1つの空間にありながら、居場所によって、天井の高さや床のレベルが変化し、異なる雰囲気に感じられます。 包み込まれるような勾配天井のリビング、吹抜の開放的な明るいワークスペース、落ちついた雰囲気のダイニングキッチンと、各所が空間の変化を感じさせる造りになっており、家族がその時々で、自分の居心地のよい場所を見つけ、自然と集まりたくなるようなLDKになっています。 また、LDKからルーフテラスへあがれば、東京タワーが一望できるなど、都心ならではの楽しみを満喫できる住宅となっています。

根本原(新築住宅)

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計画地は、南側には山並み、東側には道路向かいにある寺院の緑、公園の桜等を眺めることができるロケーションの良い環境である。しかし、寺院に墓地が広がっていることが最大のデメリットであった。同時に高台の角地であるこの計画地は、道路レベルからの視線が気になる状況でもあった。見たい風景や取り入れたい光がある一方、隠したい風景や遮りたい視線があるという矛盾が生じていた。それらの矛盾を解決し「視線や光のコントロールを図る」ことが大きな課題であり、クライアントからの要望でもあった。 その矛盾を建物周囲に二重外壁を設けること、部屋配置や窓配置を工夫することにより解決しようと試みた。1階レベルは、南側と東側に積極的に窓を設け、光を取り入れつつも、二重外壁により墓地への目線、道路レベルからの視線をコントロールしている。2階レベルは、南東に居室をまとめ、高窓とすることで、墓地への目線、道路からの視線を遮りつつも、南側の山並みや東側の寺院の緑や公園の桜を眺めることができる。また、朝日や日中の光等、必要とする光を取り込むことも可能となった。 加えて、二重外壁の内側にはLDKから連続した大きなテラスを設け、閉塞感を与えないこと、外部との物理的な距離を取ること、外部音や内部音の抑制することを意図している。また、外リビングや縁側のような半外部空間としての役割を果たすことでコミュニケーションの場としての機能も与えた。 この住宅は、あらゆる将来的な可能性を考慮する必要があった。そこでもう1つの課題となったのが「可変性」であった。竣工の状態から変化に合わせ、可変していける構成とする為に、外壁側で構造耐力壁を取り、内部壁は柱を除き全て取り壊しても支障がない構造計画とている。竣工当初は、3LDKだが、将来的には9LDKに増設可能になっている。2階の子供室は、お子さんが小さい頃はセカンドリビングとして活躍するが、個室を欲しがる年齢になれば、3室に区切れるように窓配置や照明計画等を行っている。1階ダイニング横のフリースペースや2階納戸は、おもちゃを置けばキッズルームに、机を置けばスタディースペースや書斎に、布団を敷けば客間に。置くものによって室名が変わるスペースとして設えた。土間及び駐車場は、二世帯になった場合や店舗設営等を始めることになった場合、独立して外部からアプローチできるスペースとして利用できる。増築等に該当しない範囲、かつ、それ程大きなコストを掛けず、時々のニーズに合わせて部屋と機能の増減が可能になっている。

庇窓の2世帯住宅
完全分離型の2世帯住宅の計画。 3階建てが立並ぶ、都心の住宅地。築40年近い施主の両親が住んでいた実家を建替え、両親と同居できる完全分離型(玄関、水回りが別々)の2世帯住宅にする計画。2世帯住宅にするといっても、土地の大きさは24坪で前面道路が約4mのため建てられる床面積が、160%にまで減ってしまい、合計の床面積40坪弱の中に、2世帯合計で6名、5部屋+納戸、LDK2つと水回り(洗面やお風呂)を別々に入れ込む難易度の高い設計となった。1F~3Fまで吹抜がるある案や、スキップフロア等様々なアイディアを検討した結果、施主の希望もあり最終的には、1Fは親世帯、2,3Fに子世帯で過不足なく個室もとったシンプルなプランにまとまった。 敷地は間口よりも奥行きが長い長方形の土地。周囲3方を3階建てや2階建てに囲まれていて日射の条件が悪い状況だった。周囲の2階建ても将来的には3階建てに建て替わることが予想されるため隣地からの採光も期待できない。そのため前面道路側から最大限採光できること、道路と家の関係性に着目して設計を進めた。 「世帯を丁度良く繋げる」 2世帯住宅の問題点は、世帯間の距離感だ。一体的すぎても良くないし、離れすぎていても味気ない関係となってしまう。玄関も別々な完全分離型の2世帯住宅は階によって分断されてしまうため、この分断された距離感を丁度良くつなげる方法として、道路側にたくさんの大きな開閉窓設け道路側のスペースを介して間接的につながるような計画とした。大きな窓は採光の役目も果たしている。 前面の4m巾の前面道路は車通りが少ないので、子供たちの遊び場となっていて、その庭のようなスペースから家をみると、個々に設けられた窓から両方の世帯の窓やそれぞれの部屋が一度に見えて子供が遊んでいる風景と家の内部の上下階の空間が間接的につながる。すべての窓には庇がついており、雨でも窓を開けることができる。窓を開ければ、ダイレクトに道路(街)と繋がることができる。 3階建ての住宅の場合は、道路側にバルコニーがくるこが多く、居住空間と道路(街)との間に隔たりができるような状態が多いが、本立地では丁度良い巾の静かな前面道路があったので、思い切ってダイレクトに居住空間と街が繋がることができる計画とした。街との距離が近づくと近所の人との距離感も近づいてくる。ずっと前からこの土地に住んでいる施主や環境との兼ね合いが合致したのでできる計画だが、居住空間を街から隔離するのではなく開くことによって、単純な4mの道路と家の前の駐車場が近所の人たちや子供たちや世帯間の憩いのスペースとなった。 なお、道路側の壁耐力はスチールブレースによって担保され、耐震等級も2以上の数値でクリアしている。 空調の計画は第三種(自然吸気、機械排気)だが、1Fの親世帯エリアの床にガス温水式の床暖房を設置し、暖かい空気が上階へと流れるようにしており、また最上部で集熱した空気を、基礎内に戻して家全体の空気の循環を測り、自然の熱エネルギーも利用した効率よい空調、断熱の計画としている。3階建てにありがちな上下階の温度差を緩和している。施主曰く、冬でもエアコンいらずで過ごせるとのこと。 休みの日は、子世帯が前庭で遊んでいるのを、窓ごしに祖父母が見ている。 窓を開けて会話をしたり、テレビを見ながらぼんやりと外を眺めるなど。。 特徴的に設けられた庇のついた窓が、2世帯住宅での世帯同士や街と家との心地よい関係をつくることを願っている。





