
コの字の家
設計者情報

腰越 耕太
こしごえ こうた
株式会社腰越耕太建築設計事務所
東京都 渋谷区
クライアントの要望、事業の目的を深く理解し、設計を通じてそれに答えていくのはもちろん、もっと深くにある根本的な部分に目を向けたいと考えています。 僕たちは知らず知らずのうちに、住宅あるいは建築とは、一般的にこうあるべきといった、既成概念に囚われていないでしょうか。 現在の生活において、当たり前と思っている物事に知らぬ間に囚われ、本当の豊かさや快適さを手に入れられずにいるとしたら、それほど残念なことはありません。 出来た当初は見たことがなくても、すぐに今までの日常に取って代わるような、新しくて豊かな体験を生む建築。その場にいる人、訪れる人を幸せにするような建築をつくりたいと考えています。 こうして出来上がった建築は、ひとつひとつは個別解であっても、建築やデザイン、社会の常識を考え直すきっかけとなって行くのではないでしょうか。
設計者情報

腰越 耕太
こしごえ こうた
株式会社腰越耕太建築設計事務所
東京都 渋谷区
クライアントの要望、事業の目的を深く理解し、設計を通じてそれに答えていくのはもちろん、もっと深くにある根本的な部分に目を向けたいと考えています。 僕たちは知らず知らずのうちに、住宅あるいは建築とは、一般的にこうあるべきといった、既成概念に囚われていないでしょうか。 現在の生活において、当たり前と思っている物事に知らぬ間に囚われ、本当の豊かさや快適さを手に入れられずにいるとしたら、それほど残念なことはありません。 出来た当初は見たことがなくても、すぐに今までの日常に取って代わるような、新しくて豊かな体験を生む建築。その場にいる人、訪れる人を幸せにするような建築をつくりたいと考えています。 こうして出来上がった建築は、ひとつひとつは個別解であっても、建築やデザイン、社会の常識を考え直すきっかけとなって行くのではないでしょうか。
この建築家が建てた家
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ロの字の家

平山の家
荒尾市内、路地の袋小路。 敷地は広いが、転回スペースはなく、車で進入するとバックで数十メートルを引き返さなければならない奥まった土地である。 建て主は長男夫婦で、新築を機に両親との同居を考えていた。 建て主からは駐車スペースを広く確保し、転回が出来ること。 両親と同居のため、お互いの生活が程良い距離感で行えること。 自然な素材を使い、居心地の良い空間とすること。 という3つの要望があった。 3世代が共に暮らすリビングは畳敷きとし、客間の和室と続き間でウッドデッキと庭とも繋がる。 食事の際は建て主の弟家族も含めて9人が一斉に集う憩いの場となる。 上下階で世帯を分け、1・2階それぞれの空間を大きなひとつの屋根で覆われたおおらかな佇まい。 内壁外壁共に火山灰白州壁を採用し、真壁づくりで柱・梁には地元八女杉の天然乾燥材を表しとした。 温故知新を体現する、モダンな和のデザインでありながらどこか懐かしさを感じさせる居心地の良い住まいとなった。

恵比寿の自邸

Piccolo Teatro
この家をPiccolo Teatroと名付けました。イタリア語で「小さな劇場」です。日常の中で起こるほんの些細な出来事や発見さえも、舞台に立つ役者の様な大げさな身振りで楽しもうとするイタリアの人たちと重なったのです。生きる事は繰り返す事だと行っても過言ではないかもしれません。家の中で毎日繰り返される実にたわいもない事は、10年、20年と蓄積される中で、気持ちのありようや家族の関係に知らず知らずのうちに大きな影響を及ぼします。 この家の設計が始まったときご夫妻は結婚して間もない頃で子供さんはまだいらっしゃいませんでしたが、ここで子供を育てながら、生きる事を真正面から受け止め楽しめる家を創りたいと思いました。

市街地の洞窟と中庭を囲んだ白い浮遊箱
線路近くの住宅地のため、騒音を防ぐために外周に窓のない中庭型住戸となっており、1階を親世帯+共有スペース、2階にLDK、中庭、寝室、子供室等の生活空間で構成しています。家へのアプローチは洞窟ような雰囲気とすることで、市街地との心理的距離を作り出しました。アプローチを進んでいくと、住宅街の喧騒から解放された2階リビングへと導かれます。 浮遊箱と表現された白い箱の中は、中庭を囲んだ2階リビングがあります。外部との接点を中庭に集中させたことにより光と風を取り込みつつも、隣の家・電線・外灯等の他の敷地にあるものが何も見えない「空を切り抜いたような空間」が中庭を覆っています。そんな中庭を囲んだリビングでは一年を通して、明るい空間と四季折々の美しい風景を楽しむことができ、「朝日で目覚め、夕日を感じて一日を終える」ような、市街地の中で自然と寄り添った生活ができる住宅が完成しました。

1st FRAME

HIYOSHI-K
敷地は周囲を住宅に囲まれた谷のような極端に細長い場所だった。そんな場所で求められたのは、明るく、風通しの良い家。セオリー通りに南にまとまった庭を取ると、庭に面さない奥の部屋は谷底のように暗くなってしまう。そこで、細長い敷地をあえて細長く分割し、東に光の落ちる庭を取った。そして、更に細長く、千切りをするように、東から、部屋、階段、スロープと建物のボリュームを縦に三分割した。そうする事で、全ての部屋はその庭に面する事ができ、庭からの光を享受できる。また、細長い敷地に対して、庭、部屋、階段、廊下をあえて細長くすることで、一般的なスケールの住宅には無い「長さ」や「距離」が感じられる、ちょっと遠い場所が生まれる。すぐ上とか、すぐ隣に見えている場所にすぐには行けない、近くて遠い、遠くて近い、そんな距離感が広さとはまた違う拡がりを与えてくれる。同時に、この住宅では表と裏を意識した。空が近く、木の床、高い天井で、温かく明るい表の空間。地面が近く、土間の床、低い天井で、静かな落ち着いた裏の空間。直方体のボリュームを床スラブと階段で斜めに立体的に分割した二つの世界を長いトンネルが繋いでいる。もう一つ、この表と裏は床の隙間の細長い窓で繋がっている。この窓には一般的なアルミサッシを使用した。現代の日本の住宅で欠かせなくなったアルミサッシは、特別な意味を持つに至ったと思う。それは内部と外部を間仕切る絶対的な境界。安価で施工も容易い絶対的な境界を、内部と外部、表と裏、水回りと床下に、ヒエラルキー無く多用する事で、無意識に刷り込まれた境界線を曖昧にする。表と裏の世界、ぼやけた境界、段々畑のようなスキップフロア、坂道のような階段、トンネルのようなスロープ、小さな箱に詰め込まれた様々な要素が谷を明るく照らしてくれる。家の中の至る所から子供の遊んでいる姿を見ることができる、文字通りの明るい家となった。

逢瀬町の平屋
敷地は福島県郡山市。百世帯の集落の中心部に位置し、近くには昔ながらの商店、小学校やお寺や神社もある。また、集落を囲むように田んぼや畑もある。仙台に住むご夫妻のための別荘でもあり、将来の終の住処でもある。築80年の既存家屋は建主のご実家で、数年前から空き家となり、老朽化が進んでいた。 このまま次世代に受け渡すより、まずは今後の生活拠点の一つとして整え、遠方に住むお子さん一家も滞在できる場になるようにと建替えを決められた。普段はご夫妻のみで過ごすことがほとんどのため、ワンルームの広がりの中に居間、食堂と書斎を配置し、そこに厨房、寝室、ウォークインクローゼットと水廻りを隣接させて30坪弱のコンパクトな暮らしを求めた。その居住スペースを挟むように東側に客間、西側に外物置を配置した。高さを抑えた平屋であるが、北側のハイサイドライト(高窓)によって視線が抜け、穏やかな光と豊かな竹林を取込んだ。また、ご主人の長年の夢であった薪ストーブもオーダーで製作。静かな炎を眺めながらのひと時は格別とのことだ。 竣工してからは足繁く通い、ご夫婦でゆったりとした時間を過ごされているという。

silver
60代夫婦のための平屋の住まい 住み慣れた土地を離れて 娘夫婦と孫たちの近くへ移住。 東と南に開いたL型のプラン 庭で作業をしていれば 近所の方と自然とあいさつができるような距離感を。 70代、80代になったときに 家のメンテナンスになるべくコストがかからないよう ガルバリウム鋼板の屋根と外壁材を採用。 外部の木部(ヒノキの柱と破風板)も塗料を塗り重ねていけば長持ち。 内部はオープンなワンルームですが 自然塗料でライトグレーに着色したあらわしのヒノキ柱、ベイマツ梁が 「場」をやわらかく明示し、インテリアのアクセントとなっています。 梁の部分にロールスクリーンを設置し、 必要に応じて、空間を仕切ることができます。 天井や壁の仕上も、吸湿効果や抑カビ効果のある自然塗料塗り。 塗装下地となるクロスを施工後、自然塗料を塗装しているので、 割れの心配がなく、塗り重ねていけるメリットがあります。 リビングは、小上がりの堀こたつのある畳スペース。 キッチン背面のカウンターに、ポットなどの家電を置いて リビングからの利用も。 孫たちがわいわい集まれるように 小上がりリビングの横は、孫たちの遊びスペース。 梁に取り付けたブランコで遊んだり、おもちゃを広げて遊んだり、 小上がりに腰かけて本を読んだり。 寝泊りできる客間としての使用も想定した、フレキシブルなスペースです。 南面開口に面したゆったりとした廊下空間も一体的に使用でき、 庭との出入りも想定すれば、アクティビティは無限大です。 思い出のある食器棚や婚礼家具等が設置できるよう キッチン脇には広めのパントリー空間、寝室にはWICをもうけています。 脱衣空間も、チェストとベンチを置いて着替えができ、また室内干しができるよう ゆったりかつ機能的に。 寒冷地でもよく利用されている、ガス温水のルームヒーターを 採用し、冬場はこのヒーター1台であたたかく、空気も汚さないので健康的です。 60代、シルバー(silver)世代のための住まい ライトグレー(silver)色がインテリアのまとめ役となった上品でモダンな住まい リタイア後の第二の人生は、 金色にきらきら輝くというよりも、銀色(silver)にやさしく穏やかに輝いて。。。 そんな応援の想いを込めた住まいです







